残暑が厳しい去年8月下旬。32歳の女性教師の自宅に、複数の捜査員が押しかけてきた。中には女性警察官も含まれている。女性教師の前に紙切れが示された。「捜索差押許可状」。いわゆるガサ令状と呼ばれるものだ。

捜査員は自宅内の家宅捜索に着手。女性教師から事情聴取を始めた。容疑は、東京都青少年健全育成条例違反。この条例は、未成年者との淫らな・わいせつ行為を禁止するもので「淫行条例」とも呼ばれている。その時、女性教師は、2年前の春の”過ち”を思い出していたに違いない。

https://www.fnn.jp/articles/-/334264