「えっ、生?」

「うん。私…生の方が好きなの」


「でもいいの? ほら、今日初めて会ったばかりだし」

「そうだけど、チ一くんのが生で欲しいの」

「でも…。生でしたことあんまりなくて、ちょっと緊張する」


「中に出さなければ大丈夫だよ」

「それが緊張する理由なんだって」

「大丈夫だよ、チ一くん…めでたいから」

「めでたい?」

「年が、明けた」

「ああ」

「だから、新年の1回目は生でしたい」

「すごい発想だね」

「ほら、チ一くん。もう我慢できない。早くいれて?」

「…分かった。それじゃ、生で入れるね」

「うん」

「じゃあ、あけおめっていうことで、失礼します」

「なにそれ、面白い。ふふ」

「まぁまぁ。じゃあ、いれるよ」

「うん…あ、ちょ、あっ、やばい、入ってくるの気持ちよすぎ」

「やばい、生やば」

「もっと奥まできて…」

「うん、いくよ」

「はあぁぁぁああっ!!!」