理科大附属高校の生徒像として「モノをつくる力で、コトを起こす人」を掲げています。既存工業高校のモノづくりを徹底的に学び即戦力となる人材を養成するカルチャーを引き継ぎつつ、ただつくるだけでなく自分で本質を理解し何をつくるべきか考え、「モノ」を形にする力(デザイン)を学び、しっかりとつくり上げるテクノロジーの力を身に付けてもらいたいと考えています。そして「モノをつくる力」で人間の未来を変えられるようなイノベーションを起こせる力として、技術を学び社会に変化を与えられるような人材を育成したいと考えています。

これらを実現するためのカリキュラムを構成する概念図として「理科附サークル」を作成しました。カリキュラムの中心に「モノをつくる力」を配置し、物事の本質や自分自身を理解するための「言葉」、自然や社会を理解するための「数字」、魅力あるモノを形にする「絵(デザイン)」、そしてモノをつくり上げる「プログラミング(テクノロジー)」の4つの分野で構成しています。その外側を取り囲むように技術者精神を養う「社会と関わる力」を配置し、コミュニケーションやコラボレーションといった「人と一緒につくる力」、地域経済を理解し地域連携をおこなう「隣人と生きる力」、そして自ら起業したり事業を創出するための「コトを起こす力」を配置しています。

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