総務省は15日、昨年10月1日現在の外国人を含む総人口が、前年比64万4000人減の1億2550万2000人だったと発表した。減少幅は比較可能な1950年以降で最大となり、人口減少の加速を裏付けた。また、東京都の人口は95年以来26年ぶりにマイナスに転じた。新型コロナウイルスの感染拡大やテレワークの普及で、近隣県などへ転出する動きが増えた可能性がある。

 総人口の減少は11年連続。年齢別で見ると15〜64歳の生産年齢人口の割合は59.4%で、最低を記録した。