殺すぞ
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何が人をそういう思いに至らせるかなんて誰にもわからないわけよ 1970年代
アメリカでとある小説家が隣人の16才の娘をショットガンで殺害した事件が起きたそうな 事件当時被害者の少女は妊娠していて、警察は犯人が彼女に恋愛の感情を抱いていてかなわなかったから殺した
と最初は思ったそうな。でもよく聞き込みを続けると真相はまったくちがった 小説家は裕福だったしハンサムでモテた。それに対して被害者はお世辞にも可愛いとは言えないような容姿だった。しかも小説家は隣人一家とまったく交流がなく、少女と顔を合わせたのはドア越しにショットガンネイルをぶちかましたそのときが初めてだったというのだ その少女はとにかくキチガイのようにうるさかった
幼少期は毎日のように泣き叫び、少し成長するとヒップホップにハマって毎日大声で叫び、思春期になるとクラブミュージックを庭に大音量でながして仲間たちと踊るような子だった その騒音で執筆活動に影響が出てもそのたびに小説家は我慢した
泣き叫ぶのは子供のうちだけ クラブミュージックの真似事なんてすぐ飽きる
そう自分に言い聞かせて騒音をスルーしていた しかし事件当日少女は隣人の家に初めて訪れて禁句を口にしたのだ
少女「これから双子が生まれる。少しの間だけうるさくなるかもしれないけど大目に見てほしい」と もちろん少女に言葉通りの殊勝な思いなどなかったと思われる
よく調べてみると、少女はある勘違いをしてわざと騒音を上げていたかもしれないという結論に至った その勘違いとは
少女は誰しも自分に興味津々で、自分の遊ぶ声や音楽に合わせて歌う声を周りは楽しみに聞いていると勘違いしてる痛い存在だったようなのだ だから少女はわざわざ小説家がいる時間帯に友達を呼んで騒いだし、双子ができてからも『小説家さん!これからもさみしくないよ!』って感じで報告したのかもしれない しかし小説家にとって少女のイメージは騒音そのものであり、初めての挨拶はその喧騒は永遠に終わらない示唆に思えたのかもしれない >>19
そうか。でも他人のうらみには気をつけろ
相手がキチガイだったんじゃなく世間から見ておかしいのは恨まれているほうだった
よくある話さ 例えば俺は絶対に口に出さないがとある大型店舗がすごくうざいと思ってるし潰れて欲しいと思ってる
理由はその大型店舗の赤い屋根が景色と同化して危ない目にあったから その大型店舗のちかくの信号のない交差点を通るときさ
ちょうど止まれの赤い標識が赤い屋根に同化して見えるうえに、道路の止まれのインクがかすれて消えかけていたのさ もちろん気づいて止まったし事故なんか起こしてないが
赤い標識が多い日本で同じ色の屋根の大型店舗を建設したその企業に不信感をえたわけさ もちろんこのケースの場合は俺の被害妄想だしそもそも誰にも語らないからこの不満を誰かが認識することはない
しかしたしかにその負の感情は存在するわけなんよ >>20
せやかて他人の悪意に鈍感なまま生きていくわけにもいかんだろ
うーん引き込まれる文章力がある
ただ女を殺すのはNGだろ… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています