江戸幕府が倒れた後なんで市民は武士に250年の恨みを晴らさなかったの?
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明治初期に元代官が商人や百姓にリンチされて殺されたみたいな話を聞いたことがない 無血開城なのと当時の徳川のひとは天皇大好きだったからな >>4
徳川とか天皇の話ではなく下級役人と庶民の話な 武士が武士を倒したのが明治維新なのに何で武士に復讐するんだよ あの時代だと商人のほうが力持ってたし
後家人株買って町人が武士名乗る時代だからな 今住んでる街が滅んだとして市役所に殴り込むかって言ったらそんなことないだろ 待て待て…
そもそも戦国の世を治めたのが武士だ
強い男たちだ、そいつらによって自分とこの土地が豊かになるかどうか決まったワケだ
言わば選挙と同じだよ、自分とこの1番強いやつを夜に出してランキングつけた、そして決着した。
戦えない人民にとって戦う高い能力を持つ武士に恨みがあるわけなかろうて >>8
今の市役所職員は気まぐれに切り付けてきたりすれ違う際に頭を下げないとキレたりしないじゃん 江戸中期からは大半の武士は商人に笑われるレベルの存在だったようだが >>6
これ
下級層が革命起こして政権とった訳じゃないしな 「あーまたリンチで元りゃんこがやられとるわ体制変わったばっかで忙しいし急病死にでもしとこ」 恨みがなかったからだろ
江戸時代後期には下級武士より町人や豪農のが経済的には強かったわけだし
というか幕末には金の力で下級旗本の身分が買える時代になってたし 既に出てるけど庶民による下剋上の武力革命じゃないから
日本人なら小学5年生以上皆知ってる話だけどな 個人は知らんが集団として対して恨み持ってなかったからじゃね 武士の力が弱まってたのと、江戸幕府の統率力も平和ボケしてきていた。
そして薩摩や土佐では武士の数が圧倒的に多く農民と変わらない生活をする下級の更に下に位置する武士なんかもいた。
黒船来航から海外の世界を知った日本は、鎖国と開国に意見を分かち、鎖国派は攘夷を唱え、開国派は国を開き近代化を目指そうとした。
ま、幕末の頃には新政府が樹立してようが幕府が勝ちようが近代化に舵を切ったと思われるが……
幸運だったのはイギリスをバックにつけた新政府が勝ったことかな、フランスをつけた幕府が勝ってたら、うーん。。。
まあいずれに不平等条約か、笑 >>18
有能幕臣だった福沢諭吉の提言通りフランス軍に長州を叩き潰させていたら日本はどうなっていたんだろうとか考えるよな 旗本という権力者は基本的にそのまま貴族という権力者になったからなぁ 官軍による幕府への復讐なら小栗上野介の殺害とか近藤勇の処刑とか彰義隊や会津藩への攻撃で済んでるからな
旧幕臣を集めたエゾ共和国も敗軍なのに責任者の榎本武揚や大鳥圭介は許されて明治政府に重用される
復讐よりも人材集めが急務だったのが明治政府
土方歳三も投降したら陸軍大佐くらいの地位は貰えたんじゃね >>20
長州が独立国家になっていても面白かった!
しかし、長州は人材を失いすぎた……
吉田松陰に始まり、高杉晋作、久坂玄瑞、がデカい。
毛利家の方針はあの時代全く間違っていなかった
事大を先取りしすぎた 榎本武揚がちゃっかり閣僚についてるのは納得いかねー 水戸と長洲は派手に人材を失くしてるな
薩摩は状況にあわせて本当にうまいことやってる >>21
それは幕臣じゃね?
