仮に大きなものが、それよりも少し小さいものを攻撃した際は、矮小な凡百が「大きなもの」になったかのように振る舞い、本来太刀打ちも出来ぬ敵に攻撃を加える─

葉田 陽元太郎 著 『Badiy』