駿は脳味噌を止めてる時間がないから、アニメーターになったんだろう

庵野にも押井にも「面白いけど支離滅裂な人」と言われる、駿だけど
自分の脳内理想に呑まれすぎてて、他人やアニメーターたちへの指示が下手で、空気が死んでるのが目立つし
そのせいで、名アニメーターをいくつも破壊してきたのを駿自身も悔やんでいる

これは職人らしい能力の偏りとかじゃなくて
才能を支えてきた子供じみた意地や、こだわりのせいだと思うんだよね
なんつーか、好感度の高い絵を描けるから当たり前なんだが
ぶっきらぼうや常識の欠如って感じではない

落ち着けば話して、納得させるだけの論拠はあるのに
自分の感性の両分になったら、急に自閉症のモードに切り替わって暴走する

それについては多分、駿も自覚があるだろうに、なぜ落ち着いて話さないのか?
アニメーターは、ずっと落ち着かずに、エネルギーをぶつけて、描き続けなきゃいけないからで、それが天分だと信じてるから
その信念についてバランスを取る気がないのは

「才能のある発達」と思われる