去年の話をする
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俺の耳は特殊でな視認できるが、霊が話したことが全く聞こえないんや でも話してることはわかってな…頭の中に流れ込んでくる感じや 俺のじいちゃんの家には霊が住み着いててな俺が家に行くといつも姿を見せてたんや
ちな女で普通にそれ着てそこら歩き回ってもダサくはない服装 ある時、夢でじいちゃんの家に行ったんや
なんとなく2階に行ったらタンスの上に見覚えのない人形があってな、
それに触ったとたんめがさめたんや その日からその女が俺に取り付いてな最初は車で走ってると交差点にそいつがいるとかそんな感じだったんだが、
以前霊関係でばあちゃんの友達にもらった御札が家の玄関に貼ってあるって玄関の外にたってることがあったんやが一ヶ月位するとそれすら機能しなくなった 次第にその女の姿が変わっていってな服はボロボロ、髪はボサボサ、数カ所からの流血に始まり
最終的には黒く汚れた白い服、髪は伸び切り、その髪には御札が何十枚と貼られていた その姿になった頃には毎日寝かせてくれないんだ金縛りなあったり、酷い時は天井に張り付いて
血液、ゲロ、ドブが混ざったような血なまぐさくて黒い液体を何故か開いてる俺の口に流し込まれるんや もう毎日怖くてな、そいつに御札が貼ってあったから人形に触ったことで封印を解いてしまったんじゃないかとか考えてな
じいちゃんの家に泊まり込みでその人形を探したんだが見覚えがなければ見つかるはずもなく、
毎日泣きじゃくってたんや 前の件でもう俺とは関わりたくないって言われてたんだが
ばあちゃんに連絡を取って無理言ってどうにか友達に来てもらえるよう頼んでもらってな
その人だけが頼りだったんだ それで渋々来てくれたんだが来た途端にあんた○ぬよとだけ言って帰ろうとするからどうにかしてくれと泣きわめいてやると
あたしの師匠だから
といって名前、電話番号が書かれた紙をわたされた
○ぬなんて言われなくても薄々わかってたけど改めて言われるとこわかった その電話番号に電話すると
お祓いしてやるから3日以内に、○○へ来い、絶対に一人でこい、交通機関を使うな、人通りが少ない道を通ってこい
こちらに着くまでは誰とも会話するなと言われた じいちゃんの家はそこまで数十キロあってな、自転車で山道を徹夜で走ったんや
それでなんとか二日目の昼に着いて、若い女の人にもう安心していいからねと言って抱きしめられながら泣いた
その後○堂?聞き取れんかった
に連れて行かれて、小学校とかの卒業式覚えてるか?前で誰かが話(お経?)してて両サイドに合計百人は超えてそうな人数の人がいた
話が終わるとこいつだけか?とか言ってる人が数十人いたけど多分見えてない人だと思う
女が演説中にウロウロしててな大半は目をつむって下を向いていた 今のは全員の生気をあんたに少しずつ分ける儀式だった、さっきまでのあんたじゃお祓い中にこの世を去ってたと言われた
それでお祓いが始まるんだが詳しく聞くとその人達は除霊師ではなく送りビト、もしくは殺霊師と呼ばれている人たちで、
霊を媒介?俺ごとあの世におくるか、霊と戦ってもう一度○す(魂を壊すという感じらしい) その人達が言うには霊に取り憑かれると霊と人間が黒い糸のようなもので繋がるらしい
そしてその糸が多ければ多いほど死期が近いらしい因みに俺は100は繋がっていると言われた
普通なら正気を保ってないはずと言われた(当然だなw推しの為にまだ死んでられないし) いよいよお祓いがはじまり、絶対に意識を失うなと言われた意識を失った瞬間あんたごとあの世に送るしかなくなるから…私達もそれはしたくないしといわれた
十人くらいに囲まれ、意識を失ってはないのだが気がつくと蝋燭の明かりも消え、真っ暗だったから夜になったと思った
そこからしばらくすると体が異常に熱くなり、女の唸り声も聞こえてきた(冒頭で書いたとおり、頭の中で文字起こしされてるような感じだ) いよいよお祓いがはじまり、絶対に意識を失うなと言われた意識を失った瞬間あんたごとあの世に送るしかなくなるから…私達もそれはしたくないしといわれた
十人くらいに囲まれ、意識を失ってはないのだが気がつくと蝋燭の明かりも消え、真っ暗だったから夜になったと思った
そこからしばらくすると体が異常に熱くなり、女の唸り声も聞こえてきた(冒頭で書いたとおり、頭の中で文字起こしされてるような感じだ) 次第に唸り声は叫び声に変わり、堂の扉を叩いてくるようになった
数分だろうか数時間だろうか、もっと短かった気もするし長かった気もする。叫び声がやみ、俺はホッとして終わったのか?と思って周りを見渡していると堂の扉がゆっくりと開いた
それに気づいた送りビトたちもより一層お経のようなものを大きな声で唱える
俺がじっと扉の方を見ていると人影が見えた一瞬であいつ、あの女だとわかった
すぐ目線を戻すと目の前にあいつはいて、俺の首を締めてきた意識が朦朧とする中で絶対に意識を失うなと言われたことを思い出した下唇を流血するまで噛んだ 送りビト達は中に入ってきていることはわかっているはずなのにしばらくは助けてくれなかった
女と格闘している間に送りビトのお経が終わり、大声ですまない!よく耐えた!と言って加勢に来てくれた
女を俺から引き剥がし、堂の外にいた送りビトも合わせて約30人で戦うことになり、俺の隣りにいた男の人が
俺を守るための結界を貼る作業と一般的な除霊、糸を断ち切る作業を同時進行していたが、糸は切れなかったといった 送りビト達は中に入ってきていることはわかっているはずなのにしばらくは助けてくれなかった
女と格闘している間に送りビトのお経が終わり、大声ですまない!よく耐えた!と言って加勢に来てくれた
女を俺から引き剥がし、堂の外にいた送りビトも合わせて約30人で戦うことになり、俺の隣りにいた男の人が
俺を守るための結界を貼る作業と一般的な除霊、糸を断ち切る作業を同時進行していたが、糸は切れなかったといった 結界の中へ逃げ込むと普通に女が中に入ってきたから
俺は堂の外へ逃げようとしたが堂の中は送りビト達にバフがあるが、
外に行くと女も外に行くからと止められた
そうしている間にも送りビト達は戦っていたが死体がそこら中に転がっていた そして送りビトも残り10人くらいになったとき、俺がふわっと浮いて女に引き寄せられてな
ちょうど風が吹いて女の髪の隙間から目が見えてな、何故かとっさに全部見たら○ぬと思って
目を閉ざしたんだが今度はふっ飛ばされてな、頭を打ったんやその後すぐに断末魔のようなものが
聞こえて目を開けると女が真っ黒になって次の瞬間には消えていた 今は抱きしめてくれた女性と結婚してるが、頭を打ってその時にちと障害が残ってな書くのが遅いのもそれが原因だ
送りビトに関しては21人他界した
多分ニュースにはなってないがあとから聞くと敷地内に墓があり、そういうつてがあるらしくて火葬はそこでやるらしい
今回のようなことがあると他界するのは当たり前っぽくて戸籍がない人のほうが多いらしいわ
内蔵が出てたりと壮絶だったけどなんとか今は幸せだ ここまで見てくれてありがとうなw
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