お笑いコンビの博多華丸大吉が25日、NHK「あさイチ」で、歌人の俵万智氏の代表作・サラダ記念日の短歌の秘密を知り「結構ショック」と呆然とした。

この日は俵氏をゲストに迎えて短歌を特集。短歌を作る際にフィクションを取り入れてもいいのか?との問いに俵氏は「もちろんです」「実際に自分が感じたことを伝えるためだったら、そのためのウソはついても大丈夫」と答えた。

 そして俵氏の代表作でもある「『この味がいいね』と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日」という短歌についても「本当にサラダだったわけではない。カレー味の唐揚げ」だったと告白した。

これには華丸大吉も「ええ?」「カレー味?」などと目を丸くした。俵氏は「それ(唐揚げ)をおいしいねって言ってもらうんで、今日はそんなささやかな事で記念日だって思ったことは本当」と説明。「でも唐揚げ記念日では重いなと思って」「それでサラダ記念日って思いついた」と言うと、さらに「何月何日にしよう?っていうのも考えて」と、七月六日もフィクションだと明かした。

俵氏は苦笑いで「サラダのS音と、七月のS音が響き合うときれいかなと思ったり、七夕だと恋人同士の記念日につきすぎるので、一日前に、自分で制定しました」とコメント。そして「心の本当を伝えるためのうそなら、楽しんでついていいんですということ」と伝えていた。

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