岐阜県教育委員会は22日、生徒とSNSで私的なやりとりをしたとして、中学校の男性教諭(29)を減給10分の1(6か月)とするなど、2件の懲戒処分を発表した。処分は同日付。

発表によると、男性教諭は昨年10〜12月、中学3年の女子生徒に対し、無料通信アプリ「LINE」を使って「大好き」「ぎゅーしたい」「付き合いたい」などの不適切なメッセージを送信した。教諭は「人としての親近感で、友達のように接してしまった」と説明したという。

 また、パワーハラスメント行為があったとして、県立岐阜農林高校の男性校長(59)を戒告とした。男性校長は昨年3月8日、人事評価を不服とした男性教諭に対し、「この評価で何が不服なの」「こんなことしていいの。えっショック後が大変だよ」と発言するなどした。男性校長は「パワハラの認識はなかったが、申し訳なく思っている」と話しているという。
https://imgur.com/DgZlQsO.jpg