童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日幸せな生活をする。

そんなことを一瞬にして考えた。

でも、るしあは「まふまふはどこ?まふまふどこにいるの?」
って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。るしあはまふまふと幸せになるべきだって。

だから俺は一緒にまふまふを探してあげた。
やっぱりるしあの笑顔は俺に向ける笑顔よりまふまふに向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。

そんな夢を見た。
起きてとなりをみた。
るしあのエンゲージリングがあった。
目から涙がこぼれた