( ・᷄ὢ・᷅ )みんなも一緒にカァ〜〜ッ
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支え合う、傷のなめあい
そういうのも必要だけどさ、でも本当の協力と個々がある程度個々でできてこそ真の力を発揮する 例えば転びやすい奴となかなか転ばないやつっているだろ?物理的な話な
そういう奴はたいてい片足で立つ筋力が強いわけさ。左右ともにね つまりつまづいたとしても、急に押されたとしても、片足で一瞬でも体勢を保つことができれば、サポートの反対側の足もいろいろやりやすいと つまり真に誰かと協力したいなら、ある程度一人でなんでもできる人間にならなければならない 依存し合う関係ってのもあると思うよ
お互いに短所を補い合い、お互いに長所を伸ばし合うみたいなね
でもそれってよほど長所がぶっ飛んでるときに成り立つスタイルなわけでさ まあとある国のとある地方の昔話にこんなのがあるんよ 昔々あるところに、シュタルクというたいそう強い少年がいました。その少年は斧1つで竜をも倒す実力を持っていましたが、いかんせん彼はとても臆病者でした 少年が旅をしていました。
その旅の途中で訪れた村で、少年は大きな竜に襲われてしまいます
しかし少年は怖くて斧を構えたまま一歩も動けませんでした。しかし大きな竜もまた少年を見て微動だにしなくなり、長い間睨み合ったあとに竜は巣のある山に帰っていきました 少年は自分がなぜ助かったのかわかりませんでした。しかしその様子を見ていた村人たちは少年が竜を気迫で追い返したと勘違いしてしまったのです それ以来竜は村を襲わなくなりました。そして村人たちは少年を英雄のように扱い、シュタルク様とか呼び始めてご飯とか宿とか提供し始めました
本当は何もしてない少年は村人たちのその好意を心苦しくも思いつつも、本当に久しぶりに竜の恐怖から逃れられた彼らの顔を見ると本当のことが言い出せなくなっていました このままではいけないと、少年は村人たちの仕事を手伝ったりしながらも鍛錬を始めました。毎晩毎晩斧を振るって竜を殺すイメージを固めます
しかし少年はどうしても山に竜を倒しに行く勇気がわきませんでした そして3年の月日が流れました
竜の村を襲わないという気まぐれはいつまで続くかわかりません
少年はいつしか村人たちを見捨てて自分だけが逃げることを考えるようになっていました そんなとき、彼の元に二人の少女が訪ねてきました。一人はエルフ、一人は少年と年がさほど変わらない様子です
エルフの少女は竜を倒すから30秒だけ足止めしろとか言い出します そういうことだと思うよ>>1
俺から言えるのはそれだけだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています