仲良かった大学時代のクズについて語る
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なぜクズに彼女が出来るのか
その答えがきっと分かる 俺がA男に出会ったのは、大学生の2年の春だった。
当時、俺はキャバクラのボーイのバイトをやっていたのだが、そこで仲良くなったB男ていう奴と、仕事終わりによく飲みに行っていた。
B男とは今でも飲みに行くのだが、よく2人で店長の愚痴を言っていたし、終電を逃して2人で河川敷で寝たこともよくあった。 でこのB男は芸術系の大学に通っていたのだが、彼が所属していたサークルにいたのがA男だった。
B男と飲みに行った居酒屋で、A男が一人で飲んでいて、そこで向こうから声をかけてきた。
そのまま3人で飲むことになったが、こいつちょっとおかしいなとはその時から感じていた。 まず外見が汚いてのもあったが、同年代にしては歯が汚すぎることが気になった。
何本か欠けていた。
そしてやたらテンションが高く、話もあちこちにとぶ。
歯が欠けているせいで、呂律が回っていない。
こいつ薬物でもやってんのか?と急に緊張感が走ったが、同時にこの修羅場を楽しんでた節もある。
その日は終電前にお開きとなり、A男とB男は帰り道が同じということで、俺は1人地下鉄に乗り帰った。
好奇心が抑えきれず、俺は後日、B男とバイトのシフトが被った日に聞いた。
「彼、ちょっと変だけど、大丈夫なの?」
「あいつ?ヤバいやつだよ。眠剤とか頭痛薬とかでよくラリってるんだ。だから、歯の本数も少ないんだよ」 もともとA男は頭痛持ちでよく眠れないということから、そういった薬を服用していたのだが、それがクセになり、変な遊び方を覚えたようだ。
稀にこういう変な遊び方をしてる大学生いるよな。
真似しちゃダメだよ笑
また芸術系の大学というのも関係あったのだろう。
芸術と薬物は親和性が高く、現にその大学では警察のお世話になっている学生もいた。 それから1か月は特に何もなく、A男のことも忘れていたのだが、パチ屋で遊んでた時に、偶然にも再開した。
喫煙室でタバコ吸っていると、彼が入ってきた。
友人の友人ということもあり、俺はなんとなく気まずい思いをし、気づかないフリをしたのだが、彼は陽気に話しかけてきた。
「〇〇君だよね。俺のこと覚えてる?デュフフ。タバコ一本ちょうだい?」
相変わらず話し方は気持ち悪いままだった。 俺は引き気味ながらも、タバコをやった。
この時、何故こいつはタバコ持ってないのに、喫煙室に入ってきたのだろうか?と疑問に思った。
それから俺は元の台に戻り、パチンコを打っていたのだが、しばらくするとA男がまたやってきた。
「五千円貸して?」
流石に五千円は無理だったが、二千円ほど貸したてしまった。
俺はこんなにズケズケと他人から物を欲しがる人間を見たことがないので、唖然としてしまった。 その後しばらくパチ屋にいたのだが、結局、負けてしまい、家に帰ろうとした。
帰る前にA男はまだいるのなかなと探して見ると、やつは勝っていた。
俺は一応帰る前に声だけは掛けとこうと思い、挨拶をした。
するとA男は
「ちょっと待っててぇ。もう少しで、終わる」 俺はここまで来たら、トコトンこいつの相手をするのも悪くないなと思い、終わるのを待った。
奴は結構勝っていたので、貸した金も返して貰おうと思っていた。
「ご飯、食べよ。奢るよ」
俺は彼がそう言うのを意外に思った。 二人で飯を食いにいき、俺はそこで何故タバコ持ってないのに、喫煙室に入ったの?と聞いてみた。
「誰かに恵んで貰おうと思ってた」
そんなことを恥ずかしげもなく、当然のように言う彼に、温室育ちの俺は衝撃を受けた。
こいつは他人の視線など気にならないのだ。
だから俺に金を借りたのも、タバコを貰ったのも全く悪意のあるものではなく、彼にとってはごく自然な当たり前のことだった。 それから仲良くなり、月に二、三回ほどB男を交えて、3人で飲みに行くようになった。
A男は当然のように俺たちに奢らせることもあれば、金が入った時は逆に大盤振る舞いしてくれた。
こいつの金銭感覚は他人とは違う。
自分のものと他人のものの境界線がない。
金を持ってるやつが払う。
それが奴の感覚だった。 >>21
えっ、知ってるヤツな気がするんやけど…… 当然だが、こんな男を好きになる女は現れない。
モテないどころか、女性からは嫌われていたようだが、それを物ともしない強さが奴にはあった。
愚かではあるが、それこそが他人にはない奴の魅力でもあった。
「彼女欲しいなぁ」が奴の口癖だったが、それはまず無理だろと俺は思っていた。
しばらくそんな関係性が数ヶ月続いた。 年末のことだった。
B男は地元に帰ったようだが、俺はそうせず、下宿先でぶらぶらしていた。
今年も終わりかなんてぼんやり考えてると、A男から連絡がきた。
「一緒に初詣行かない?」
俺はいいよと答えて、待ち合わせ場所へと向かった。
B男は遅れてやってきたのだが、一人ではなく、何故か奴の側には知らない女がいた。 俺はまさかと戸惑いながらも誰?と聞くと、奴はニヤニヤ笑いながら「彼女」と言った。
俺は謎のショックを受け、黙り込んでしまった。
その一方で、改めて女の子を見直してみると、少し気なることがあった。
可愛らしい子なんだかアンニュイというか不思議な雰囲気のある子だった。
まぁ直裁的に言うと、メンヘラぽい子だなぁと思ったのだ。
大体こういう勘は当たる。 この女の子の名前をC子とする。
初詣に行く道中、彼らと話をする中で、彼らが出会った経緯を知った。
俺とA男が二度目に出会ったあのパチンコ屋でバイトをしていたのがC子だったのだ。
A男が景品のお菓子とかを彼女にあげたりして、そこから仲良くなったようだ。
普通はドン引きすると思うのだが、まぁC子も変わった女の子だった。 彼女は泣きながら、いかにA男が優しいのかを語った。
彼女はやっぱりメンヘラで、過去には中絶経験があり、自殺未遂の経験もあるなど、なかなかヘビーな過去を持っていた。 だがそんな過去をA男は全く気にしない。
それが彼女にとっては優しさに見えたのだろう。
自分のありのままの姿を見て、ドン引きしない男は新鮮だっただろうし、きっと自分のことを理解してくれるのだと思ったのだろう。 >>27
マジや
なんか知ってるヤツな気がしてきたぞ
そいつ何を勉強してるって言ってた? 柄にもなく俺は話を聞きながら涙が出そうになったが、A男はヘラヘラしているだけだった。
「セックスて難しいんだな」
泣いている彼女の横でそんな場違いなセリフを言っていて、俺は呆れた。
C子は勘違いしてる。
別にA男は彼女のことを理解してる訳ではなく、本当に他人のことがどうでもいいのだ。
この誤解というか齟齬みたいなのを俺は感じて、今後彼らの行く末はろくでもないものになるのではと思ったが、そうでないことは一応祈った。
初詣に行った神社で。 >>29
B男が遅れて女連れてきたのかと思ったらA男か その後半年ぐらいしてからだろうか。
俺はあまりA男と会わないようになった。
別に避けていたわけじゃなく、自然とそうなっただけだった。
だから俺はC子のことなんかすっかり忘れていた。 >>37
B男はその時いなかった
C子はA男の彼女だな B男とはバイト先が同じこともあり、普通に遊ぶ日々が続いた。
ある日、バイト終わりに飲み屋に行き、喋っているとB男が「そういえば…」と思い出したように話始めた。
「A男、大学辞めたんだよ」
「え?」
明らかに不穏なセリフで、俺は嫌な予感がした。 「C子と付き合い始めてから、サークルにも顔を出さないようになってさ。まぁもともと適当なやつだから、いずれ現れるだろうと思ってほっといたんだけど、この前久しぶりに見かけたから声かけたんだよ。そしたら、大学はもう辞めたって言っていた」
まともな感覚を持ち合わせていないA男が、大学を中退してきちんと働くなんて、ほとんど不可能にちかい。 「実家に帰ったのか?」
「いや、まだここら辺に住んでいると思う」
その時にC子のことを思い出した。
もしかしたら…と俺は思った
そして予想通りだった 後日、B男から聞いたのだが、やっぱりA男は大学を辞めた後、C子の家に上がり込み、ヒモになっていたようだった。 だがC子は水商売をやっているわけでもないのだから、収入は微々たるものだ。
生活は困窮し、結局は上手くいかず、C子は壊れてしまったらしい。
もともと精神的に不安定だったから、仕方ない部分もある。
C子の両親が現れ、彼女を実家に連れ戻し、精神科の病院に通っているらしい。 一方で、金ヅルを失ったA男はもちろん彼女の家から追い出された。
大学を辞めて、家も無くしたら、まともに仕事が出来ないなら、もうホームレスしか道はないだろう。
A男がどうなったのかはB男にもよく分からなかった。 まだ続くで。
ここから書き溜めてないからちょい時間かかる。 タイピング早いと思ったら書き溜めてたのかw
楽しみや 今、気づいたんだけど、年末にあったのはA男とC子な
書き間違いしてた
A男をB男と書いてた で話は今に戻るのだが、俺は今大学4年目で来年の春に卒業する。
先月、大学の友人と就職も卒論もひと段落したから、遊ぼうという話になり、繁華街を歩いていた。
繁華街なので風俗店などもあるのだが、どうせなら行ってみるかとも考えていた。 風俗店の前にはキャッチがいて、「お兄さん、オッパイどうですか!」なんて言っているのだが、聞き慣れた声が聞こえた気がした。 俺はまさかと思い、声のした方を見ると、A男だった。最後に会ってから1年以上経っていたが、この気持ち悪い喋り方は間違いなく彼だった。顔はやつれたように見えた。 今のA男が箱ヘルの黒服をやっているというのは、しっくりきた。
学歴もない、家もない、まともな仕事ができないとなれば、行き着く先はそこだろう。
キャバクラのボーイをやっていたから、何となくだが理解できた。 俺は声をかけようとも思ったが、辞めておいた。
何故かあまり話したい気分ではなかったから。
彼が遠い世界に行ってしまったような気がしたってのもあるだろう。
俺は何も言わず、友達を連れて風俗街から出ていった。 その後、B男と会いその話をした。
「なるほどなぁ」と彼は言った。
まぁ当然の成り行きではある。
だけれども、A男とはあの頃のような友達関係には戻れないのだなとは俺もB男も察していたから、なんとなくだが寂しくあった。
俺たちはキャバのボーイをやっていたが、所詮バイトで学生だ。
そっちの世界の人たちとは相いれない。 そっちの世界を覗き見るのは楽しいが、あくまで傍観者としているだけ。
水商売は長続きしないし、日の目を浴びることもない。
バイトしてただけでも、嫌な部分は見せたかられていたから。 当初想定していたヤツとは違うみたいや
せやけどめっちゃ似ている経歴のヤツがおるもんやなあ
ただ、ウチの大学のヤツなんだろうなあみたいな感じはする
ちなみにワイは芸術系の大学出身や あの頃のヤバいやつだけど、愛嬌のあるA男とは完全に道が分かれてしまったのだなと感じた。
俺たちが仲良く慣れたのは結局のところ、学生という同じ身分であったからだ。
彼がこうなってしまったのは全て彼の責任ではあると思うのだが、だとしてもA男にもC子にももう少し上手く生きることができたのでは?と思う。
まぁそれが出来ないから、こんな破茶滅茶な人生を送ってるわけだが。 >>62
マジか
ていうか次は君が語りなよ
もう少しで終わるから でなんでこんなクズに彼女ができて、ヒモになれたのか
なんとなくだけど分かったんだよ A男は明らかにモテない男だけど、それでも魅力というか他人とは違う部分があったわけだ。
人の目を全く気にしない。
他人のことも全く気にしない。
その無頓着さというか、悪い意味での純粋さというか それが他人よりは際立ってたんだ
だからよく真面目な奴はモテないていうじゃん?
あれ正確には没個性だからモテないんだよ。
A男みたいなクズでも人の目に嫌でも入ってしまうから、それが魅力だと錯覚してしまうC子みたいな女もいるわけだな 見ず知らずの人にタバコ恵んでもらおうという考えすごいわ。
俺はそんなことできん >>64
なあ最後に確認だけどクズってイニシャルKじゃないよな? 別にクズになれとは言わないが、A男のような無頓着さというのは多少なりとも参考にしていいのでは?と思ったね。
A男とは出会うことは二度とないかもしれんが、最後にもう一度話してみたい。
話はこれで終わり。
質問とかある?