旗本は静岡藩で藩士になるか農業やるかとかだろ? そりゃ商人や町民の方が裕福な暮らしをしてたからな
士農工商って言われてるけどそんな身分制度は無かったし
どちらかと言えばこの順番は貧乏な順
武士は借金だらけの貧乏人 >>25
いや…島津斉彬だよ
あいつが突然死ななきゃあのまま幕府で内政を整えて近代化への舵をスムーズに切れた
徳川御三家の意見をまとめられる唯一の人材だったからな
島津斉彬が死ななきゃわざわざ新政府も何もいらなかったと言ってもいい >>28
それはあるな確かに
当時の記録でも斉彬の上洛は京の人間も歓迎ムード一色だったとか
血生臭い事件が多発してたからね
だから毒殺なんて言われてもおかしくないタイミング >>24
人望も留学経験もあるし船も動かせるし語学堪能のエリートだから みんな忘れてるけど江戸幕府は300年もの間戦争を起こさない平和な時代を作った功績があるからな
幕府は意図は色々あるが最初から戦争を起こさないようにする社会を作り出してる
日本は鎌倉からずっと戦争戦争戦争だったからな
むしろ明治政府になってから現在までたったの100年程度でこれだけの戦争が起こってるんだからな
江戸を酷い時代だと言い切る事はできない そんなに数いないし揉め事の仲裁はしないと駄目だし
スルーすると罰則あるし刃傷沙汰の仲裁で負ける切腹だのお家お取り潰しになるし
まあまあ治安の役には立ってたんじゃないか? 政権交代しても俺らはそこまで関心ないだろ
同じように当事の庶民も江戸幕府から明治政府になったところでそこまで変わらんよ 明治政府が神政府だったら庶民も調子乗って武士にお礼参りとかしたかもしれんが 江戸幕府の人間は政治犯になったろ…
海外の本翻訳してたようなエリートが凍死しながら北海道開拓してたよ
なんで歴史に残ってるのに間違ったこと言うんだ?わざとか? で、よく言われるヒニンとかエタも単純な差別のための物じゃない
これも浮浪者や不定住者、無職が存在してる事が社会の混乱の原因だと考えて職や住居を与えてまとめた物
良くある俗説みたいな「農民が下を見て差別するはけ口」なんていう物じゃない
よく言うなら「社会保障」だと言える
だから江戸幕府が消滅するとこれらの人々の生活が立ち行かなくなり、心配してた通りの反社会勢力に成ったりしてる
江戸時代は浮浪者や無職を出来るだけ作らないように社会の体制を構築してた時だと言える 穢多は葬儀屋や屠殺を生業にしてる穢れある職業で金持ち
非人は犯罪者
全くの別物 現代で言うなら浮浪者や無職や役者や芸人、ヤクザの様な反社会勢力に公的な仕事や役割を与えて管理したみたいなものがエタやヒニン
今の人権とは感覚が違うけど彼らが社会から外れて世の中を乱さないように生活出来るようにしていたわけだ 考えてみると歌舞伎役者なんてのも下層階級に属するのに「江戸文化の継承者の現代の上流階級」みたいな扱いになってるのは面白いよな 250年ってなんなの?
30年くらいで世代交代するのに 教育もろくにない庶民が
恨みだ恨みだいって8代も引きずるってなんだろうな
まともな思想じゃないよ 今の世も200年後には美化して語られるんやろな 当時(現在)は陰湿で粘着でーとか言ってるのにな >>46
暴走族や空き巣カツアゲ万引きひったくり、吸い殻、ガムカス、路上運転の黄金期である時代を指して
昔はよかったって言ってるのうじゃうじゃいるしな >>43
團十郎とか当時から金持ちではあったよ
千両役者って比喩じゃなくガチの契約金だし >>47
慶喜や徳川家に恨みある奴がいなかったんだろ 時代劇だと侍がよく意味もなく町人を切り殺してるけどあれも重罪
刀抜いただけで死罪レベル
江戸時代は戦国の殺伐とした気風を無くして理性と平和を根幹にしてるから武士と言えども暴力は許されない時代
その辺もイメージと違う 恨まれてたからわざわざ渋沢栄一が「徳川慶喜公伝」ってヨイショ本を書いたんだぞ >>42
役者や芸者はエタヒニンじゃなくて身分制度に属さない人たちだよ
エタは明確な被差別部落に住まわされてる人、ヒニンは犯罪者や浮浪者
士農工商はカーストのような徹底した身分制度ではなくて緩く流動的なものだったと言われてる
ヤクザや博徒や渡世人も下層ではなく農だか工だか商の普通の町人 >>51
まあ徳川家光も水戸黄門も若い頃にフツーに人斬り殺してるけどね いわゆる武士道や武道が推奨されたのも戦国の野蛮な空気を無くし新しい武士の姿を広めるため
相手を殺すための武士や、相手を殺すための技術じゃなくて、あくまでも精神を高める上流階級のたしなみになったと >>57
応仁の乱以降、形だけ貴族の貧乏貴族連中がこぞって便乗して
成り上がり金持ちになったんだぞ >>56
河原芸者時代の座は底辺ではあったけど被差別ではなかったよ
江戸中期以降の屋号のある歌舞伎役者は町人だよ
商人という身分を作るためにダミー店舗を持ってた >>51
そういう風になったのは犬公方の頃だって話だよ 江戸時代には歌舞伎は度々規制の対象になった
で、基本的に風紀を乱すってのが理由だけど、その中に「身分違いなのに町人と普通に交わる」という点が問題とされてる
大スターで大金持ちだけど、設定された身分は低く町人と交われる立場ではないと言うが問題視されてる
幕府の作った括りを乱してると言うわけだな 江戸時代、物価がどんどん高くなっても武士の給料の石高は同じで、
武士では食っていけず武士の階級を売って平民になる人がたくさんいたらしい
武士は威張る余裕なんてなかった。平民に恨みを買う理由がないW >>62
7代目団十郎って天保の改革のときに江戸を追放されてるけど
ただの町人が江戸を強制排除されるもんかね >>59
初期に取り締まり過ぎて元禄辺りには都市圏じゃ使い所がなくなる程に治安が良くなって
身体鍛えるより頭鍛えた方が遥かに出世しやすい仕様からサラリーマン事務員ばかり増え
危惧した上層部が何度も御触れ出して喝入れする羽目になっただけ >>66
幕末の下級武士なんかはたいした録も貰えず自給自足だからね
集落襲って賊に落ちる奴も居たそうだしな >>67
代官って「悪代官」のイメージがあるけど、実際は農民から幕府にチクられたら
首にされてたし、実際は農民に相当気を使っていたらしい
・代官とは、幕府の直轄地を治める「知事」
・重責を負うのに、現代なら年収800万円、部下20名の部長クラス
・上司にチクられ、クビになるケースもあった
・不作のときに年貢を減らしてくれるので、農民からは歓迎されていた…
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/22652 >>72
いや、だから>>66の「食ってけず」が成立しないだろ? 武士にも色んなのが居る
面倒見の良い百姓から慕われていた武士(マネジメントをする上司)みたいなのは多かったんじゃないの?
まあ中には俺は武士様だぞ!!って嫌われてる奴も沢山居ただろうけど。まあ嫌われ者の上司と同じだな >>72
海外の貴族みたいな感じだな
貴族も自分の土地をちゃんと管理出来なかったら終わるし 戊辰戦争によってもう武力は通用しないって印象付けられた >>66
江戸時代は米本位体制って言うかなり面白いシステムだよね
これも「土地を支配する人間が優位」と言う社会構造を固定するための処置
商売で幾らでも金が増えていくような形にすると武士の権力の根拠が根底から覆るからね
でもそのせいで逆に米相場と物価のアンバランスさが生まれて武士の経済は不安定で常に火の車と言う
皮肉なもんで >>74
お互いに作法があるからそんなフレンドリーに会話することはないよ
小作農に慕われるとしたら庄屋や豪農 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています