海上自衛隊第23航空隊(京都府舞鶴市)の40代の防衛事務官の男性が、食事の支給対象外なのに、2年間にわたり毎週金曜日にカレーライスを
食べ続けたとして、防衛省は28日、この事務官を停職4日の懲戒処分にしたと発表した。事務官は「着任前からカレーだけは『味見』と称して
慣例的に食べられており、重大な不正という認識はなかった」と話しているという。

 海上幕僚監部によると、艦艇の乗組員や学生らには食事を無料で支給すると法令で定める。事務官は2017年4月〜19年3月ごろ、
当時勤務していた部隊で、一部の部下隊員が支給対象でないと認識しながら、毎週金曜日の昼に食堂でカレーライスを
食べていることを黙認。さらに自らも食べていたという。隊員5人も停職処分を受けた。

 海自では金曜昼にカレーを食べる習慣があり、海自カレーとしてPRしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/416b92964628c46e764ee0017a5fddae5c74a0b3