医療の発達と争いの根絶により人類の長命化が著しい日本では人口に対して食料やエネルギーが圧倒的に不足していた
政府は「間引き法」を設立、ランダムで選ばれた人間を処分し、遺体をエネルギーや食料に変換する法だ。
対象は浮浪者だろうが総理大臣だろうが関係なく無作為に選ばれ、毎日3万人が間引かれている
対象者を捕獲する仕事に就いている主人公と相棒は今日も対象者やその家族から罵声を浴びせられうんざりしていた。
今日の対象者リストを開封した主人公は相棒にこう告げた
「今日の対象者は罵声どころか感謝するだろうよ」
渡されたリストを見た相棒はそこに主人公の名前が載ってるのを確認した


おわり