物語創作の専門的な勉強してるけど質問ある?
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つかみというか前半は必要な情報を読者に与えることに
専念するのがセオリーだが
つかみの話なら「かまし」という手法がある
ショッキングなアクションや事件や謎からはじめて読者の興味を
引く方法
クーンツの小説の最初の一行を参考にしてくれ
ロイ「何かを殺したことがあるかい」 ただしかましはショッキングなだけじゃダメで作品を象徴する
作品にぴったり合ったものであることが望ましい
クーンツの小説はカエルや虫や人を殺すことに快楽を覚える少年と
主人公の少年が対決する話
あと表現媒体によってセオリーが違う?漫画?小説? ロイ「何かを殺したことがあるかい」から虫を殺して気持ち良かったとか
話がエスカレートしてって読者に「こんな子供が殺人鬼なのか?」という
興味を掻き立てる スピルバーグととルーカスが撮ったレイダースという映画が
冒頭からまるでクライマックスのようなド派手なアクションを描いて
観客を惹きつける方法を発明してその後定番になった
ただしアクションは観客がどっちを応援するか、応援する主人公はどんな奴かなど
わからないとあまり興奮できないのでやっぱクライマックスに持ってきたほうが効果的 映画や漫画なら「張り手」という手法がある
日本で有名なのはラピュタだな
いきなり飛空船襲撃という観客の興味をひきやすいアクションから
はじめて、その後タイトルが表示される
まあ「かまし」と同じだ アクションじゃなく謎でもいい
「あれはなんだ」みたいな文章から始まったら読者が
「あれの正体はなんなんだろう」と興味を持つだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています