問題難易度は国家資格の基本情報技術者試験(FE)と同レベルな模様

国立大受験、共通テストにプログラミング…25年から「情報」追加で6教科8科目に
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/daigakunyushi/20220128-OYT1T50158/

2025年1月の大学入学共通テストから出題が始まる「情報」について、国立大学協会は28日、すべての国立大で原則、受験生に課す方針を決めた。国立大が大学入試センター試験から受験生に課してきた「5教科7科目」は、情報が加わり「6教科8科目」となる。

高校では今春から、プログラミングを学ぶ必履修科目「情報I」が新たに導入される。このため、共通テストの情報もプログラミングが出題範囲となる。共通テストと2次試験の結果をあわせて合否を決める国立大受験には、プログラミングが必須となる。

各国立大は22年度中に情報の配点などを決定して公表する。
情報を巡っては、教員間の指導力の差が課題となっている。情報の免許を持たない教員が掛け持ちで指導するケースも多く、地域や高校間の格差につながる可能性もある。
岡正朗・入試委員長(山口大学長)は「文部科学省からの説明で、(指導態勢に)大きな差はないと考えている。必履修科目として、高校で熱心に取り組んでいただけると考えている」と話している。