朝露を蹴って家を出て
昼にはむこうに着けるはず
南風に頬を撃たれて
やたらにハイな野郎ども

闇を抜けて海が見えたら
思わず叫んでしまうんだ
眩しさにまぶたを閉じても
あの空の青は透ける

光を集めたなら
雲を裂いて飛べ
朝パンを食べているんだ
一度きりの命に
“こんど”はないのさ
夜パンを食べているんだ