OECDで公開されているデータからグラフを作成しました。
https://imgur.com/4hi1XGo.jpg

公開されているURLは、https://data.oecd.org/lprdty/gdp-per-hour-worked.htmになります。

グラフは、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7か国を比較したものです。
1991年を100として、公開されている最新の2020年までのデータを線グラフで表しています。

日本の実質労働生産性は、上から4番目で、ドイツ、フランス、イタリアを上回り、OECD諸国の中では平均的な上昇を示しています。

厚労省の分析(https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/16/dl/16-1-2_01.pdf)によると、
我が国は付加価値がほとんど伸びていない中、デフレ下であった状況が実質労働生産性の上昇率を押し上げているとのことです。
さらに、我が国のみが就業者数の減少が労働生産性の上昇を押し上げており、
少子高齢化による就業者数の減少や労働時間の減少も、労働生産性の上昇に寄与しているとのことです。