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齋藤飛鳥のにぎったツナマヨ
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2022/01/07(金) 14:11:35.740ID:8fhULE3ea
飛鳥「私がおにぎりにぎってくるなんて、俺が初めてなんだからね」

俺「・・・」

飛鳥「ん、どうしたの?」

俺「いや、もう僕いいです」

飛鳥「えっ、ど、どういうこと?」

俺「このおにぎり、食べたいなって気にさせない。美味しい、美味しくないはまず、食べてみての話じゃないですか。でも、このおにぎりは、僕に食べてみたいって気にさせない」

飛鳥「・・・なにいってんの。訳、わからないんだけど」

俺「ビジュアルって大事じゃないですか。美味しい、美味しくないはその後ですよね。食べてみたいという気にならない、このビジュアルが、僕の中ではどうしても許せない」

飛鳥「・・・もういい!俺なんかにもう何も作ってあげないか!でてけ!!」

俺「不合格、それでは」



飛鳥「私のおにぎり、何がいけないのかな・・・ぱくっ、もぐもぐ、ごくっ。うっ、確かにちょっと塩辛いかも。でも、食べないで判断するとか・・ぐすっ・・うぅ・・・」
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2022/01/07(金) 14:12:33.254ID:skgiz8SY0
やっぱ小林シェフってすげえな
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2022/01/07(金) 14:19:59.725ID:8fhULE3ea
遠藤さくら「俺さんのために、おにぎり作ってきました//」

俺「へぇ、なんのおにぎり?」

さくら「俺さんの大好きな、ツナマヨです。よくファミマで買っているのをみかけるので」

俺「気が効くじゃん。ありがとう、さくら」

さくら「はいっ!では、めしあがってください」

俺「・・・・・・・・・・・・はぁ」

さくら「あれ・・・どうしたんですか、俺さん」

俺「いや、もう僕いいです」

さくら「えっ・・・あ、あの、どういうことですか?」

俺「このおにぎり、食べたいなって気にさせない。美味しい、美味しくないはまず、食べてみての話じゃないですか。でも、このおにぎりは、僕に食べてみたいって気にさせない」

さくら「・・・で、でも、食べてみたらおいしいですよ」

俺「ビジュアルって大事じゃないですか。美味しい、美味しくないはその後ですよね。食べてみたいという気にならない、このビジュアルが、僕の中ではどうしても許せない」

さくら「・・・ぐすっ、うぅ、ひっぐ・・・ごめん・・なざぃ・・・・次はちゃんと・・つぐって・・きます・・・ぐすっ」

俺「不合格、それでは」



さくら「・・・ぐすっ、ぅう、うぅうう・・・もうおにぎりなんてつくらない・・・」
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2022/01/07(金) 14:25:43.720ID:8fhULE3ea
与田「俺さんのためにツナマヨおにぎり、作っちゃいました」

俺「・・・」

与田「あれ、どうしました?もしかして具合悪いんですか?」

俺「いや、もう僕いいです」

与田「・・・?」

俺「このおにぎり、食べたいなって気にさせない。美味しい、美味しくないはまず、食べてみての話じゃないですか。でも、このおにぎりは、僕に食べてみたいって気にさせない」

与田「ええっ、なんでですか」

俺「ビジュアルって大事じゃないですか。美味しい、美味しくないはその後ですよね。食べてみたいという気にならない、このビジュアルが、僕の中ではどうしても許せない」

与田「じゃあ、どんなビジュアルなら良いんですか?」

俺「・・・それを考えるのが与田の仕事だろう?」

与田「いやいや、ただ否定するだけで代案もないのに、変なこと言わないでもらえます?そんなこと言ったら、俺さんの見た目だけなら私、俺さんと付き合ってませんよ?」

俺「うっ・・・」

与田「ほら、食べてください」

俺「・・・もぐもぐ、もぐもぐ、ごくん。美味しい・・・合格」

与田「ふふ、これにこりて食わず嫌いはもうだめですよ」
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