俺「わかる」

古泉「おや、貴方の口からそんな言葉が出るとは」

キョン「いやだってあいつ可愛くないか?」

古泉「魅力的な方だと思いますが」

キョン「ふざけんなよ!寝取る気か!?」

古泉「まあ僕は彼女の分身の方が素直で可愛らしいと思いましたけど」

キョン「何言ってんだよ!ハルヒも可愛いだろうが!」

古泉「なんて言えば満足なんですか…」

キョン「この前ハルヒがな、俺にアイス奢らせたんだよ」

古泉「はい」

キョン「そしたらキョンにも一口あげるわ!って…成長したよな。昔なら土下座を要求されてたところだよ」

古泉「成長…したのでしょうか」

キョン「んで俺がそのままハルヒの食べかけを食ってやったらな、真っ赤な顔して『ばか…』だってよ。俺がすっとぼけて『ん?なんのことだ?』ってしつこく聞いたら『もう知らない!ばか!ばかきょん!』って怒るんだぜ?可愛すぎて即座に抱きしめたくなったよ…」

古泉「貴方がそのまま抱きしめてくれたらこちらとしても有難いんですけどね」

キョン「バカ言うな。恥ずかしいじゃねえか…」

古泉「僕に惚気るのは恥ずかしくないんですか…」