母親を文化包丁で刺して殺害 14歳の長女を少年院送致 愛知の集合住宅で「要保護性高い」

2024/2/21 13:20

愛知県大治町の集合住宅で昨年9月、住民の女性会社員(40)が腹部を刺され死亡した事件で、
名古屋家裁は21日までに、殺人容疑で送致された中学2年の長女(14)を初等・中等(第1種)少年院送致とする保護処分を決定した。19日付。

田中聖浩裁判長は決定理由で「要保護性は相当に高い」と指摘。少年院で十分な時間をかけ、矯正教育を施すことが必要だと結論付けた。

決定要旨などによると、事件は昨年9月6日未明に発生。
長女は自宅で母親の下腹部を文化包丁で刺したとして殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、殺人容疑で送検された。
女性は搬送先の病院で死亡した。

https://www.sankei.com/article/20240221-AM3VSQRWBVN23FNGNZYJVRRVWI/