コロナ禍の最中にマスク着用を巡って実業家「ホリエモン」こと堀江貴文さん(50)とトラブルになった「餃子専門店 四一餃子」(広島県尾道市)が11~12日、店のX(旧ツイッター)で堀江さんに対し「絶対に許せない」と怒りをあらわにした。

 この問題は2020年9月、堀江さんが同店を訪れた際、同行者がマスクを着用していなかったため入店拒否された。SNSで多くのフォロワーを持つ堀江さんが「尾道の数字から始まる餃子店」と店が特定できる言い回しでつるし上げたため、店側に嫌がらせが殺到。店は一時休業に追い込まれていた。
 トラブルから3年近くが過ぎた今月7日、堀江さんはXの一般ユーザーからの返信に答える形で「餃子屋に対して俺は一ミリも悪いことしてない。だから謝る根拠はないし、補償金?なんだそれ笑。ひろゆきに唆されてクラファンで焼け太ってるだろ奴は」と投稿。

 さらに「あのおかしな言動を繰り返し、私を評判を下げたあの餃子屋が焼け太りって、おかしくない?」「あの奥さんを精神的に追い込んでるのはそもそも餃子屋の旦那だからな。。」など、問題を蒸し返すような投稿を繰り返した。
 同店は11日、Xに堀江さんの投稿内容の画像を添えて「色々ショック過ぎて寝れない…妻は働くことも家にも帰れなくて、家族全員が辛い思いを我慢して店を守ろうと必死で頑張ってるのに。妻を追い込んだのは俺ってか!絶対に許せない」と怒りをあらわに。「8月いっぱいで閉店を考えていた。娘が必死に説得してくれてお手伝いも頑張ってくれて、スタッフが助け舟を出してくれたから続けてみようと思ったけどしんどいな」と続けた。

 さらに12日も「今いちばん大切なことは家族を守るために相手の挑発や嘘に乗らず、営業を続けお客様を大切にすることだと思い直せたので今日から仕込みを頑張ります」「SNSは店舗運営に欠かせない道具なので正しい使い方をしている人がやめる理由はなく、やめるべきは人を傷付ける奴だと思います」と投稿。「#堀江」「#嘘と誹謗中傷はやめろ」「#SNSもやめろ」というハッシュタグも添えた。

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