女性:「考えすぎかもしれないですけど、これで殺されたくないという思いがあって。本当に、今までで一番怖いなとは思いました」

 こう話すのは、先月、兵庫県内のキャンプ場で、女友達と2人でキャンプをしたという女性。深夜1時、テント内で寝ていたところ、突然、友人に起こされたといいます。

 女性:「『テントの中に足音がする』ということで。(友人に)かなり焦っている感じで、肩をゆすって起こされました」

 女性たちのテントは大型で、食事をするスペースと寝るスペースに分かれていて、チャックの仕切りも付いています。友人は、何者かが食事をするスペース内にまで侵入し、仕切りのすぐ真横から足音が聞こえてくるというのです。

 女性:「自分たちの方に入ってきて、何かされたらどうしようという思いが強かったです。出口が1つしかないので、こちらがその人を確認する=そこにいたらもう終わり。どうすることもできなかったです。友達と『せーの』で声を出そうと言ったが、もう友達が怖すぎて声が出せなくて。私だけが『人がいるのであれば、出て行ってください』と言いました」

 女性の声掛けにも反応はなし。キャンプ場には管理人もいないため、女性は警察に通報しますが…。

 キャンプをしていた女性:「警察にかける手が震えました。(警察は)全くこちらに来てくれる様子がなかったために『ふざけているわけではないので、来てください』というのをかなり強くこちらが伝えて、やっと出動してくれるかなという感じ」

 女性:「自分たちが開けてない方の(テントの)チャックが開いていたことに気付いて、やっぱり人が周りにいたのかなと思った。すごい、さらに怖くなったというか。何もなくて、よかったなという思いが大きかった」
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