自殺したら成仏できずに永遠に苦しみ続けるって本当だと思う?
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もしそうだとしても自殺とそれ以外での違いはないだろうな 1 このように、わたしによって聞かれた。(このように、わたしは聞いた。)
ある時、尊師は、王舎城にある竹林の栗鼠(りす)飼養所に滞在していた。
2 しかるに、その時、尊者ヴァッカリは、陶工の家に滞在していたが、病にかかり、苦しんでいて、重病であった。
9 坐って、尊師は、尊者ヴァッカリに、このように言った。
「ヴァッカリよ、お前は耐えられるかね、元気がでてきたかね。さまざまな苦しみの感受も減ってきたかね。増していないだろうね。すっかりなくなって、増していないように見えるが」
「いいえ、尊師よ、わたしには耐えられません。元気もありません。わたしには、苦しみの感受が甚だしく増して、減ることはありません。増すばかりで、減ることがないようです」
(中略)
32 そのとき、尊者ヴァッカリは、かの比丘たちが去ると間もなく、刀を取り出した。
34 そのとき、尊師は、比丘たちに呼びかけた。
「比丘たちよ、イシギリ・パッサ・カーラシラーに向かって、出かけよう。そこでは、善男子ヴァッカリが、刀を持ちだした」
「おっしゃるとおりにしましょう、尊師よ」と、かの比丘たちは、尊師に同意した。
35 そこで、尊師は、たくさんの比丘たちとともに、イシギリ・パッサ・カーラシラーに赴いた。
36 尊師は、遠くから、尊者ヴァッカリが寝台の上に、還滅した蘊(=死んだ身体)を横たえているのを見た。
37 ちょうどそのとき、煙のように立ちこめた黒雲が、東に走り、西に走り、北に走り、南に走り、上に走り、下に走り、四維に走るのであった。
38 そこで、尊師は、比丘たちに呼びかけた。
「比丘たちよ、お前たちは、この煙のように立ちこめた黒雲が、東に走り、東に走り、西に走り、北に走り、南に走り、上に走り、下に走り、四維に走るのを見ているかどうか」
「はい、見ています、尊師よ」
39 「比丘たちよ、悪魔パーピマン(波旬)が、善男子ヴァッカリの意識(識)はどこに住しているのかと、かれの意識を探し求めているのである。
40 比丘たちよ、善男子ヴァッカリは、かれの意識は住することなく、完全な涅槃に入ったのである」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています