慶應義塾大学の男子学生が、東京・世田谷区の病院が管理する空き家に放火したとして警視庁に逮捕されました。「不眠症で体調が悪くイライラしていた」と供述しているということです。

放火などの疑いで逮捕されたのは、慶應義塾大学2年の村松葵容疑者(20)で、去年11月13日の未明、世田谷区野毛にある空き家に侵入して火を放ち、半焼させた疑いがもたれています。

警視庁によりますと、空き家は隣接する病院が所有する土地に建っていて、病院側が新規の施設を建設する予定だったということです。

当時、火は病院の事務所にも延焼し一部が焼けたということで、村松容疑者は「ライターで火をつけた」「不眠症で体調が悪く、イライラして衝動的にやった」と容疑を認めているということです。(31日11:08)