車上狙いや空き巣を繰り返したとして、兵庫県警は26日、住所不定、無職、中村浄美(きよみ)被告(81)=住居侵入罪などで公判中=を窃盗と住居侵入の疑いで逮捕するなどし、捜査を終えたと発表した。計110件で約1326万円の被害を裏付けたとしている。

県警捜査3課によると、中村被告は2016~23年、姫路市を中心に県西部や岡山県内で、駐輪中の自転車のかごから現金を盗むなどしたとしている。防犯カメラの映像などから関与が浮上した。

中村被告は20代から窃盗を繰り返していたとされ、「わしは大泥棒や。わしみたいな盗っ人はおらへんで」と話している。
運転免許証を自主返納後は自転車で物色しながら移動し、1日に40キロ以上走行する日もあった。一連の事件への関与を認め、盗んだ金は生活費や交際費に使ったという。

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