なかったら他のやつ語ってよ >>70
Kは俺だ笑
A男は違うね
君も面白そうだから話していきなよ
付き合うよ そういえば面白いこと言ってた人がいたな
「どんなゴミクズでも良いところはある。それを見つけた時は、砂漠に薔薇を見つけた時のような感動を覚える」
てね
その通りだと思うよ >>77
多分そうだと思うよ
そっちの方もどうなったかよく分からない ていうか他のやつも語ってよ
自分の人生でもいいし、周りにいたクズの話でもいい 実際に砂漠に行った事がない人が言ってそう
デカイ砂漠が近くにある所に住んでる人は砂漠にはまず近寄らん
少し考えりゃ解るけど生活の中で砂漠に関わりを持たないから まぁ他人にそう夢想させるような力のある人間もいるわけだ >>82
俺?20歳
A男は確か21とかそんなんじゃない? メンヘラは単純に見る目が無いだけだぞ
男を見る目がないとかそーゆー次元ではなく自分自身すらまともに見れない >>85
その通りだと思うよ
では何故まともな男ではなく、そうじゃない男を選ぶかというと、それは目立つかどうかの話だと思う >>72
すまんな
そいつの面白エピソードみたいなのはあんまり知らんのよ
ただ素晴らしくクズでブロンキメるのをかっこいい事と勘違いしていて、日常生活が音の出るゴミみたいなモンなのになんだかんだ可愛い女の子の彼女が居た事くらいしか知らんのよ……
なんというか僕の主観だけど、竹光を振り回して俺は剣豪だって言い張る様なイタいヤツだったわ。
ただ、自分がダサくて道化であることを自覚していたからか、プライドというモノがなくて、気軽に恥を重ねられるヤツだったんだ。
ある意味無敵の人だったんだろうね。
振られると顔を涙と鼻水で塗らして土下座とかしてたらしいし……
そのくせ女の子にアタックするのだけは上手かったりするから常に彼女的なモノは居たみたいだし >>89
ブロンww
いるよな、そういう破滅的なバカ
まぁ一緒にいて楽しいんだけどさ
やっぱり芸術系の大学てそういうやつ多いの? まぁ確かに中途半端にカッコつけてる奴より、恥をかいてナンボみたいな頭おかしい奴の方が彼女が出来やすいと思うわ。
女の子て基本待ちの姿勢やし >>90
居ないわけでは無いって感じだね
ただ、その後ガチのお薬にも手を出したみたいな話を聞いたわ
そういう事をかっこいいと彼は思い込んでるのよ 他のやつはなんかないの?
語ってよ
安価で決めようか >>92
やっぱ、いるんだなぁ笑
そういうバカな学生
インドでハシシ吸っただの、あそこでは脱法ハーブ売ってるだの自慢するやつ笑 Cのヒモになって壊れるまで利用していたという点だけを見れば他人を大切にしないクズに見えるけど一緒に遊んでいてこいついい奴だなと思うことはあった? >>98
そういう君は関西なのかい?
なんというかどこにでもそういうヤツは湧くんだね >>97
どうだろうなぁ。
クズといっても悪意はないんだよな。
だからなんかされても悪い気がしないってのはある。
むしろそれが許されるキャラでいるじゃん?
だから純然たる悪ではないよ。
人を貶めようとするやつではない。
あとは上にも書いたが、他人にも自分のお金を惜しみなく使うところ。他人のものと自分のものの区別がつかないから。
あとまぁ友達関係の中では、普通にいいやつだったと思うんだがな。 >>99
いや出身が関西なだけ。
大学は東京だよ。 お前らの周りにもさ、こんな奴いなかったか?
ここまでじゃなくても、なんか世間と上手く折り合いつけれてないというか。
大学のサークルに1人はいた気がするけど >>100
そうか 元友人とはいえ友達のこと悪く言ってすまんな
ほんとに悪気がなくやってたんなら確かにそいつは良くも悪くも只者じゃなかったんだた >>103
いいよ、別に笑
クズなのは間違いないし
クズといえども色んな種類がいるからな
吐き気のするクズもいれば、笑えるクズもいる >>105
クズ友達がヒモになり
女を壊し、大学中退し
現在は風俗店員 じゃあ
>>110が自分の人生、または出会った印象的な人間について語ります。 どうやら人もいないようだな
おやすみ
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