古賀市の海岸線から程近い相島の「新宮相島漁業協同組合」の組合員は言う。

「あー、もう20年ほど前からか、同性愛者の男性たちの集まりが新宮海岸にあるらしいんだよね。俺は見たことないけど、フルチンで走り回って騒いでるなんてのはよくあるって聞くよ(笑)」

博多で一番敷居が低いバーとして客を盛り上げる、博多ゲイバー「まじかるバナナ」のキャサリンママは言う。

「古賀市鹿部付近で全裸で走り回っていたという報道ですけど、市街地なわけはなく、新宮海岸です。あそこはゲイの界隈では“ハッテン公園”(出会いの場)として知られてます。私は30代ですけど、おそらくもう四半世紀前以上からその界隈では認識されてるはず。海岸へも市営地下鉄に乗るだけでアクセスもよく、九州全土から同好の士が集まってると思います」

いったい彼らはどのように集い、何を目的としていたのか。キャサリンママに分析してもらった。

「ハッテンビーチと言われてる場所は海の家からはかなり離れたところなんです。そこにネットの呼びかけで集まったのか、知り合いだったかわからないけど、海を背景に自分たちの自慢のボディを見せ合うために全裸に近い格好でいたんだと思います。ガーターベルトじゃなくて、多分、際どいエロ下着を着ていて、それを見間違えてそう呼んだだけかと(笑)」

キャサリンママ自身は、このビーチには行ったことはないと言う。

https://shueisha.online/newstopics/164408