俺「まぁすぐ治るさ」

桜「………」

俺「さくら?」

桜「なんで私に何も言ってくれないの…?そうやっていつもいつも私の知らないところで怪我ばっかりして……小狼君の怪我の手当ぐらいはさせて欲しいよ……」

俺「さくら………」

桜「分かってるよ、言っても無駄だって………でも小狼君が私を大切に思ってくれてるのと同じぐらい私も小狼君を大切に思ってるんだよ?」

俺「……すまない」

桜「その傷も、本当は木から落ちて出来た傷なんかじゃ無いんでしょ…?」

俺「………」

考え事しながら歩いてたらドブにハマって出来た傷とか言えない……