「日本にいたい」と涙ぐむ子供たち。在留資格の特例からこぼれた子の苦悩
9/2(土) 8:52配信
週刊SPA!

偽造パスポートでも排除されない難民条約
中東系の高校1年生の少女は日本生まれだが、父親が偽造パスポートで入国しているため該当するのは難しい。しかし、日本も加入している難民条約では、母国で迫害を受けた人が偽装で入国しようが、それを理由に排除してはならない。命の危険などで、やむをえず偽造して国を脱出することがあるからだ。

また親の状況により子供がビザが出ないという件には、弁護士たちも非常に不満に感じている。

「私は一万人に一人と言われる難病にかかっています。ビザがなく保険証がないので、今までで治療費が700万円かかっています。この病気は治ることはなくたびたび手術をしています。最近はまた体調が思わしくなく、呼吸が苦しく吐き気を催しています。これはまた手術が必要だと思っています」

彼女は日本国籍を取ることが夢で、母国に帰るくらいなら死んだほうがましだとさえ考えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/69050720ee19c58028249d64131793b69052503b?page=3