幼馴染「私、結婚するんだ」男「>>4」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
幼馴染「あ、男くん。来てくれてありがとね」
男「うぅん。それで話って?」
幼馴染「……私、結婚するんだ」
幼馴染「君とは長い付き合いだから、どうしても直接言いたくって」
男「>>4」 でもそのお腹の子はどうするんだよ…相手の承諾は得てるのか? 男「そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。」
幼馴染「そんな奴って……?」
男「ぼくの気持ちを知りながら、あえて直接伝える……」
男「よりぼくが苦しむことはわかったうえで」
幼馴染「そ、そんな!私が結婚して苦しむって事は、もしかして私の事……?」
男「>>10」 おまえは俺を意外とハンサムだと思ったことがーーあたかもしれない。 男「おまえは俺を意外とハンサムだと思ったことがーーあたかもしれない。」
幼馴染「し、質問の答えになってないよ〜」
幼馴染「でも……ふふふ、自惚れつつも意外とって謙虚なのが男くんらしいと言うか」
幼馴染「男くんにも、きっと素敵な人が現れるから……」
幼馴染「その時は紹介してね?」
男「>>15」 そういえば俺もお前に言わなきゃいけないことがあるんだ 男「そういえば俺もお前に言わなきゃいけないことがあるんだ」
幼馴染「え、それってもしかして!」
幼馴染「そっかそっか、ダブルでめでたいね!」
幼馴染「……ってごめんごめん、まだ聞いてないのに」
幼馴染「そ、それじゃあ男くんの方の報告は?」
男「>>20」 男「末期がんなんだ」
幼馴染「えっ……じ、冗談だよね?」
男「いや、本当だ」
幼馴染「そ、そんな!そんなのって無いよ……」グスッ
男「でも、だからこそ今日は来て良かったよ」
幼馴染「え……?」
男「幼馴染が幸せになるなら、俺も思い残す事なく逝けるからさ」
幼馴染「…………」
幼馴染(そ、そんな状況になっても私の事を……)
〜自宅〜
幼馴染「…………」
彼氏「どうしたの?帰ってから元気ないけど……」
幼馴染「……彼氏くん」
彼氏「なに?」
幼馴染「>>28」 前にサイボーグの研究してる会社で働いてるって言ってたよね
見てほしい人がいるんだけど… 幼馴染「前にサイボーグの研究してる会社で働いてるって言ってたよね」
彼氏「うん」
幼馴染「見てほしい人がいるんだけど…」
彼氏「?」
〜後日〜
彼氏「彼が男くんか」
男「はじめまして……幼馴染、これは一体?」
幼馴染「……彼、サイボーグの研究をしてる会社で働いていて」
幼馴染「それで男くんが死んじゃう前にサイボーグ化できないかなって……」
男「!!」
幼馴染「私は男くんにも幸せになって欲しいの!その前に死んじゃうなんてイヤなの!」
彼氏「……それは彼が君の大切な友達だから?それとも……」
幼馴染「>>33」 幼馴染「私も末期がんだから彼に実験台になってほしくて」
彼氏「!?」
男「!?」
幼馴染「人を辞めてでも生きたい。でもそれも成功するかは分からない……」
幼馴染「男くんは私が幸せならいいと言ったよね?」
幼馴染「なら、私の幸せのために実験台になって欲しいんだ」
男「…………」
幼馴染「……最低だよね、ワガママだよね、ごめん」
幼馴染「でも、こんなこと、君にしか頼めないから……」
男「いいよ」
男「それで……君が安心するなら」
彼氏「……男さん、幼馴染。疑うような真似をして申し訳ない……」
彼氏「絶対に成功させてみせるから」
改造手術の結果>>37 幼馴染「彼氏くん、男くんは……?」
彼氏「サイボーグ化は……失敗だ」
幼馴染「そ、そんなぁ……」ポロポロ
元男「……?なんで泣いてるんだ幼馴染?」
幼馴染「……え?」
彼氏「あ、失敗して女体化しちゃったんだ。ついでに癌は治ったよ」
幼馴染「!! 良かったー」ギュウッ
元男「えへへ」
彼氏(……男のままだったら手が出てたかもな)
彼氏「失敗したら幼馴染もこうなるかもしれない……」
彼氏「それでも、手術を受けるか?」
幼馴染「……うん、男くんが実験台になってくれたんだ……」
幼馴染「その気持に応えるためにも、私も生きる選択肢をとらないと」
彼氏「そっか……」
幼馴染の手術結果>>41 元男「幼馴染は……?」
彼氏「サイボーグ化は……失敗だ」
元男「そ、そんなぁ……」ポロポロ
幼馴染「……?なんで泣いてるの?」
元男「……え?」
元彼氏「あ、失敗して男体化しちゃったんだ。ついでに癌は治ったよ」
元男「!! 良かったー」ギュウッ
幼馴染「えへへ」
こうして性別が入れ替わった二人は結ばれ
末永く幸せに暮らしましたとさ
めでたしめでたし
完 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています