納豆メーカー「品質を下げることなくコストカットしたいなあ…」
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20XX年、原油価格高騰は納豆メーカーを苦しめていた
発泡スチロールのパック、個別包装のタレと辛子、ビニールのシート(その他輸送費等)これらすべては原油と密室に関係しているのだ
納豆メーカーは過去の経験から、納豆の値段を上げると露骨に売上が下がることを知っていた
そこで、品質を維持したままコストカットをする必要に迫られていた
メーカー「この個別包装のタレなくしたら、シートもいらんのちゃう?」
一人の天才がいた 実際タレとカラシがついてない代わりに4パックで90円くらいの納豆あるよ 納豆からタレをなくすという大胆な発想
常人では思いつかない領域
醤油メーカーとタッグを組み、納豆専用タレを売り出すことで納豆からタレを無くす大胆な作戦だった
しかしこの作戦には重大な欠点があった タレとか外に出せばいいんじゃね?
あれはがすのめんどくせえよ
納豆食わない理由の半分はあれ 納豆の専用タレを売るスペースがないのである
スーパーは醤油売り場の片隅に置くが客はもちろん気づかない
営業はスーパーに交渉し、納豆売り場に専用タレを置いてと頼むが
急に言われてもスーパーは困るばかりであった
客「タレついてない納豆より、タレついてる納豆買うわw」
こうして作戦は失敗した タレかけたあとに醤油かけて食ってるからぶっちゃけタレいらね 「納豆からタレをなくせないなら、個別包装を辞めればいいじゃない」
さらなる天才がいた
納豆からタレを無くさずに個別包装だけを無くすという常人では到底思いつかない発想
神の領域
果たしてそんなことが可能なのだろうか…
そうしてできたのが
納豆のタレジュレ…! なんと納豆のタレを半ゼリー状に固めることで、個別包装のコストをカット
どさくさに紛れてカラシも無くすことでさらなるコストカットも可能
さらに納豆の内容量をちょっと減らしても違和感がないというおまけ付きだ!
しかし結果は伴わなかった…
客「なんかタレがちゃんと混ざった気せんわ」 なぜ売れないのか理解に苦しむメーカー
混ぜたとき、ちゃんと全体にタレが行き渡りつつ
運搬時には溢れないギリギリの固さを追い求めたのに…
やっぱりタレは液体じゃないといけないのか
納豆から個別包装をなくすことなんて不可能なんじゃないかと誰もが諦めかけたその時であった…
「順番を変えよう」
!? タレゼリーは悪くない気がするけどなんか納豆が不味いんだよね >>27
そんなの買わなくても適当な濃縮昆布つゆでいい
俺ベイシアのやつ使ってる 一体何の順番を変えると言うのだろうか、我々一般人には到底理解できなかった
話を続けよう
従来納豆は、パック、納豆、シート、タレ、蓋の順で成り立っている
その順番をパック、納豆、蓋、タレ、シートにしてしまおうと言うのである
一体何を言っているのだ…? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています