付き合って三年、結婚してから五年が経った 正直お互い熱は冷めたと思う
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コロナ禍でずっとお互い一緒にいるのも問題だった
俺はもう飽き飽きしてて離れたかった
ある日俺は切り出した
「離婚しようと」
相手はこういった
「わかった 離婚する条件として離婚するまでの1ヶ月わたしのわがまま全部聞いて」と
俺は了解した
次の日 朝起きて彼女は必ず今日から挨拶を返してと言われた
俺はおはようと返した
朝食を食べると彼女からハグを求められた
俺は渋々ハグをした
彼女から毎日でかけると言われた
俺はついていくことになってショッピングや晩御飯を共にした
その時必ず手を繋ぐことになった
彼女の手料理で俺が昔好きだと言ってた料理がでることが増えた
寝る時にお互いの顔を見ておやすみも言った 最近なんかあの頃を思い出すことが増えた
付き合ったばかりのアツアツの時期
彼女の料理うまいうまい言いながら食ってたっけな
彼女の作るビーフシチューが大好きだった
ハグする時も最初は嫌々だったのに最近自分からギュッと抱きしめることも増えた
お互いの顔を見て挨拶をしないと気が済まなくなった
彼女の手の温もりが恋しい時間もあった ある日後輩から相談に乗った
後輩はプロポーズをすると
後輩「先輩ってどういうプロポーズしたんですか?」
俺は自分はどういうプロポーズしたのか思い出した
俺「おはようおやすみ欠かさないし、毎日ハグするし、一生守るから結婚してください!!」
彼女がわがままと言って毎日やってたことは俺がプロポーズで約束したことだった
その時LINEが届いた
彼女「1ヶ月経ったね 忙しい時に夢中になってご飯食べないのはあなたの悪い癖 それだけ気をつけてね 今までありがとう」
俺は急いで店を飛び出し家に向かった
彼女は荷造りを終え家を出るところだった
彼女「今まで本当にありがとう さよなら」
俺は彼女を抱きしめた
俺「ごめん 俺嘘つきだ もう離さないからどこにも行かないでくれ」
泣きながら叫んだ
彼女は泣きながら頷いた 地獄に辿り着いた2人の前にはとてもとても大きな恐ろしい表情の閻魔様が ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています