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高木さんが終わってしまうのが耐えられないのでもう続きを自らかかなきゃならないと思ってる
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2023/08/14(月) 11:00:15.159ID:B4CTNr8M0
高木さんがいない世界なんて耐えられない
なので自らを山本崇一朗先生に近い存在にして
限りなく山本先生の高木さんに近い高木さんの続編をかいていかなければ生きていくのが難しいと思った

そのために書き連ねた続編
ちょっとみてアドバイスくれないか?
より高木さんに近くなるために

ちなみに西片と高木さんが高校生になって同じ高校に通うところから物語は始まる。映画の高木さんを幸せにする、私も西片を幸せにするよって下りの後で、中学卒業式に西片が好きだと告白し(映画がプロポーズ同然だが、好きだと告白)、高木さんは泣いて喜び、口と口でキスをしている

という事前設定です。
0003以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:01:26.786ID:MawYtlW40
まんがもかけ
0005以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:02:38.959ID:B4CTNr8M0
俺と高木さんは高校生になった
一緒の高校、同じクラスで隣の席
正直、高木さんと一緒の高校に入れてまた隣同士の席で、嬉しく感じている俺がいる
でも、今困ったことが一つ
21円しか入ってない財布を見て震えていた
購買で昼ごはんを買う金がない!!

「ねえ、西片、何してんの?」

家のお母さんは朝から東陽オリーブという会社でパートをすることになり、お弁当を作る時間が無くなってしまったのだ
なので購買でお昼を買おうと思ったんだが
お昼を買う金がない!!!
「あれ?西片どうしたの?」
「お腹が空いたけどお昼ご飯買う金がないって顔してるよ」

「図星なの?」
高木さんめ!いつも何もかもお見通しで
「お昼ご飯どうするつもり?食べないの?」
くそう!からかう気だな!
でもないものは仕方ない
「うん、我慢するしか・・・」

「西片、口開けて?」

「へ?」

俺がつい条件反射で口を開けると高木さんは俺の口に

これはたしか、

「レンコンのはさみ揚げね」
「他にもいっぱいあるよ」

お腹ペコペコなのもあるのかもしれないが物凄く美味しい

「今日はいっぱいお弁当作ってきちゃったんだ」
「そろそろ西片が購買でお昼買うお金が無くて困るんじゃないかな~っておもって」
高木さんめ!
0006以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:04:19.164ID:B4CTNr8M0
>>3言いたいことはわかる。が、絵となるとそうすぐ出来ることでは無いのでまず文章だけ

ちなみにもう結構長く作ってる
0話~19話で20話分あるの全部載せようと思う
0007以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:04:57.087ID:Zela/MUc0
なげぇ
0008以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:05:40.309ID:B4CTNr8M0
何故ここまでお見通しなんだ!エスパーなのか?
でも凄く美味しいし、お腹空いてたから有難い
「高木さん、その、凄く美味しいよ、ありがとう」
ホッ
「良かった・・・」
「・・・お箸1つしかないから、私が食べさせてあげるね」
「いやそれは、みんな見てるからさ!」
「ははははは」

「そうだ!西片!これからお昼、お弁当毎日私が作るよ!」
「え、いいよ、悪いし」
「いいからいいから!それに西片が勝負に負けてジュース奢りすぎたからお金無くなっちゃったのかもしれないし」
「そんな負けてないよ!!」

「だから、私に作らせて欲しいな」
「うーん」

「明日から西片の分も持ってくるから!」
「え、ちょ高木さん?」
「それとも、2人で1つのお弁当食べる?」
「えええええ////」
「ははははは、西片顔真っ赤、昔から変わらないよね顔赤いの」
高木さんめ、隙あらばからかってくる

「決まり、明日からよろしくね」
「分かったよ」

第0話
レンコンのはさみ揚げ
0009以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:06:02.021ID:yfGIgqym0
高木さん終わるのか
0010以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:07:16.517ID:B4CTNr8M0
高校入って初めての週末
両親は働きに出てる

「はぁ……ごはんも作らないといけないのか...」
週末、学校がないのに落ち込んでいた


「西片~!」
なにやら玄関先で声が

高木さんだ
「高木さん。どうしたの?突然」

「なんとなくだけど、西片、朝ごはんなくてお腹すかせてるかなって」

あいかわらず高木さんはエスパーなのか?

「西片に作ってあげようかって思って」

「いや、悪いよそこまでしてもらうの」

「だってもう色々持ってきちゃったもん」
「作らせて欲しいな」

高木さんにこう言われると反対できない
高木さんも好意でやってるのは流石にもう俺でもわかるから

「西片、今日は麺でいい?」
「そうめんとうどんにしようかと思って、食べ比べ」

「なんでもいいけど、いいの?」

「いいからいいから!」

高木さん、めっちゃ嬉しそうだな...

「茹でたよ~まずそうめんから」

食べてみる
絶妙な茹で加減
やっぱり高木さんの料理は最高に美味しい

どんどん進んでしまう
最後の一把

「あ、ちょっと待って西片!」

「え、なに、高木さん」

「せっかくだから、そうめんでゲームしようよ」

「ええっ」

「私がこっちの端を咥えるから、西片はそっちの端を咥えてよ」

「こう...ってかこれって...」

「そうめんが切れたら西片の負けね」
0011以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:08:20.182ID:B4CTNr8M0
これってポッキーゲームとかいうやつと同じじゃないか!
高木さんめ!

高木さんの唇が俺の唇に近づく
どうするんだ俺!
つい噛んでしまい、切れてしまうそうめん

「あーあ、西片の負けだね」

「西片こういうのほんと弱いよね」

高木さんめ!

「じゃあ罰ゲームで...」

「今から茹でるうどんで同じことしようよ」
「そうめんは細くて柔らかいから自然に切れちゃうかもだけど」

「太くてコシのある讃岐うどんだったら噛み切ろうとしないと切れないからね~」
高木さんめ~!!!最初からそれが狙……あれ、高木さんは俺とキスしたいから…こんな勝負を?

「そうだよ」

こ、こころを読んだ!?

「西片、卒業式の日にしてくれたよね」

「あ、あれは……同じ高校とはいえ、同じクラスで隣になるとは思わなかったし……その……」

「すごく嬉しかったよ」

「だからね、今度は私から……」
ちゅっ

「高木さん!?」

「西片っ❤」
高木さんめ!

第1話 そうめんとうどんとポッキーゲーム
0012以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:08:58.300ID:B4CTNr8M0
(ま、まさかこんな事になるなんて...)
(た、高木さんと2人で…こんな…)

---
高木さんがそうめんとか茹でに来てくれた次の日
高木さんはまた家にきた
というか高木さんの声で起きた

「西片~」

高校入って最初の日曜日
まだ朝だしもうちょっと寝てたかった所だが

「西片お腹すいてるかなと思って、今日も私が朝ご飯作るから」

「いいよ、悪いし…」

「いいからいいから!さ、行くよ」

「え、行くってどこに?」

「付いてきて」

なんか高木さんいつにも増して嬉しそうだ

で、きたのは神社の近くの海

波消しブロックがあるあたり、
一体何を

「わかめとりをします」
「島は春先はワカメが沢山生えてるからね」
「ごま油で炒めると美味しいよ」

※どうやらこれ小豆島でよく見られる光景らしい

(まさか今日のごはんは…)

「そうだよ。西片と私の共同作業だね❤」

「言い方///」

「相変わらず顔赤いね!」

「さ、始めよ」

「浅いけどまだ海冷たいから落ちないように気をつけてね」
「食べる分だけとったら西片の家で料理作るね❤」

そんなこんなとりあえずワカメが溜まってきた
「こんなもんかな」

「西片、見て見て、ワカメの水着。」
高木さんが胸のとこにワカメ当ててて
服の上からだけど…
想像しちゃって
0013以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:10:00.568ID:B4CTNr8M0
動揺した俺は足を滑らせ

「ああっ」

「西片っ!」

ドボン!ドボン!

海に落ちてしまった
寒い
「大丈夫?西片!?怪我してない?ごめんね、私のせいで」

「大丈夫、って高木さんも海に?…もしかして助けようとして…ごめん」

「私は大丈夫だよ…西片に何も無かったなら…」

しかし4月の海は冷たい

「お風呂入らないとだね」

「私は大丈夫だから、西片から入って」
そういいながらも高木さんは震えている

「高木さんから入ってよ」
寒いけど高木さんを放っておく訳には行かない

「ダメだよ…西片から」

「高木さんから」

「じゃあさ」
「一緒に入ろ」

なんでこんなことに
ふ、ふたりでお風呂って
そんな
た、高木さんが産まれたままの姿で
落ち着け!落ち着け!
ダメだ、そんなこと考えちゃいけないのに!
それにこんなの高木さんに見られる訳には…

「西片…入るね…」

た、高木さんほんとに一緒に入るのか

あああああぁぁぁ
0014以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:11:12.581ID:B4CTNr8M0
とにかく高木さんの方を見ないようにしないと...
あと、こんなになってるのをタオルで上手く隠して見られないようにしないと

「西片…」「こっち…向いても大丈夫だよ///」

ば、バスタオルとか巻いてるってことか?それでもマズイ気が

「…西片っ…///」

恐る恐る振り向くと

控えめおっぱいとお、おまたの…って

「大丈夫って、タオル巻いてないじゃん!!」

「西片にだけは…見られても…大丈夫って事///」

それって
あっ…やばっ…出っ…

やってしまった
恥ずかしすぎる
高木さんに申し訳ない
高木さんにバレないようこっそりと洗い流さないと

「ごめん、西片、わ…私今日変だよね…少し温まったから大丈夫…やっぱ後で入るよ」

「…」

(好きな気持ちが暴走しちゃって、止まらなくて…)

「西片に恥ずかしい嫌な思いさせちゃったかなぁ…ダメだなぁ私」

---
「高木さんに嫌な思いさせちゃったかなぁ…嫌われたりとか…」

お風呂からあがると、次高木さんがお風呂に入った
ずっと落ち込みながらぼんやりテレビ見てたら高木さんがわかめスープとごま油炒めを作ってくれた

「温まるよ?」

多分高木さん気づいてるよなあれ
嫌な思いさせてないかな…

「西片」
「今日はごめんね…迷惑ばかりかけて…」
0015以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:12:08.222ID:sNdMwIH30
ごま油炒めってなんだよ
0016以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:12:47.500ID:B4CTNr8M0
「こっちこそ…ごめん」

「西片、私ね」
「絶対、ずっと西片の事、大好きだよ!」

「お、俺も…その…好きだよ///」

「良かった❤」

高木さんの料理はやっぱ美味しい
心が温まる

「ワカメって精がつく食べ物らしいよ」
「お風呂ではすでに元気で何よりって感じだったけどね」

ワカメスープ吹き出しかけた

結局全部バレてたのか…
恥ずかしい…
高木さんめ!

でもこうやって恥ずかしさも笑顔にかわっていくとこも高木さんがいるからこそなんだろうな
やっぱり俺は高木さんが大好きだ

「西片顔赤いね」
「私の事大好きって顔してるよ」

2話 わかめとり ~完~
0017以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:13:34.204ID:B4CTNr8M0
>>15ワカメをごま油で炒めると美味しいんよ
個人的にわかめの一番美味しい食べ方だと思う
0018以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:14:53.979ID:B4CTNr8M0
第3話 高木さんの朝は早い

まだ空が暗い時間
高木さんは目覚ましを止める
そして家を出て外に

「まだ朝は寒いな~」

薄暗い中高木さんはある場所に向かう
それは

市場だ
そう、高校に入ってから高木さんは西片のお弁当を毎日作るようになった
西片に美味しいお弁当を作る

西片が美味しいって喜ぶ顔が見たい。だから、気合い入れて早起きをする。

どうしよっかなー
今日は何にしようか

今日は海鮮市場
丸々太った鯛とか
メバルとかスズキとかキスとか……
朝どれ魚介が並ぶ

あ、いいこと思いついた。
これなら西片に美味しい料理を作って、しかもからかえる

買ってきた魚に衣をつけ揚げる
野菜も揚げる
天ぷら

そしてご飯に天ぷらを乗せて
タレをかける
天丼だ

「楽しみだなー、昼休み」

そして西片の家に向かう
朝ごはんを作って一緒に食べて
それから一緒に学校に行く

-昼休み-

「西片、一緒にご飯食べよー」

「う、うん///」

ワカメ取り以来西片は私の顔をみると真っ赤に照れてしまってる
つまり四六時中顔真っ赤にしてる
かわいい

「西片、今日は天丼だよ」

「あ、ありがとう、高木さん
美味しそう」

「鯛、鱚、レンコン、ナス、パプリカの天ぷらだよ」

「へー、あれ。でもパプリカってたしかピーマンじゃ…」
0019以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:15:33.693ID:B4CTNr8M0
「そうだよ」

「大丈夫かな…」

「西片やっぱりお子様舌なのかな」

高木さんめ
俺だって頑張ればピーマン位…高木さんがせっかく作ってくれたし...

「あれ?苦くない」

「パプリカはピーマンより苦味が少ない品種なんだ。でね、黄色いパプリカはパプリカでも1番苦味が少ないんだよ」

「あとね、パプリカは縦に切った方が苦味が少ないんだよ」

「高木さん随分と詳しいね」

「だって、西片に栄養バランス取れた食事、美味しいって食べてもらいたいからさ」

//////

「ありがとね。西片。パプリカも食べてくれて」

「そりゃあ…高木さんが俺のために作ってくれたんだし…」

//////

普段照れまくってかわいい西片だけど
こういうかっこいい事をいつもサラッと言ってきて…どんどん好きになっちゃう
よし、からかって反撃だ

「西片、ご飯粒口元に付いてるよ」
ひょいパク

「た、高木さん!ここ学校だよ?みんないるんだからやめてよ///」

「家だったらいいの?」

「そ、それは…多少は…」

「まあ家だったらつまんでじゃなくて直接口で取ってるけどね」

「た、高木さん!」

「あははは、顔真っ赤」

「西片、勝負しよっか」

「いいけど」

「西片がこのお弁当に込められた私のメッセージを言えたら、西片の勝ち」

「負けたら言う事なんでもきくよ」
0020以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:16:54.478ID:B4CTNr8M0
高木さんがなんでも言う事をきく
ふむ。なかなか

「西片が負けたら、メッセージの通りの事をしてね」
「途中ヒントも出してあげるよ」

なんだ、余裕だな高木さん
俺に有利すぎて怖いくらいだ

「ん?有利すぎて怖い?って顔してるよ西片」

心を読んだ!
このお弁当に込めたメッセージ

「ヒントはね、具材だよ」

具材…鯛と鱚とパプリカと…

「具材の中でも魚がヒントだよ~」

鯛と鱚?

「魚の数もポイントだよ。キスが4匹にタイが1切れ」

やけにヒント出すな高木さん
まるで当てさせたいみたいだ
キスが4匹にタイ
キス4タイ
き、キスしたい…///
あああああこれは///

答えを言ったらキスしたいっていわないといけないし…
言わなかったらメッセージ通りということはキス
どちらにしろキスじゃないか!高木さん!でもこんな教室でキスしたいなんて恥ずかしくて言える訳…

「俺の負けで…///」
くそう!高木さんめ
みんながいる教室という場所を利用して
俺が答えがわかっても言えないとわかっててヒントをあんなに…

「西片。西片負けたんだから、メッセージに込めた私の気持ちに答えてね///」

「……わかったけど…」
「でも、さすがにこんな所ではできないよ。他の人にそんな所見せたくないし」

…西片のこういう一言がほんと嬉しい

高木さんが耳許で囁く

「じゃあさ、帰り神社寄ってこうよ」
「西片が恥ずかしくなかったら…そこで…キス…しよ?」

「は、恥ずかしいよ!!」

「でも、恥ずかしい以上に…好きだから…」

「……」
「やった❤」

その日いつも以上に高木さんはニコニコしてた
0021以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:19:02.156ID:B4CTNr8M0
連投規制とかあるかもしれないので感想とかダメ出しとかあったらどんどん言ってもらった方が助かる。勉強にもなるし
0022以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:19:51.895ID:B4CTNr8M0
第4話 アルバイトとまかない

うーん、やっぱりお金が全然足りないや...
高木さんは悩んでいた

事の始まりは中学二年の時
西片と100万円当たった時の使い道を考え合った時
「好きな人と旅行にでも行きたいな」
ああ、西片と旅行に行きたい…
そう思い始めた
その思いは膨れ上がり

西片が中学の修学旅行、ほとんどホテルで寝込んでしまった時
(※これも創作です)

(高校に入ったら絶対西片と旅行に行ってやる!二人で西片がほとんど出来なかった修学旅行を!)と心に決めていたわけだが
意を決して親に話す

意外なことに両親は西片君とでしょ?と承諾してくれた
西片はうちの両親から全面的な信頼を得ている。西片の知らないうちに
「ただ、あんたが決心した事なのだから私たちは一切手助けしないよ。自分で稼いだお金で自分で計画立てて行くこと。」
最初からそのつもりだったからいいけど


しかし探すとなると中々自分の思ってる条件に合うところがない
まず西片との時間を大切にしたいからバイト漬けにしたくない
同性だけのバイト先がいいな、西片に変な心配かけたくないし、西片以外の男子と会話するのなんて嫌だし…

でもそんな所あるのか…あ、ひとつ心当たりが
0023以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:20:35.252ID:sNdMwIH30
セックスシーンまだ?
0024以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:21:21.466ID:3CUQfyQE0
二次創作するなら原作ではありえない要素を入れなよ
0025以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:22:41.730ID:B4CTNr8M0
>>23描きたいけどめちゃくちゃ大事に描きたいから
今できてる0話~19話の間ではセックスはしてないね
でもいつか最高の西片と高木さんの初セックスをかく
0026以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:23:13.616ID:B4CTNr8M0
日曜日、久しぶりに太田さんの所にきた(映画参照。ペットショップの女性店員さん)
なんでもペットショップだけでは経営がちょっと厳しくなり
動物とふれあいながら食事等ができるカフェを併設しようとしているらしい
それがなかなかにヒットしたらしく大忙し
もしかしてここなら働けるのでは。と思い、太田さんに相談しに来たのだ

無事、太田さんのところでバイトが決まった。私と太田さんだけだから安心
とりあえず金曜夕方と土曜昼からでシフトに入る事に

----
最近高木さんの様子がおかしい…
週に一回、週末?自転車通学するようになった
土日も高木さんと過ごすようになっていたのに
土曜日は用事があるって

朝だけ家に来る感じだし...
なんの用事だか教えてくれないし...

心がざわつく
ある時、こっそり高木さんをつけていこうと思ったが
まかれてしまったのか途中で見失う
高木さん、どうしたんだよ…
高木さん俺に隠し事なんてした事ないじゃないか...

あれ、なんで俺泣いてるんだ...

---
ゴールデンウィーク前の金曜
「じゃあ西片、今日用事あるから行くね」
「高木さん!用事ってなんだよ!なんで教えてくれないのさ!」

西片の目が潤んでいた…
西片を喜ばせたくて、そのために始めたことなのに
どうして私は...

「西片、今日夜時間ある?太田さんのお店に来てよ」

夜8時頃
店内に入ると、太田さんの店
え!飲食営業してる

た、高木さんが店員さん!?

いらっしゃいませー
あ!!西片!!

急にめちゃくちゃ高木さんは笑顔になった
避けられてる、とか思ってしまったが、そんなことは無かったんだな
なんか悩み事がある訳でもなかったんだな
0027以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:23:53.960ID:B4CTNr8M0
でも、どうしてバイトなんてしたんだろう

「太田さん、ちょっといいですか」

「あ、あの、高木さんってなんでバイト始めたのかってなにか知ってますか?バイトしてる事自体最初知らなかったので、どうしても気になって」

カツオ「オイオイ、こっちも惚気話かかよ」
「あはははは」
(カツオはこのペットショップのインコだ)

「ごめん、ごめん西片君。いや、面接の時、バイトする理由きいて、西片君ほんと高木さんに愛されてるなーって思ったんだけど、
高木さんもほんと西片君に愛されてるんだなー!って」

「それってどういう…」

「詳しくは秘密。でも西片君を喜ばせるためにお金貯めたいから、だって」

「高木さん、西片君の事しか考えてないよ」
「あの子ね、料理の手際とかも私よりすごいし、事務処理とかもできるんだけど」
「接客がロボットみたいでね、西片君は信じられないかもだけど…西片君がいる時と居ないときで表情が全然違うのよ...」
「そうだ、西片君もうちで働いてみる?」

「そうしたら高木さんも喜ぶだろうし、最低時給になっちゃうけど2人ならギリなんとか…」
「…か、考えておきます…」

「高木さんのこと信じてあげて。」
「はい!」

バイトを持ちかけられるとは
そうこうするうち閉店間際21時前

「西片っ❤これ、バイトのこと黙ってて心配かけたお詫び」
0028以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:24:26.400ID:B4CTNr8M0
高木さんが料理を作ってくれた
「余り物で申し訳ないんだけど炒飯作ったよ」
「ごめんね、西片、いま西片を喜ばせる計画立てててそのためにお金貯めてるんだ」
(西片のびっくりする顔が見たいから内緒。旅行とは思わないだろうなー)

正直、余り物で即興で作ったとは思えないくらい美味しい

「嬉しかったよ、西片が私の事心配してくれて」
このご飯の美味しさと、高木さんの言葉で
なんだ、何も不安になる事なんかなかったんだな…

「西片、口元にご飯ついてる」
ちゅっ
「た、高木さん、今、口に」///

「西片顔真っ赤」///

太田さん「あのー閉店時間過ぎましたが、お店なので」

カツオ「スエナガクバクハツシロ!!」

「すみません!」
「すみません!」

そんな感じで西片も一緒にバイトすることになりました。
西片とバイト中も一緒にいれるんだ
幸せだな私は

4話完
0029以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:28:55.143ID:B4CTNr8M0
>>24一応高木さんの続きを想像しているので原作に近いってスタンスは取りたい。
ただ、原作より後、しかも映画で生涯の幸せを誓い合った中三の夏以降なので、原作より何歩も踏み込んだ関係というのは意識してる。
原作じゃ描かれないだろう描写もすでに一緒にお風呂入って西片が出しちゃうなんてシーンは原作ではありえない描写かな、とおもうが、どうだろう
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2023/08/14(月) 11:30:05.885ID:B4CTNr8M0
第5話 指

太田さんは驚いていた
高木さんが西片君と一緒にバイトするようになってから
表情がほんと幸せそうな笑顔をするようになった

そして料理も
西片君に高木さんが作った料理(4話参照)を一口食べてみた時
(な、なんて美味しい料理なの!?こ、こんなの食べたこと無い)

明らかに以前高木さんがお店で作ってた料理と違う…
に、西片君に作るとこんなに美味しい料理作るの?あの子...

それから高木さんの料理を西片に味見してもらうようにしてからお店で出すようにしたら
一気に料理のクオリティが上がり、お店は一気に大繁盛するのでした。

そんな時

「あちっ」

西片が誤って鍋に指を触れてしまった

「だ、大丈夫?西片っ」

高木さんが西片の指を咥える

咄嗟に咥えてしまった…
身体が勝手に動いた

「た、た、高木さん!?な、なにを…」
「ごめん、つい…だ、大丈夫?」

幸いそんな酷いやけどでは無かったが
手当をする

--夜、高木さんの自室--

火傷したかと思って
と、咄嗟にに、西片の指を咥えてしまった...///
西片の指が...私の口に...///

自分の指を西片の指だと思って咥えてみる
西片っ❤

西片の指が…胸に...
自分の胸を触ってみる...
んっ❤西片っ❤好きっ❤

西片の指が...下の方に
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2023/08/14(月) 11:31:11.915ID:B4CTNr8M0
さわさわ、さわさわ

ってダメだダメだダメだ!
西片も触ったことない所を自分で触って気持ちよくなっちゃうなんてダメっ!
西片と一緒に、西片に触ってもらわないとダメっ!

寝る!

...お休み、西片...大好き❤

--一方西片の部屋--
高木さんの口に俺の指が...

...正直ドキドキが止まらない...
き、気持ちよかったし...

高木さんと...❤

ダメだ高木さんでいやらしい事を考えちゃ。申し訳ないだろ!
考えるのやめ!
寝る

----
ビュッ

ガバッ

あああ俺はなんという夢を見ちゃったんだ!
高木さんと一緒にお風呂に入ってそのまま❤

それにまた出てしまった…
は、恥ずかしいよ…///

--登校--

「おはよう西片」

「おはよう高木さん」
高木さんに絶対バレないようにしないと...

「あれ?西片、今日西片いつもと匂いが違うね」
匂いだと!ああああ

クンクン、クンクン、
「いつもと違う匂いがするな~」

た、高木さんめ!匂いを嗅ぐとか恥ずかしすぎるからっ!

クンクン
「特に下半身の方がいつもと違う気がするなあ」
こ、これはバレてるのか

「へぇ~、気のせいじゃないのかな?別に何もしてないし」
「ホントかな~」

「まあいいけどね、私、西片の匂いは全部好きだし」
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2023/08/14(月) 11:32:24.686ID:B4CTNr8M0
「今日のお弁当はイカ飯だよ。なんか今日は西片イカっぽい匂いさせてくるんじゃないかなと思ったからね」

こ、これはバレている!?
「ほ、ほんとになんでもないから///」

「大丈夫だよ西片。だいたい想像ついてるから」
高木さん!?

「それにお互い様だしね」
へ?今なんて

「なんでもないよ~」
「西片、溜めすぎは体に良くないよ~」

高木さんめ!やっぱり高木さんには全部分かっちゃうのか
でも全部わかった上で、全部...その...愛してくれるんだ...
未だにからかわれると恥ずかしいって思うけど
高木さんの事好きになれて幸せだな…

私もだよ西片...
0033以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:33:22.482ID:B4CTNr8M0
第6話
タコパとお好み焼き

結局ゴールデンウィークはバイト漬けだったな
最終日(今日)は休みだったけど...
高木さんと遊びたかったなー

いや、バイトでも会えてるんだけど

いやまてまて、何考えてるんだ俺!
まるで高木さんに会いたくてしょうがないみたいじゃないか!

今日は高木さんから連絡ないな…

寂しい...

ピンポーン!
誰だろ…もしかして
「おはよ、西片!」
「高木さん!」

「会いたくてしょうがないから来ちゃった❤」
「それに、西片も会いたくてしょうがないかなって思ってさ」

「俺は別に...///」

「ゴールデンウィークも最終日だし」

「すごい荷物だね。持つよ」

「ありがと///」

「今日は鉄板とたこ焼き機を使ってたこ焼きとお好み焼きを西片と食べようと思います!夜までだらだらと食べよう!」
「さ、下ごしらえするからね、エプロンある?」
「あ、西片はえっちだからエプロン着る前に服全部脱いだ方が好きかな?」

「そ、そんな事ないし、考えたこともないね///」

「ほんとかなー?」
「西片がそう言うならじゃあ今日は辞めとくよ。残念だったね❤」

「そんなのして欲しいなんて言わないから///大体そんな格好で料理なんて危ないし」

「……///ありがと」

「さて、準備できた」
「まず焼きそばを…」
0034以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:34:35.794ID:B4CTNr8M0
「へ?焼きそば?高木さん作り方それでいいの?」

「うん、うちお好み焼きは広島風だし」

「お好み焼きに焼きそばって変じゃない?美味しいの?」

「美味しいよ?私は大阪風より好きだな」
「じゃあさ、じゃあさ西片。2人でそれぞれ広島風、大阪風作って食べ比べしてみよう」

「牡蠣もいれるんだ!?」「てか殻付き!?」

「朝市場で買ってきたから新鮮だよ~」

「卵を鉄板に広げるんだ?」
「ひっくり返すの難しそう」

「それっ」

「高木さんひっくり返すの上手すぎ!」

「ありがと」(この日のために練習したからね)

「同時にたこ焼きもやるよー」

「小豆島のタコにウインナー、チーズ、納豆、色々中に入れるの持ってきたよ」

(高木さん納豆よっぽど好きなんだな)

「お好み焼きもたこ焼きも生地にたっぷりと山芋をすって入れたよ。私のこだわり」

(高木さん山芋も好きだよなあ)

しかし、こうエプロン姿で手際よく料理をしてる高木さんを見ると

お嫁さんみたいに…

って何考えてんだ俺!

「あれ?西片、やっぱり裸エプロンのが良かった?えっちな本の見すぎだよ~」

「ち、違うよ!持ってないしそんなの!」

「あはははは、分かってるよ。お嫁さんみたいだって思ってくれてたのかな?」

図星かよ...

「ありがと」
「ねえ、西片」
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2023/08/14(月) 11:36:55.932ID:B4CTNr8M0
「次、西片が焼く番だけど、西片が上手くひっくり返せなかったら罰ゲームね」
「あと、どっちが美味しく作れるか勝負しよう」

た、高木さんめ
結局勝負になるのか

「ひっくり返す時に脇腹触ったりとかとにかく触るの無しで!あと変顔もなし!変な事言うのも」
「分かってるよそんなこと」

これなら大丈夫だやってやる
俺はできる
精神集中!せーの!

「西片、大好き」

ベチャッ

ああああ!

「変な事言わないでっていったのに!」

「私の中では変な事じゃないもん。一番真剣な事だよ」

ま、負けた

「じゃあ罰ゲームは」
「毎日俺の味噌汁を作ってくれ、って言ってみて」

は、恥ずかしすぎる、そんなキザなセリフ…
でも罰ゲームだし、2人きりだし…

「ま、毎日俺の味噌汁を作ってくれ…///」

「えーやだよー」

な、なんでだよ!一生懸命言ったのに!それにそれって...高木さんは俺と...なんで...

「だって、毎日味噌汁じゃ西片飽きるでしょ?」

「栄養バランスとかメニューが被らないようにとか色々考えて、西片に毎日ご飯を作ってあげるよ❤」

ほっとしたけど…恥ずかしい...///

「さ、食べようか」
「どっちが美味しいか勝負したいし」

「焼きそばとお好み焼き合う!卵との相性が抜群だし牡蠣もめちゃくちゃおいしい!」
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2023/08/14(月) 11:37:00.030ID:CR0+VCmt0
よくわかんないけど
がんばってくだい
0037以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:37:58.688ID:B4CTNr8M0
「広島風ってこんな美味しかったのか!」「高木さんの作るごはん本当おいしいよ」

「ありがと///」

「西片が私に作ってくれたお好み焼きもすごくおいしいよ。形は崩れちゃったけどね」

「勝敗はね」
俺の負けかな…

「引き分けにしよう」

「負けた方は勝った方にあーんで食べさせるってことにしようと思ってたんだけど」
「引き分けだからお互いに食べさせ合うことにしよう!はい、西片、あーん」
「恥ずかしいよ!」
「だめだよ!ちゃんとしないと!」
勝っても負けても引き分けでも高木さんが美味しい勝負じゃないか
でもまあ、悪くないけど
ぱくっ

「どう?私に食べさせてもらったお好み焼きおいしい?」

「言い方!」

「恥ずかしいかー、じゃあ西片の番、あーん」

高木さんの口に食べ物を...はずかしいけど…
ぱくっ
「西片に食べさせてもらうと格別だね!」
「たこ焼きも食べさせ合おうか」

「これずっと続くのー!」

「そうだよ」

そんなこんなで食べていると
高木さんの口にマヨネーズが
なんか…その…

「ん?どしたの?西片、私の口にマヨネーズが付いててえっちな感じだなって顔してるけど」

「えっちな感じなんて思ってないから!」

「西片、じゃあさ、」

「キスして取ってよ。マヨネーズ」

「へっ…な、なにを...」

「ダメかな?」

ゴクリ
ドキドキする
高木さんの唇に、俺の唇を近づけていく
と、吐息が...いいのか...でも...
高木さんが近い...

「やっぱ恥ずかしい///」
「恥ずかしいかー」
「じゃあ」
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2023/08/14(月) 11:39:14.524ID:B4CTNr8M0
ちゅっ
「へっ」

「西片の口元に青のりくっついてたから取ったんだよ」
「次は西片からおねがいね」

「......恥ずかしいよ」
「...なるべく善処します……」

「やった!」

そんなこんなで日が暮れ
高木さんを家まで送り
また学校が始まる

俺から高木さんにキス...///
どういうふうにすれば…

第6話完
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2023/08/14(月) 11:41:50.270ID:B4CTNr8M0
第7話
にんにく

俺から高木さんにキス…
…は、恥ずかしい
……でも高木さんに次は西片からって……
……どうにかなんとかならないものか…

西片母「おつかい行ってきてくれる~?」

---
ええと、買うものは
豚バラ
ナス
にんにく…

にんにく
こ、これだ!

日曜日
今日はバイト休み
というか休みにした
高木さんとデートで高松に行く

西片からデートに誘ってくれるなんて
嬉しいなあ。楽しみにしてるよ。
西片やる気満々だね❤

そ!そういうんじゃないから!
いつもご飯作ってもらったりしてるし!お、お礼だから!

ありがと

というわけでお昼ごはんにやってきたのは
二鶴
骨付鳥だ

(ふ、ふ、ふ、高木さん、骨付鳥はにんにくをたっぷり効かせた料理だ。おいしいけど、にんにく臭い口でキスはしたくないしされたくないはず!そこでこうだ、にんにくたっぷり食べちゃったからキ、キスは今日はやめとこう!)

西片は甘いなぁ…ボソッ…

へ?なんか言った?

なんでもないよー!
さ、入ろ

骨付鳥か~
おやどりとひなどりがあるんだね~
西片はどっちにする?

じゃあおやどりで

じゃあ私はひなどり

高木さんひなどり派なの?

いや、そういう訳じゃないけど
西片と分けっこしたいからさ
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2023/08/14(月) 11:45:30.967ID:B4CTNr8M0
分けっこって…骨付鳥はかぶりつく
料理だし…難しいんじゃ

西片と間接キスできるからもっとおいしくなるよ!

///

顔赤いよ?西片まだ間接キス気にしてるんだねー

(高木さんめー!)

そんなこんな料理が来た

ひなどり、ジューシーでやわらかくておいしー!

おやどりも旨みがすごい!

西片のおやどりも食べさせて
私のひなどりも食べてよ

(た、高木さんがかぶりついたひなどり…)ドキドキ

ほんとだ、西片のおやどり歯ごたえがあってうま味が濃くておいしい
……あれ?西片、西片のひなどりの感想も聞きたいなぁ

(そうだ!なに間接キスでドキドキしてるんだ!)

ぱくっ

ひなどりもやわらかくてジューシーでおいしい!

甲乙つけ難いよねー
ひなどりにしても、おやどりにしても、西片が美味しそうに食べてるの見ながら食べるのが一番美味しいかな~

//////

ほんとすぐ顔赤くなるね

た、高木さんめー!

そして店を出て
フェリー乗り場の近くの堤防

ちなみに店を出る時、高木さんがお金出そうとしてたが
いつもお弁当とか作って貰ってるし、お礼だから!と自分が出した

すると高木さんは、それもからかわれ貯金かな?とからかってきた

堤防
なるほど
海も見えるし小豆島もうっすら見えるし
キスするにはいいシチュエーションだね❤
0041以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:54:04.827ID:B4CTNr8M0
た、高木さんその事なんだけどさ
にんにく効かせた料理食べちゃったし…
キスは…その…

高木さんが一瞬寂しそうな顔した
あれ、こんな事でいいのだろうか

私は気にしないよ?
だって
西片からキスしてくれるってだけで凄く嬉しいもん❤

それににんにく臭いのはお互い様だしねーw

(どうする…高木さん、キスしてくれたら凄く嬉しいって…ここは意を決して……
いや、でも、俺から初めて高木さんにキスするってのににんにくの匂いがしたら失礼では……それに、やっぱ恥ずかしい……)
(……いや、ダメだ、…俺は…高木さんを幸せにするんじゃないのか!行けええ!)

ちゅっ

一瞬だけ唇と唇が触れ合うだけのキス
俺からしてしまった…

高木さんはびっくりしてる
そして涙を

ごめん、高木さんやっぱ嫌だったとか…?

違うよ
とっても嬉しいんだよ
大好き❤西片、大好き❤

高木さんが抱きついてくる

た、高木さん、は、恥ずかしいから

ダメ、離さない❤

その後ずっと手を繋いで帰った

手を繋いだら、一旦高木さんが手を離し指を絡めて繋ぎ直してくる

西片、このつなぎ方なんて言うか知ってる?
恋人繋ぎって言うんだよ

また、高木さんからかって…恥ずかしがらせようと…
でも、今はそれが高木さんの愛情だと分かるから心地いい
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2023/08/14(月) 11:54:37.840ID:BlVsIRj3p
Twitterやってる?
0043以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 11:55:59.163ID:B4CTNr8M0
ねぇ、西片

耳元で高木さんが囁く
(キスの事とか恋人繋ぎの事とかでからかって来るんだろ?もう3年以上いつも一緒にいるんだ。全てお見通しだよ甘)

西片もキスしてくれた事だし…

私の初めて、あげるね…

へ…?
(初めて…ってええっ!それってえっ
…)
た、高木さんなにいってんの!

そういうのは、ちょっと…///

あははははは、西片、顔真っ赤!
そうだね、まだ西片恥ずかしくて耐えられないだろうしね
でも本音だから、いつか……

家まで送った
高木さんもずっと顔が真っ赤だった
高木さんも恥ずかしいけど勇気を出して言ったんだと思うと
からかい返す気になれなかった
0044以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:00:28.680ID:B4CTNr8M0
第8話 じょいふる-特大パフェ

西片~。今日さ、ファミレス寄ってかない?
一緒に食べたいものがあってさ

え...ファミレス??
夕飯もあるし...ファミレスって結構お金かかるし...放課後に寄るようなものじゃ...

お金は私が出すからさ

いや、悪いよ...

いいからいいから

というわけで
オリーブタウンにある
じょいふるというファミレスにやってきたのだが

じょいふるって歌もあって私よくカラオケで歌うんだ~

そうなの...?え、ちなみに誰とカラオケ行くの?

気になる?

(からかってると分かっても心がざわつく...)

家族と行くんだよたまに

ん?西片どうしたの?
ホッとしたような顔して

(高木さんめー!)

今度西片とも一緒にカラオケ行きたいな
ふたりっきりで

...///

でも、注文ってパフェ1個だけでいいの?

すごく大きいパフェだからねー

えっそれってまさか

お待たせしましたーDXスペシャルコスモビックバンパフェです

(凄まじい大きさのパフェが来たー)

一緒に食べよう

(やはりそう来たかー)
(しかし、取り分けて食べたりすれば)

これ一応一人分だから取り皿とかもないしスプーンも1つしかないからね

それじゃ俺も注文...

私一人じゃ食べきれないなー勿体ないなー

(高木さんめー!最初からこれを狙って)
0045以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:03:31.939ID:B4CTNr8M0
じゃあ私から行くね
西片、口開けて?

へ?

あーん♥

(あーんだって、まさかそんなことを、しかもファミレスで)

西片、恥ずかしがってるとアイス溶けちゃうよ?

(高木さんめー!うろたえるな俺、まだ一口目だ、間接キスでもない)

ぱくっ

おおー、あーんできたね西片。えらいえらい。

そ、その言い方やめてよ、なんか赤ちゃんにはいはいできたね!みたいな言い方!

あはははは

次は西片が私にあーんしてね

え、俺もやんの?!

当たり前だよー

(いいのか、これ俺の口の中に入ったスプーンだぞ、間接キスというより...間接ディープキスななるのでは)

あ、私は気にしないよ?
というか嬉しいかな
西片の口に入ったスプーンが私の口に入ったら
間接ディープキスだもんね。次のステップにすすめて

(思考が全部読まれてる、は、恥ずかしい///)
(いやでも高木さんが望んでるんだ!行けええ)
あーん

ぱくっ

おいしー!
格別だね!

西片があーんしてくれたから余計おいしい
次は私の番ね

え、まだやるの?!

当たり前だよー
西片は間接ディープキスとか思っちゃって恥ずかしいだろうけど
今日は私のごちそうだから、頑張ってね♥

(ただより高いものはないってことわざはこういうことか!......)
0046以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:07:24.633ID:B4CTNr8M0
(高木さんの口に入ったスプーンが俺の口になんて...恥ずかしい...間接キスでも恥ずかしいのに...それ以上の事を...
しかし高木さん、にっこにこしてるなあ...よし、ここは高木さんをがっかりさせないためにも、)

あーん

ぱくっ

おおー!えらいね西片!あーんできたね!

言い方!

そんなこんなで最後までパフェを2人で食べさせあった

西片、口にクリームついてる

高木さんの顔が近づき

ぺろっ

た、た、た、高木さん!
なな何を!?

ついぺろってしちゃった♥

こ、こんなところでやめてよ
てか考えたらこんなところで俺たちは何をやってたんだ、恥ずかしい

ファミレスとか他にもお客さんが...

あれ、ガラガラだね

うん、雨結構降ってるしね、周りに誰もいないよ。西片気にすると思ったからそういう日を狙ったんだ

私も周りに誰もいない方が良かったからね

(高木さんって結構こういう優しいところあるんだよな)

じゃあ、会計するね

私がごちそうするよ。約束どおり
おかげで西片とあーんし合えたしね

(恥ずかしかったけど楽しかったかな)

お会計お願いしまーす

お二人なかようごさんすね

(......げ、会計よく見たら浜口!)
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2023/08/14(月) 12:10:50.047ID:B4CTNr8M0
第9話
西片ちゃんと離乳食

(......最近、高木さんをからかい返す目標が疎かになってないか?)

西片はふと思う
たしかに高木さんと一緒にいる時間は増えて、こう恋人みたいな、というか恋人か...そういう時間は心地いいが
中学一年、二年あたりの俺はもっとギラギラしていたはず

ところが今はどうだ

高木さんのからかいは健在
俺が好きだのなんだのに照れにくくなっても
さらに上に行くからかいをしてくる

それにひきかえ俺はどうだ
高木さんをからかおう!ぎゃふんと言わせよう
そんな気すら最近起きてなくないか?

これではダメだ
高木さんの予想を超えるからかい

通学路

「どうしたの?西片?なんか悩んでる?」

「...」

「あんま深刻そうな顔じゃないし、私にからかい返す方法を久しぶりに考えているのかな?」

「そ、そんなことは無い、さ」

「図星だね」

「そうだねー、西片がすることは大体予想ついちゃうからねー、驚かすのは大変だねー」

「あ、前テレビアニメで見たけど、そのアニメみたいに西片がもし突然赤ちゃんに戻っちゃったらビックリするかな」

「で、できっこないだろ!そんなの!」

「たしかに身体は無理だけど、西片が赤ちゃんになりきってみるのはできるんじゃない?そうしたら私もお母さんになりきるよ?」
0048以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:14:12.608ID:B4CTNr8M0
「今日うち、両親遅いし中間テスト明けでまだ昼でしょ?ウチきてやろうよ」

「えっそんな///」

(えー!ってなんで俺が驚いてるんだよ)

高木さんの口車にのせられてしまい高木さんの部屋に入る

い、いい匂いがする...

「さ、西片、はじめよっか」

「ほんとにやるの高木さん?」

「高木さんじゃないでしょ?ママって呼びなさい」

(高木さんこういう時いつもノリノリだよな)

「ま、ママ~」

「西片ちゃんかわいいねー!よしよし」

(こ、これ恥ずかしすぎる、なんで高木さんをからかい返そうとして、逆に凄まじいからかいを受けているんだ?)
「ぼ、ぼく恥ずかしい」

「そっか、そうしたらママの膝でひざまくらしよっか」

高木さんにひざまくらしてもらう

「ちょっとは落ち着いたかな?」

(いい匂いするし、高木さんの...ももとかおなかとか、その...色々近いし、全然落ち着かないよ!)

「ん?どうしたのかな?元気ないねー」

(高木さんが、俺が赤ちゃんになったら驚くって言うからノッてしまったが、実際はいつも以上にからかってるだけじゃないか!)

「...///げ、元気がないのはおなかすいたからかな...///」
(あれ?高木さん顔を赤くしてし、シャツを捲って、な、なにを)

「おっぱいのみたい時間かな?//////」
0049以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/08/14(月) 12:17:35.052ID:B4CTNr8M0
(おっぱい?何を言って、って高木さんブラしてな...おっぱい)
「だ、ダメだよ高木さん!!やりすぎだって!!」

「......ごめんつい、からかっちゃった///」

(見てしまった...桜色で...綺麗な...いや、考えるな、ダメだ)

「あれ、西片ちゃん、どうしておまたのところおさえてるのかな」

「そろそろおしめ交換の時間かな?」

(ま、まずいぞ、それは、高木さんにそんなことさせては、第一いま、俺のそこはちょっと凄いことになってて、脱がされるのは避けねば)

「も、もういいから!降参!ダメ!」

「...あはははは、西片ほんとこういうの弱いよね」

「もう赤ちゃんごっこやめない?」

「最後に一個だけ、お願い」

そういうと高木さんはかぼちゃのスープを持ってきた

「これ離乳食にもなるんだって、食べさせてあげる♥」

高木さんが嬉しそうだから
またノってしまったが
めちゃくちゃ美味しい
やさしい味でこれは赤ちゃんも喜ぶぞ

「いい練習になったよ、今日は」

なんかそういうと引っかかるな

「ん?練習って将来の私たちの練習だよ。西片との、その、赤ちゃんできた時の///」

また恥ずかしいことを、...う、うれしいけど

「こ。こちらこそ...っても、もうこれはやらないから!恥ずかしすぎる!」
0050以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:20:09.976ID:B4CTNr8M0
「じゃあ俺もう帰るから」
(からかい返そうとするといつもこうすごいからかわれ方をするな...でもいつか高木さんをからかわないと!初心貫徹)

「...」
「言っちゃった///」

「...西片に言っちゃった///西片と赤ちゃん出来た時の為にみたいな事///」

「...恥ずかしかったけど...西片...」

「西片...大好き...大好き...大好きー」
一人ベッドの上で足バタバタしたりして悶えてしまう

~次の月曜日~

「先週末は変なことさせちゃってごめんね西片」

「赤ちゃんごっこなんてもうしないから」

「そうだよね...次は夫婦ごっこしよっか」

「なんでそうなるんだよ!」
「あはははは」

数年後、紙ヒコーキのようにまっすぐ一直線に夫婦になる2人だがそれはまだ先の話
そこまでの間もいっぱいいっぱい愛とからかいがつまっている
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2023/08/14(月) 12:23:20.359ID:B4CTNr8M0
第10話
ひざまくらでおひるね

(この間も高木さんをからかい返そうとして失敗した。下手にからかい返すだけではダメだ)

西片は考えていた。

(まず俺は基本が出来てない。高木さんから好かれているのはわかるが…おそらく俺は…かわいいとか思われている…だからからかわれるんだ)

(威厳だ!威厳がたりない!そのためには自分により厳しく、腕立てだけじゃダメだ、トレーニングして自分を磨こう)

何だかんだ学校というのは体育祭やら球技大会、陸上競技会などスポーツ系のイベントが多々ある。また小豆島には小豆島マラソンとかいうのもある。
ここで高木さんに
カッコいいところを見せれば、西片カッコいい!もうからかわない!ってなるに違いない

そう思い西片はランニングの距離を長くしていくことにした

金曜日
今週は土日バイトも休み、その日は高木さんと一日中一緒なのが予想されるため、なんというかトレーニングの成果の威厳を見せつければ

というわけで、今日は今までで1番の長距離ランニング、家に帰って準備を整え
(いっそマラソンくらいの距離を走ってみるか……この希望の道ってエンジェルロードみたいな感じなのか…ここまで約20km強…往復したらマラソンと同じくらいになる!)
と、今まで5kmとかせいぜい10kmのランニングを
一気に増やしてみることにしたのだが…


アップダウンの激しい小豆島、それも片道20km強、疲れも溜まった金曜日
毎日鍛えてる西片でも凄くしんどい道のり
なんとか片道は行けたが…体がもう言うことを聞かない
もう夜中だし…バスもないのでお父さんお母さんに迎えに来てもらった
0053以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:23:40.426ID:B4CTNr8M0
>>51お人形さん??
0054以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:26:50.095ID:B4CTNr8M0
その後はいきなり無謀な事をして、さらに往復だったら深夜になっていただろうという計画だったので両親ともに心配したのかかなり叱られた

疲れに疲れきって午前2時に寝床に着く西片。一瞬で意識が飛んだ。

翌朝
ピンポーン

ピンポーン

「あれ?出ないな…西片…」
「仕方ないな」

プルルルル

「はぃ…西片です💤」
「寝てるの…キスしちゃうよ?」

「た、た、高木さん?」
「起きた?」

ガチャ
玄関を開ける
「ごめん!寝ちゃってて」
「大丈夫だよ!あがってもいい?」
「散らかってるけど…」

最近は会う時も家に高木さんが来てからどこに行くか決めるって事も多い

「ごめん、寝ちゃってて…せっかくバイトも休みだし、どっか行きたいよね」

「うーん…今日はいいや。どこも行かない。西片の部屋で」
「え、いいのそれで?」
「西片、すごく疲れてるみたいだからね」
(ば、バレてる!?)
「つ、疲れてなんか…い痛っ…」
筋肉痛だ

「疲れてるでしょ」

「いいんだよ。西片。おうちデートって言葉あるの知らない?」
「出かける予定が家になってもデートなんだよ」

(しかし、威厳を見せるつもりが…作戦失敗じゃないか…いや…まだおうちデートで威厳を見せれば)

「だからね」
「西片、疲れてるみたいだし、一緒にお昼寝しよっか///」
0055以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:30:17.154ID:B4CTNr8M0
「ちょっ…高木さん!そ、そんな、一緒に寝るだなんて」

「一緒に寝るだけだよ?あれ?もしかして別の意味の寝るを想像しちゃった?」ニヤニヤ

「そ、そんなわけないだろ!」

「そっちの意味でも私はいいけど///」

「と、とにかく、そ添い寝なんてダメ」

「興奮して寝れなくなっちゃう?」

「違うけど!違うけど!」

「ちぇ~、じゃあ膝枕してあげるよ」

「そ、それも…」

「してあげたいな…///」

結局高木さんにひざまくらして貰うことに…
高木さんの太もも…柔らかくてハリがあって…いい匂いが…というか眼前に高木さんの…ハーフパンツが…こ…これは…

「やっぱ興奮して寝られないか」クスクス

「ち、ちがうから!」

「いいよ、私は…///西片がオオカミになって食べられちゃっても…///」

「すぐそういう事言うのやめて!寝れなくなっちゃうだろ!」

「やっぱ興奮して寝られないんだ」

(た、高木さんめー!)

