ジャマイカに対する海洋調査船の供与（無償資金協力「経済社会開発計画」）に関する書簡の署名・交換

2月7日、東京において、日・ジャマイカ外相会談に引き続き、上川陽子外務大臣とカミナ・ジョンソン=スミス・ジャマイカ外務・貿易大臣（Senator the Hon. Kamina Johnson Smith, Minister of Foreign Affairs and Foreign Trade, Jamaica）との間で、供与額12億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

ジャマイカにおいて水産・漁業分野は所得創出や食料安全保障に寄与する重要なセクターと位置づけられていますが、気候変動による水産資源の分布変化等を背景に近年漁獲量が減少し、ジャマイカ経済は多大な影響を受けています。
今般、我が国が供与する海洋調査船は、気候変動がジャマイカの海洋生態系に与える影響についてモニタリング調査を行い、その影響を適切に把握することを可能とするものです。本協力を通じて、ジャマイカにおける、持続的な形での資源管理や水産漁業開発につながることが期待されます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00307.html