国連のグテレス事務総長は14日、記者団に対し、ロシアの核部隊の警戒態勢引き上げに言及した上で「かつては考えられなかった核戦争が、今では起こり得る」と懸念を表明した。
ウクライナ侵攻の影響は全世界に及び、食料供給網も崩壊の恐れがあるとして、即時停戦を改めて訴えた。

グテレス氏は「核関連施設の安全性も保たれなければならない」と強調。「事態は悪化の一途をたどっている。この戦争に勝者はなく、敗者だけだ」と述べた。
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