解説系動画「れいむです」「まりさだぜ」←これやめろ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
俺も東方しらんから昔しらねーよ興味ねーよまともにやれって思ってたけど
もうそういう解説キャラとして慣れたわ バス乗ったらばーちゃんが見てた
これもうマスコットだろ 霊夢「ねえ魔理沙空を飛んでみたいと思わない?」
いや君空を飛ぶ能力持ちやがな これってこの二人の意味あるの?元々解説キャラなの? 霊夢「私はこんな感じのゲームシステムは苦手なんだけどこれは面白そうね」
魔理沙「そうか?私は結構好きなんだぜ」
俺(好きとか嫌いとか言ってるけどこれ一人で編集してるんだよな……) 「ゆっくりおきるよ!」
朝のまだ早い、やや薄暗いだろう時間の、ある大きな群れ。
そこに所属する一匹のまりさが巣の中で声をあげた。
木の根元に作られた広く、またすべすべの巣の中、奥のベッドで寝ている番のれいむに、その子供たちを見ながら彼女はニッコリ笑う。
一家の長として、これから狩に向かう彼女は家族の寝顔を見て、それをエネルギーに頑張ろうとしているのだ。
それと同様の光景は、周囲に乱立する木の根元にある巣で数多く見られている。
それらを朝の日課を終えたのか、広い群れの敷地の木の根元からぞろぞろと父親役だろうゆっくりが出てくる。
まりさ種が一番に多く、次にみょん種、ちぇん種など活発なゆっくりが続き、れいむ、ありす、ぱちゅりーなどもチラホラ見られた。
まりさは、近隣のゆっくりたちに声をかけながら食事を探すために跳ねながら移動していく。
「きょうっも! おいっしい! ごはんっさん! たっぷり! あってね!」
疲れるだろうに、まりさはゆっくりらしく自分の考え行動を大声で喋りながら跳ねていく。
街中の、惨めに這いずって、黙々とゴミを漁るゆっくりとは対照的な伸び伸びとして姿。
他のゆっくりも同じように声をあげ、皆笑顔で飛び跳ねながら狩に向かっていっていた。
まりさはしばらく跳ねて、いつもの狩場にたどり着いた。
既に、そこには何匹ものゆっくりがいて狩を開始しているようだった。
早い者は、既に十分な食料を得てこれから巣に戻って家族とゆっくり過ごそうとしている者もいる。
「ゆっ! まりさも いそがないと!」
それを見て、まりさは同じく狩を始める。
「きょうっも おいしいごはんさんがたくっさんだよ! まりさはかりのたつゆんだね!」
目につく限りの食料をどんどん帽子に詰め込んでいき、ほんの短時間でまりさの帽子と口の中は食料で埋め尽くされていた。
通常の野生ゆっくりの数倍の食料を手にしたまりさは、笑顔のまま巣に向かって跳ねだした。
「ゆふふ、きょうも たっくさんごはんとれたよ! これで、れいむもおちびちゃんも おおよろこびだよ!」
相変わらずの不思議饅頭、口を閉じたまま喋ってニヤニヤ気味の悪い笑顔を浮かべていた。
そして、自分の巣に飛び込むようにして入る。
「ゆ! ゆっくりただいま!」
「ゆ! まりさおかえりなさい!」
「「おちょーしゃん! おきゃえりなしゃい!」」 ○○「ゆっくりはもう時代遅れなんやねんな」
△△「そうだよねおねえちゃん」 「ゅ……れいむ、ごはんさん、とってきたよ」
「ゆ……これっぽっち、なのぉ?」
まりさが野生に返されて早数日。
今までの世界とはまるで違う生活に、二匹は傷つき疲弊しきっていた。
ふかふかで柔らかくて、いくらでも跳ねれた地面。
いつでも爽やかで暖かかった空気。
有り余るくらい取れた大量の食糧。
そして、快適な巣。
そのどれもが存在しなかった。
あの日、痛みから何とか起き上がったまりさは、泣いてるれいむを宥めて、進みだした。
奇しくも街中のゆっくりのように、無言でずーりずーりと底面を這わせての移動だった。
それもまるで鑢の上を歩くように激しい痛みを与えてきたけれど、跳ねて進めばどんな目に合うか解らないので仕方がない。
しかし、歩けど歩けどかつての群れにたどり着けない、と言っても痛みで悶えたり、慣れない本当の地面で疲れたりで50mも進めていなかったのだが。
段々暗くなり、異様な寒さに餡子が芯まで冷え切りそうになったまりさは、泣きつかれたれいむの為に巣を作ることにしたのだが。
かつての巣作りは、木のオブジェの根元に立てかけられた枝を外すだけの作業。
それしか巣の作り方を知らないまりさは、大きな木の根元を舐めたり、お下げで叩いたりするしかなかった。
「おでがいでずぅううぅう!! きさん! ばりざにおうぢをくだざいいいい!!」
そんな声と、必死に土下座する声が森に響いていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています