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2022/01/03(月) 22:43:13.878ID:5hqT62Eoaしかし防衛省は16年度補正予算に「電磁加速システムの研究」として10億円を盛り込み、試作品の製造を進めてきた。
目標とする性能は、戦車砲の秒速約1700メートルを上回る秒速2000メートル(マッハ6程度)以上。
防衛装備庁によると、試作段階では秒速2297メートルを記録した。
防衛省がレールガン研究に力を入れるのは、周辺国が極超音速兵器を相次いで開発しているためだ。
音速の5倍以上の速さで飛行するため迎撃が難しく、日本のミサイル防衛(MD)を突破する可能性もあるとされる。
米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は、21年10月の米メディアのインタビューで、中国が同年夏に極超音速兵器の発射実験を実施したと指摘。
朝鮮中央通信は同9月、北朝鮮の国防科学院が開発した極超音速ミサイル「火星8」の発射実験を報じた。
ロシアは19年末、極超音速ミサイルシステム「アバンガルド」を実戦配備している。
防衛装備庁によると、開発で先行してきた米国の研究では、レールガンの弾丸は約100〜180キロの距離を飛行するとされる。
戦艦大和の46センチ砲なら最大射程は42キロ程度で、レールガンはミサイル並みの長射程だ。
連射も可能で、大量のミサイル攻撃にも対処できる。
対地、対艦、対空全てで活用が見込め、軍事的な「ゲームチェンジャー」になるとの見方もある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbee9d642f9ab56241f5e4c2fcbdb6824ddfd437