小説家志望ぼく、カロリーが高い=エネルギーになる であって腹にたまるではないということに留意されたい
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>>3
100万文字が厚いのはその通りだろ
「俺に勝つ日は来ない」というのは本当かわからんけどまあいいだろ
言うことないじゃん >>4
悲しいな
作品すら評価できないのはさ
ほんと淋しいな >>6
俺はまだ1%しか出来上がってないからな
現在1万文字
あと99万文字書かなければ発表できない >>7
まず見ないことにはね?
それによっては俺がお前の味方にも生り得るわけだが? >>8
俺はもう最初の5000文字だけvipでレスしたから見たけりゃ見ろよ 容貌とて優れたところはなく、秀でた技術があるわけでもない男がいる。名前は松田という、彼は徐々に人が変わってしまった。
最初の徴候はこのようなものである。母親が彼に「おまえは普通でいい」という意味のことを言う。同じ内容の言葉は何度も聞かされたものだが、今度の松田は少し違った。急に腸はらわたが煮えくり返る気がして、母親を頭上に持ち上げたのである。
六十になる母親は妙な顔をして、なんの真似だと言った。
「おれは普通じゃないよな?」
それからえ? と短く返事をしたっきり。松田は母に興味を失った。
第二の徴候、第三の徴候は並べ立てるでもない。こんな小さな事件が偶発的に起こり、そのたびに松田の脳内に電気信号が伝わった。
最後の、最も重要な事の起こりを挙げねばなるまい。それは日曜日の昼、書店に入った時起きたのだ。
ある本が目に止まった。エジプトやメソポタミアの律法が紹介され、論じられた歴史の入門書である。この本が松田の神経をひどく狂わせ、読み終わる頃には強い正義感と人間への懐疑が心を支配するようになった。
人は松田を避けるようになった。叱られる事が増え、相談すれば無視されるのだった。彼が「こんな仕事クソだ」と叫び、荷物を放り投げた事がある。同じ肉体労働を仕事とする同僚たちは彼を囲んで口々に罵った。大学を出た後輩が彼を無教養だと笑った。怒りではなく、自分ひとりが取り残されてみんなは出世してしまうという妄想に取り憑かれた。
春の午後、松田は一人歩いていた。花の甘い匂いがした。まとわりつくようなぬくもりが首元を伝った。バッタやカマキリが草の間に潜んでいた。そして人々の、全く知らない誰かの目が松田を恐怖させた。木々の間から見える人、向こうから来る人、子供がこちらを見上げて目をそらした。彼には人の悪意が手にとるようにわかった。
あの子供はおれを憎んでいる。おれが働いていようが、そんなことは関係ない。人に混じったつもりでも駄目だ。人というやつはずる賢くおれのような弱者を見つけ出すんだ。そして接点を持てば攻撃、攻撃だ。
気がつくと彼は長い上り坂に来ていた。どこなのかは言えない。しかし迷子になったとも言い切れない。松田はこの時、家の近くの公園に出かけて散歩をするつもりだったのだ。知っている道に簡単に出られるはずだ。彼は顔を上げて先を見通そうとした。
しかし先が見えないのだ。信じられないことに、目の前はずっと続いている。薄ピンク色の花に囲まれた坂道があるばかりだ。
彼はそれから何時間も進んだだろう。太陽はずっと高いままだ。しまいに松田は坐り込んだ。足が痛くなった。松田は目を閉じた。風の音が聞こえた。ずっと目を閉じたまま、しまいに眠ってしまった。不吉な温い日差しが彼の神経を悪夢に閉じ込めた。 「目覚めよ。我は絶対国の首都にして、それ自身が意思を持つ。我は神であり、また王である。何百回も我は死んだ。我こそ歴代の王そのものなのだ」
松田は目を覚ました。すると目の前は真っ黒なのだ。
「我の名を呼べ」声が聞こえた。
「ディルマンディディエ」松田は神の名を知っていた。しかしどこで知ったのかはわからない。なぜだかこの時、神の名を答えられたのである。
松田の声に反応するように視界一面に街が見えた。ここはとても高いところで、世界を覗き込んでいる事がわかった。
