俺「その手刀のシーンまで巻き戻して」後輩「ま、まき…まき?」
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現実のビデオカメラだと多くは秒間24fps〜30fpsくらいが標準
つまり、記録される映像は秒間30コマのパラパラマンガ
これがスローモーションモードとかだと秒間120とか200くらいは割とイケる
さらにスローモーション特化のハイスピードカメラとかだと秒間数千コマとか数万コマとかになる
ただし、1コマごとの露光時間(シャッタースピード)が短くなるので、暗い画像(映像)になってしまいがち
またデータ量が多くなることもあり、あまり一般的とは言えない
さて、仮にこのハイスピードカメラで「ものすごく早い手刀」を撮影したとしよう
その場合、肉眼では一般人が見逃してしまうような速度の手刀でも、コマ送りなどを使えば誰でも確認出来てしまう
つまり、「オレじゃなきゃ見逃しちゃね」とはならない
では、一般的なビデオカメラで撮影した場合はどうか?と言うと、実はコレも「オレじゃなきゃ…」となるのかどうかは割と微妙である
例えば、手刀を打ち込む速度が30分の1秒だとしよう
ソレはつまり秒間30コマのウチ、1コマだけウデもしくは手首の辺りがブレて映る感じになる
それってコマ送りなら誰でも確認出来ちゃう訳だから、「オレじゃなきゃ…」は言い過ぎ
逆に30fspで映らない程度の速度だとどうなるのかと言うと、それはつまり、カメラの映像に残らないという事
映像に映らないほど早いなら、何回巻き戻して達人が確認したところでムダでしかない
つまりこのシーン、監視者の動体視力どーたらより、カメラの性能の方が割と大事というシーンになる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています