すげー夢見た
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舞台は学校
自分はだいぶ陰キャなんだけど上の奴らとも地味に話せるタイプ
何気ない毎日を送ってるんだけど
ある日突然クラスのみんなは体育館に集められることになる * *
* うそです +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y * 体育館っつっても天井は机の上に立ってジャンプすれば手が届くくらいの高さで
唯一おかしな点があるのは天井には無数のうんていがぶらさがっててること 集められた俺たちは入り口から一番遠い壁沿いに一列に立たされる
もちろん誰一人として自分の置かれた状況が理解できてない
みんな隣になったやつときょとん顔で顔を見合わせたりしてる状態だった すると誰が始めたかももうわからんけど誰かが机に登ってうんていを掴んだ
すると変な音が流れんの
音楽ではないただただ変な音
たぶん結構長い間、3、4分は流れ続けてたんだけど
突然それは止まった 「グチャァ」
肉が潰れるみたいな音がした
急いで辺りを見渡すと、この場から歩いて部屋から出ようととしてた生徒の首がなぜかぶっ潰されてた もうみんなパニックになってあわあわしてたけど最初にうんていに掴まってた奴はその間もどんどん出口に向かって進んでた
それを見たみんなも我先にとうんていに掴まり出した
そこで再び変な音再開 俺も急いでうんていに掴まろうとしたんだけど空いてるうんていがほとんどなくて
唯一空いてたのが他のうんていより一段高い奴だったからもたついちゃったの
するとまた音が止まった
その時動き続けてた奴は潰されてた ここでようやくみんなルールを理解したと思う
うんていでだるまさんが転んだやれってことなんだって
そこからは同じ事の繰り返し
音が鳴ったら進んで、音が止んだ時我慢できなかったやつから潰される 俺は出遅れたせいで変に冷静になれたというか音が止んだときは動かない
それだけを強く意識することができた もう何人死んだかわからないけど何度かそれを繰り返してるうちに
どうやら最初の一人が出口に到達したらしかった
「じゃああとは確実に脱出してくださいねー、脱出できたら殺さないのでー」 どこからともなく聞こえる謎の声ではじめてアナウンスを聞いた
俺はゆっくりだけど確実に歩を進めて脱出することに成功した それから1年
本当に命は助かったようで特に何も起きず、みんな日常を取り戻していた
俺は以前よりもド陰キャのやつらとつるんでた
しわしわで髪薄いガリガリ眼鏡と肌つるつるのぽっちゃりちび でもそんなやつらとつるんでたおかげか地味グループにいるけど綺麗みたいな女の子から告白されたりもした それまで全く意識してなかったけどよく見たらかわいいみたいな女の子と
二人で笑いながら下校してたら
「付き合ってほしいなぁ…なんちって」
ごまかす感じもかわいい、もちろんおk! 「こちらこそお願いします、でも君の気持ちに気づいてあげれなくてごめんね」なんて言ったら笑顔で「大丈夫だよ」って答えてくれた
かわいかった しかし再びそれは訪れた
みんなまた体育館に集められた
今度はうんていではなく、とにかく足場が悪い斜面
体育館なのになぜか斜面を登った所に出口があった
みんな理解していたから状況を飲み込むのも早かった みんな音にあわせて進む
それでも悪すぎる足場は少なくない数の犠牲を生んだ
今回は潰されると言うより透明な何者かに飲み込まれているようだった
やはり慎重に進むのが肝要だと感じた俺はゆっくりと、だが着実に歩を進めた 中腹の辺りまで来ると、人一人が入れるくらいの肉でできたようなピンク色の管が見えた
どうやらそれが出口の近くまで繋がっているようだったが何度か曲折しており中は液体で満たされていた
息を止めて進む必要がありそうだった 俺よりも前を進んでいた生徒達も戸惑っていたようだったがしばらくすると意を決したように一人ずつ中に入っていった 人が入っていくたびに肉の管は拡縮を繰り返す。その様は人が通っているというよりもむしろ人を飲み込んでいるように見えた 10人以上はその管に入ったように見えたが出口までたどり着けたのは遠目からみる限り一人だけだった
管の外観からはどう見ても1本道、わかれ道があるようにはとても見えないのに…。 そうやって状況を判断しながら歩を進めていたがついに俺も管の入り口までたどり着いた 入り口まで来ると遠目ではわからなかったことも見えてくる。
管の中は黄色の半透明で泡立つ液体で満たされていた。少し生臭く、そして酸っぱいような異臭も漂う。
いざ入り口を前にして俺は臆していた。 中は一体どうなっているのか、入ったまま出てこなくなった生徒達はどこへ消えたのか、本当にここに入って大丈夫なのか
すべきことはわかっていたはずなのにいざ目の前にすると足がすくんでしいまっていた。
その時俺の肩を誰かが叩いた。
「いこうぜ」 そこには肌つるつるのぽっちゃりちびがいた。どうやら俺の少し後ろを歩いていたらしい。
汗だくで髪もボサボサだったがこいつの目は確実に前を向いていた。
こいつの存在がこんなにも頼もしく思えるなんて。 俺は肌つるつるの後押しを受けてようやく覚悟を決めることができた。
一度大きく息を吸った後、俺は管の中に入っていった。 管の中はやはり人一人がちょうどハイハイで移動できるような空間となっており
多少の拡縮をあるものの思っていたよりもスムーズに移動することができた。
それでも中々出口に到達しない事に焦りを覚えていた頃、頭の中に直接語りかけてくるような何かの声を聞いた。
「ついに1人目の脱出を確認。以後制限時間までに脱出できない者は処刑とする」 なんだってぇ!?
制限時間までに脱出できないと処刑だと!?
前回そんなルールはなかった。それに制限時間があと何分残されているのかも確認できない。前回と状況が違いすぎる。何から何までわからない。
とにかく今は管からでないと。 俺は焦っていた。その焦りがさらに状況を悪くした。ペースを上げようと激しく動いたせいで息が続かなくなっていた。
出口はまだ見えない。苦しい。息ができないのはわかっているのに思わず口を開けてしまう。だが口に入ってくるのは謎の液体だけ。
もうそのまま飲みこんでしまいそうになる。しかしその時、管の先から明かりが見えた。 こう言う夢の中で夢って自覚すると急に恐怖心無くなる その明かりが出口と認識するより先に本能で体を前に進める。もう眼が飛び出そうになるほど、口の中にある液体を飲み込むのを我慢した。 「バシャーン」
管から這いずり出た俺は一瞬肋骨が折れたかと思うほど咳き込んだ。喉がヒューヒューと音を立てるし、まだ視界もぼやけている。
しかしそれでも前に進まないと犬死にする未来がまっている。 俺は意識が不明瞭なまま頭をあげると
視界に、体育館の出口、電光掲示板、肌つるつるのぽっちゃりちび、入ってきた。
え、なんでこいつ俺より先に… しかし俺よりもぽっちゃりちびの方が先に口を開く「もう無理だな。諦めよう」
そいつの言葉が俺の理解を早めた。
電光掲示板には「78」という表示。
その数字は1秒毎に確実に1づつ減少している。
そして出口までの距離およそ100メートル。
普通に走れば20秒もかからない。
しかし、疲れきった体、鈍った判断力、なにより一番やっかいなのがだるまさんが転んだ方式だった。 普通の人間なら諦めるのも無理はない。しかしここまで来たのに黙って受け入れられるほど意気地無しでもない。
俺はくたびれた体にムチを入れ体を起こすと、はやくも諦めているぽっちゃりちびを押し出すようにしながら歩を進める。 夢の中で、人を消したり
高速ジャンプしたり
街を破壊したことある 足は震えるが1歩ずつ踏みしめる。音が止まればそれにあわせて自分も止まる。
50秒……40秒……
あと、10メートル…
19秒…18秒…17…いける……
あと、5メートル…
8…7…6…5…
あと、1メートル…
助かった
そう思った瞬間、一瞬足の力が抜けた。
だるまさんが転んだの音が、止まっていたのに、片膝をついてしまった。 出口も、残り時間も、だるまさんが転んだも、全てが完璧だったはずなのに
最後の最後で終わった。
あと1メートルなのに。
「…ドドドドドドド」 横の方から地響きのような低い音が聞こえてくる。音は明らかにこっちへ向かってきていた。
音の方を見ると、さっき通ってきた管に脚と目が生えたような半透明の怪物がこちらに向かって走ってきていた。 俺は確信した。これまでに生徒達を飲み込んでいたのはこいつだ、と。
また、悪趣味だと思った。それまで怪物の姿なんて見えなかったのに処刑されるときにはわざわざ見せてくるのかと。
そして怪物は目の前で止まった。 大きく口を開いた。俺は全てを諦めようとした…
しかし、怪物が飲み込もうとしたのは俺ではなくぽっちゃりちびのほうだった。
次の瞬間、考えるより先に体が動いた。
「逃げろ!」 飲み込まれそうになったぽっちゃりちびを押し込むように、俺たちは体育館から飛び出していた。
自分でもなぜ行動できたかわからない。
しかし今、俺達は確実に体育館の外にいた。 俺たちが飛び出したと同時に、体育館からはブザー音が鳴り響き、扉は固く閉められた。
扉の向こうからはドカドカと何かが暴れる音が鳴り響いているが、固く閉ざされた扉はびくともしなかった。
管の中で聞いた謎の声が再び頭の中に響いた。
「必ずツカマエル」 俺の本能がとにかく学校から離れるべきだと訴えていた。
「逃げないと…」
俺はキョトン顔をしているぽっちゃりちびを連れて歩き出した。 夢はまだ続きあったけど書くの疲れたのでおわり
すげー夢だった このあとぽっちゃりちびと逃避行するんだけどぽっちゃりちびに俺の身柄を売られてピンチになる展開
なんでそんなことするんだって詰めたら女の子が好きだったのに取りやがってっキレ出す展開
(でも俺に助けられたから売るのも中途半端になった)
追い詰められて最後に逃げ出した俺が出会うのはスーツ姿の頭だけ猿の着ぐるみ集団なんだけど
そいつらが俺に加勢して管怪物と対決で夢は終わり
ちばみにスーツ猿こいつらの正体は一年前、体育館に俺たちを集めた黒幕なんだけどうんていの安定っぷりに俺の事を認めたとかいう謎設定らしい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています