交番内で同僚の女性警察官を盗撮したなどとして、和歌山県警は34歳の巡査長を停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。

 和歌山県警によりますと、和歌山市内の交番に勤務する34歳の巡査長は、去年12月までの4か月間に、3回にわたり交番内の洗面所にスマートフォンを設置して、同僚の女性警察官2人を盗撮したということです。また少年事件を担当していた2020年4月、児童ポルノ事件の記録を閲覧して、2回にわたり女の子2人あわせて9枚の写真を個人的に保管したということです。

 県警の調査に対して巡査長は「本当に申し訳ないことをした」と話していて、今年2月10日付けで依願退職しました。

 和歌山県警は迷惑防止条例違反容疑などで巡査長を書類送検していて、「警察官がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫びする」とコメントしています。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20220210/GE00042417.shtml