約2,126億円の損失 (前年度は約1,510億円の損失)

このように、売上高は前年度に比べて伸びていますが、営業損益・税引前当期損益ともに、前年度よりも赤字が大幅に増加しています。

■大赤字で楽天ポイントも改悪へ
必ずしも赤字の影響だけとはいえませんが、楽天ポイントの改悪も行われました。

・楽天市場のポイントの対象が税込価格から税抜価格へ
・マネーブリッジ設定での普通預金金利優遇の内容変更
・投資信託でのポイントの改悪

上記の中で最も大きなものが、2022年4月1日から、楽天市場のポイント付与対象が税込価格から税抜価格になったことでしょう。対象は楽天市場だけでなく、楽天ブックスや楽天koboなどのサービスも含まれるため、多くのユーザーを対象とした影響の大きなものになっています。