「ディルマンディディエの街だ」松田にはわかっていた。ディルマンディディエという神は都市そのものであり、街が神の体なのだ。
松田はすべてわかっていた。ディルマンディディエは絶対国の首都だ。絶対国とはこの世界唯一の国で、代王が神に代わって統治している。代王は本人も何代目かを知らない、名前を持たない王である。
この世界唯一の国で、侵略したりされることがないという理由で歴史書をつけないのが習いだ。もしつけていたなら、代王の名前や年号は発表され、暦も完成したであろう。
しかしここで夢は終わった。目が覚めると坂道に居て、ディルマンディディエの存在はこの世界にはない、異世界のものとして認識された。神に話しかけられるという夢は松田にとって不快だった。
夢の中では半ば崇拝すらしていたディルマンディディエが現実では奇妙な異国の神としか見えないのだった。
神は松田にとって邪魔だった。神は人間が作った虚像か、化け物だと思った。
坂道をずっと歩くと、大きな穴が口を開けていた。行き止まりのようだった。道があるにも関わらず、それはこの穴に続く意味のないものだったのだ。松田は少し考えた後、この穴を覗き込んだ。
最初は真っ暗に見えたにも関わらず、闇に目が順応するように、その風景が見えるようになった。それが夢で見たのと全く同じ大都市なのである。そして穴ではないことがわかった。水面か、鏡のような何かだ。それがスクリーンのように向こう側を映し出している。松田はこれに触れてみたいと思いながら見ていた。
その奇妙な何かは徐々にうねりを増していた。波が立った水にそっくりだった。その模様を見ていると幻覚のように視界が入れ替わった。頭痛がした。めまいがした。このなにかに取り込まれる事がわかった。松田は這いつくばった。地面が揺れていることがわかった。
それで気がつくと夢のディルマンディディエに居たのである。あのディルマンディディエに、松田が何故か知っている、妄想の産物のようなディルマンディディエに立っていたのだ。そこは大きな西洋風の石造りの家が並んでいて、大きな道が中央の広場に向かって何本も伸びていた。街は集中線を描くように作られていたのである。 「税率は落とさない! この国を守るためだ! 我々は今危機に瀕しているのだ!」
「しかし代王、税の使いみちが不透明ではありませんか」
「そのことについてはただちに対応する!」
代王だ。髭をたくわえた、しかし妙に肌艶の良い、髪のくねった男だった。ディルマンディディエの中央の広場で代王が今後の政策について議論している。
するとこれは年に数回ある庶民の信頼を掴むための御行といったところだろう。
「おい! そこの、奇妙ななりをしている者!」その声は松田を指していっている事がわかった。
「わたくしのことでございますか」松田は思い切って口を開いた。
「お前のことは聞いている。お前は神に遣わされたのだ。余は、お前と神の夢を見た。どこかここではない世界で坂道を登っているお前が見えた。神はあれこそが勇者だと余に言うのだった。その夢はもう、三十年も前のことだが決して忘れてはいない」
代王は正直そうな調子で喋った。疑ってもしかたがない。夢というものは証明できっこないのが残念だ。
「わたくしはその、坂道の世界から来ました。そして坂道の途中でディルマンディディエの夢を見、その日のうちにこっちの世界に来たのです」
「ディルマンディディエのお導きであるぞ! おお、見事だ。きっとおまえはあの浜田の伝説のように活躍するに違いない」いかにもおもてなしといったふうに、代王は口だけで笑みを作っていた。
「わたくしは松田といいます。浜田という人も同じ世界から来たのでしょう」
「浜田は街に害をなす大蛇を殺した。最強の勇者であった。古い叙事詩にある通りだ。松田もまた戦士としてこの街を助けてくれるに違いない」
「この平和な世界に、敵はどこにいるのですか」松田は疑問を漏らした。松田が代王に言いたいのは、「この世界における問題、すなわち絶対国を囲む敵や脅威とは何か」であり、本音をいえば「本当に絶対国がこの世界唯一の国なのなら敵などないではないか?」ということだ。
しかしそれとて正確な表現ではないだろう。
