俺はあるよ
あれは中学一年の夏休み、親に連れられて行ったセッションバーでのことだった
演奏されていた曲はデューク・エリントンのA列車で行こう
脳に響き渡るアメリカの情景に心を奪われてしまったよ
あれはまさしく初恋だった
あれから12年、今では俺もジャズ・ミュージシャン
エリントンよ、少しは俺も成長できたかな?