「iPhone 15」を早速使用し始めた一部のユーザーが、同端末が100°F(約38°C)を超えるほど過熱し、
快適に操作できなくなる場合があるとソーシャルメディアで報告している。

何が起きているのか

 9to5MacのIan Zelbo記者は、同氏の「iPhone 15 Pro Max」が高速充電中に「ほとんど触れないほど熱くなった」と、Xに投稿した。

 技術レビュアーのMohit Verma氏は、「わずか2分間『FaceTime』で通話したり、
8~10分間『リール』をスクロールしたり」した後に、自身の「iPhone」が42°Cに達した様子を示す動画をXに投稿している。

 Alex Gear & Techも、同様の動画を投稿した。
 以下は、iPhone 15 Pro Maxとサムスンの「Galaxy S23 Ultra」を比較するサーモグラフィーだ。
iPhoneはアクティブ冷却システムがないために、特定の箇所に熱が集中していることを示唆している。

 そして生じるのが、サーマルスロットリングによるチップ性能の低下だ。
Tech Tabletsが行ったテストでは、重い負荷が2分続くと、iPhoneの性能が25%低下することが示されている。
これは、熱管理の問題を指し示している可能性がある。

「iPhone 15」が触れないほど熱くなる--複数のユーザーが報告
https://news.yahoo.co.jp/articles/986792f77470473522356d181a79b3a3f51c8dfa