きのう夜、茨城県のJR水戸駅で、70代の男性がエスカレーターに服が巻き込まれた状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

きのう午後9時ごろ、茨城県のJR水戸駅で、「男性がエスカレーターに巻き込まれ、意識がない」と駅員から119番通報がありました。

警察と消防が駆けつけたところ、駅構内の上りエスカレーターを降りたところで、男性が倒れているのが見つかったということです。

記者
「あちらのエスカレーターの手すり部分に男性は巻き込まれ、倒れていたということです」

警察によりますと、男性はスーツを着ていて、エスカレーターの手すりにジャケットの背中の部分が巻き込まれた状態だったということです。

倒れていたのは、日立市に住む会社員の鈴木守さん(72)で、駅員に発見された際には意識がありましたが、その後、意識を失い、搬送先の病院で死亡が確認されました。死亡した原因は分かっていません。

鈴木さんが見つかった際にエスカレーターは動いていたということで、警察は防犯カメラを確認するなどして、事故のいきさつを調べています。