春が泣く涙急かすように
空高く舞い散る花のように
空っぽの胸に舞い落ちた花びらが涙のようだ

月曜の朝いつものように鳴った時計が
僕の淡い眠りを遮るいつものように
窓の外を彩る桜の木が呼んでいる
僕の心を散らすように ああ

春が泣く涙誘うように
さんざめく桜の花のように
空っぽの空に舞い上がる桜の花が泣いている

地中深く根付く桜の木のように
僕も地に根を張って生きれたら ああ

春が泣く桜を散らして 空高く花の声を上げ
僕の胸にさんざめいてる声を掻き消すかのように

春と泣く涙を散らしてさんざめく花吹雪のように
まっさらな青空に響く春の泣き声が響いてる