要するに松田はすでに絶対国以外にも国があって当然だと検討つけていたのである。
代王が答えて曰く、「東の方へ、ずっと進むと高い山がある。名はイダ・イルディンだ。あの山へ行くのだ。そして麓にいる巨人を殺してこい」
「その巨人と言うのは」松田は巨人が人なのか、怪物なのかが気にかかった。絶対国に属さない異民族がやはりいるに違いないのだ。
「つまりな、家を持たない、家族を持たない、法を持たない奴らなのだ。我が国は文明でこそ世界一だが、ああいった馬鹿力のならずものは手に負えないというわけだ。わからないことがあるかね」
「何一つありません。何一つありませんよ!」松田はそう言ったのだ。わからないのは――代王の言葉の裏だ。奴はなにかを隠している。(こいつは隠しているに違いないぞ)と松田はゆっくりと、この言葉をこころの中で繰り返した。
「そうか、なら殺してくるが良い。なんといってもお祝い事の準備で忙しい。おまえに必要なのは音楽と快楽だ。娘を山程連れてこよう。とびきり毛並みの良い、権威のある、王冠のようなやつをな。
ところでこれは物資だ。受け取れ」代王は松田に数ヶ月は暮らせるだけの金をやった。
さも侮蔑したように代王は松田に笑いかけた。不自然さを隠すことすらせず、「こいつは身内ではない」と考えているのだ。しかし本当にそうなのだろうか? 本当に――この悪意は松田が日本人で、絶対国の生まれではないからという理由で向けられたのだろうか。
「ありがたい限り、王のあまりのご威光余って、俗人たる私にはあまりに眩しいくらいです」それが別れの挨拶だ。それっきり! このことは確かに両者にとってわかっていた。そうして腹の中ではその感触さえ疑っている。
(これで"やりあった"気になっては思うつぼさ。これで真意を測って、本音から対立して、おれはあいつとは馬が合わないなんて吹聴するものじゃない。
なんにせよ、都合次第だ。事は簡単になったり、あるいは雁字搦めにだってなり得るぜ。
ところで、あの王様は庶民のようだ。こそこそ欺いて何をするつもりだろう。きっと自分のことを非凡人や貴族と思ったことは一度もない、泥坊根性さ。自分が一番哀れなんだ。あんなのに命を捨てるやつは馬鹿だ) これは典型的な用語で貫くタイプだがら絶対に100万まで行かない
あと本当は何も考えてないくせに俺のピラサーパクったろ
もしパクったなら嬉しいけど >>11
「秀でた技術があるでもない」を「秀でた技術がある(わけ)でもない」に変えて
これの「どこなのかは言えない」を「(彼は)どこにいるのかわからないが、間違いなく家の近くにいるはずだと思った。松田はこの時、家の近くの公演を散歩するつもりだったのだ」にする >>15
用語で貫くってなんだよ
あと俺はドストエフスキーっぽくすることしか考えてないぞ >>17
ごめん罪のアントがそれだし
そして俺の読者が増えたわありがとう! >>19
無知が罪なら罪のアントは狡猾な罪だぞ
簡単に罰なんてきめつけんな >>21
つまり罪のアントは罪じゃん
まずお前の作品を晒せよ >>22
俺の作品で晒せるのは以上だぞ
ちなみにさっき晒したところから貧乏な鉱夫に革命思想を植え付けるシーンが始まる
そこまでは書いた >>23
なるほど
なろう系でないことは評価できるが少なくとも連載じゃなくて書き下ろしが許されるのは名の知れたプロだけだよ >>24
いいや、俺はこれで伸ばす
投稿が始まれば新着小説に載りまくるぶんこっちのほうが強い 【腸内環境改善で免疫力UP!】
腸の健康を保つことが免疫力を高める鍵と言われていますが、そのためには腸内の善玉菌を増やすことが大事です。
@発酵食品
乳酸菌やビフィズス菌を継続的に取り入れ、善玉菌を増やしましょう。
(納豆、ヨーグルト、チーズ、味噌、黒酢、麹、ぬか漬け、キムチ etc)
※ただし塩分の摂りすぎは免疫に悪影響なので注意
A食物繊維
食物繊維は腸内細菌のエサとなり、善玉菌を増やします。
(野菜、果物、きのこ、海藻、芋類、豆類、未精製の穀物 etc) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています