特に日本人のオーラルセックスに対する危機意識は低いといわれ、インターネットで8700人を対象としたアンケート調査(北村邦夫:「日本人の性意識・性行動調査」、2011)によると、全体の49.5%(男性54.4%、女性42.7%)がオーラルセックスを行っており、その際、性感染症を予防の目的でコンドームを使用していたのは、17.2%に過ぎず、全体の82.8%(男性79.4%、女性87.9%)は、「全く使わない」と答えた。日本性教育協会の調査によると、女子高校生の97%(男子高校生は6.7%)は、クラミジアに感染しているというデータがある[3]。