でもそんな時間が心地よく

ウトウトしかけた時

「西片、西片が疲れてるのって昨日ランニングの距離増やして寝たのも遅かったからだよね」

(な、なんでバレるんだー!言ってないのに)

「わかるよ…西片筋肉痛だし…」

「ただ…急に長距離ランニングしたり…あの…嫌な事とかがあったとかそういうんじゃないよね?」
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2023/08/14(月) 12:32:50.543ID:B4CTNr8M0
「あのね…西片…もし西片に嫌な事や辛い事があったら…絶対に私が力になるから…支えるから…
だから悩みとかあったら…なんでも話して欲しいな…絶対に私は西片の味方だから」

(高木さん、ちょっと涙声だった)
「高木さん。心配させちゃってごめん。悩み事とかではないから」

「ほんと?」

「本当だよ」

「心配かけたくないからってウソはなしだよ?」

「本当だって、高木さんにカッコつけたかっただけ!」
「…って何言ってんだ俺は」

「…あはははは。多分そんな事だろうとは思ってたけど」

(高木さんめ!)
「でも西片は十分カッコいいよ。ホントだよ」

「まあ、カッコいいけど、かわいいからからかっちゃうんだけどね」

「高木さん」

「あはははは」

「でも西片に辛いことがあったとかじゃなくてよかったよ。これで安心して今日はお昼寝できるね。寝よ!西片」

結局3時頃まで寝てしまった。
起きたら高木さんはまだひざまくらをしていた
0057以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:35:14.129ID:B4CTNr8M0
それにしても腹が減ったー

「お腹すいたね」

「西片寝てる時になんか作っても良かったんだけど、西片起きるまでひざまくらしててあげたかったから。ごめんね」
「だから来る前にお菓子買ってきたんだよ。手料理じゃなくて申し訳ないけど、ほら、チョコっと長い棒、まるめた草。色々あるよ」

「ありがとう、高木さん」

「いえいえ」

一緒にお菓子を食べた
「あとこれも」
なるとラーメン

「西片との想い出が詰まってるお菓子とカップラーメンだからよりいっそう美味しく感じるや」

「また恥ずかしがらせる事を…」

「西片は違う?」

「いや、違くないけど…」

「よかった❤」

「じゃ、西片また明日」
「じゃあね高木さん、また明日」

高木さんに心配かけて悪いことしちゃったな
結局威厳は見せられなかったけど、高木さんを安心させられたから良かったか
高木さんをからかい返せなくても、いいか、…いやそれとこれとは話が別!いつかからかい返す!
0058以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:38:32.854ID:B4CTNr8M0
第11話
みみかき

今日は雨。もう6月。梅雨入り。
バイトは休みだからどこか行こうか?
と高木さんと話していたが

雨だしわざわざ出かけなくてもいっか
ということでまた自分の部屋で高木さんとまったりすることに

「西片、またおうちデートだね...❤」

「せっかくバイトも休みだったしどっか行きたかったけど...雨だったし...ごめん」

「いいよ。おうちデート楽しいもん。」

///

「あれ、西片、まだデートって言われるの恥ずかしいの?」

(た、高木さんめー!)

「ところでさ、西片、前膝枕した時気になったんだけどさ」

「耳垢、とってもいい?」

「へっ?いきなり何を...」

「西片、最後耳垢とったのっていつ?」

「......いつだっけ......全く覚えてない...」

「耳の聞こえが悪くなっちゃうよ?取らないと」

「だ、大丈夫だって。そのうち自分で取るから」

「大好き」小声

「へ?」

「今から一緒にお風呂入ろっか」超小声

「なに?」

「今日、西片に私の初めて、あげようか」超小声

「なんて?」

「ほらー、やっぱり聞こえない。取らせてよ。耳垢」

「いや、じゃあ今自分でとるから!」

「私が取るのは西片は恥ずかしいかー」

「そ、そんなんじゃないけど」
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2023/08/14(月) 12:42:58.276ID:B4CTNr8M0
「だって耳垢取ってる時からかったりしたらあぶないだろ!?」

「西片が動かなきゃいいだけだよ~」

「やっぱからかう気だ!」

「冗談冗談。からかわないよ。絶対痛くしたりしないから。だから、ね。」

はずかしいけど、耳垢とってもらうことに、また高木さんに膝枕をしてもらう

最初は緊張したが、なんだろう。安心感があるというか。
ピンセット、みみかき、綿棒
上手く使って高木さんはやさしく耳垢を取っていく。
とってる時は真剣そのものな感じで、からかったりもせず、全然痛かったりしなかった
でも、高木さんのいい匂いがして
ドキドキが止まらない...

最後綿棒に消毒液をつけて耳の溝のとことかの汚れもとっていくが

「ひゃう」
「あははは...西片変な声出てる。気持ちいいんだ?」

「そ、そんなんじゃないけど!」

「もっと気持ちいい事してあげよっか...❤」

「そ、そういうのいいから!」

「あははは」
「はい、反対側もやるから」

は、反対側!?

ということは
高木さんの方を向くということで
眼前に高木さんのおなかとか...
その、デリケートな、股の部分が...

ってダメだダメだ何考えてるんだ俺は

「あれ?西片、どうしたの?」

「こっち向くと興奮しちゃうとか?」

お見通しかよ!

「えっちだねえ西片は」
0060以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:45:48.138ID:B4CTNr8M0
「西片がえっちなことばっか考えちゃって耳垢できないなら...そ、そういう事しちゃってもいいけど...❤」

「どうする?みみかき続ける?それとも...///?」

た、た、高木さん、火に油注ぐのはやめてくれ...ダメだドキドキが止まらない...しかし、こ、ここはしっかり心を強くもつんだ西片

「み、耳かきでお願いします...」

「あと少しだったのにー」

しかし眼前に高木さんのおなかとか...太ももとか...そういう部分とか...
もちろん服は着てるけど...さっきみたいな事を言われると余計意識してしまう...
いい匂いもさっきより強いし...
これはなかなか危険だ...

あっ、でも高木さんの耳かき...
絶妙な力加減で、全然痛くないし...
気持ちいいっ

「あっ」

「西片また変な声出てるよw」
「ここが気持ちいいのかな?」

「ふぁう!」

「ふぁうってw」

すっきりしたけど、きもちよかったけど、高木さんに散々弄ばれてしまった。
0061以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:47:19.993ID:B4CTNr8M0
「ほら、西片、こんないっぱいとれたよ」
「これじゃあ耳の聞こえが悪くなるわけだよ」

「こんないっぱい詰まってたの?」

「スッキリした?」

「...うん...ありがと...」

「どういたしまして」

「...」ウットリ

「どうしたの?高木さん」

「え、なんでもない」

なんか高木さんが取れた俺の耳垢見てうっとりしてたような気がするが...
いやそんな訳ないよな

「ところで最初小声でなんて言ったの?」

「...」
「大好き...///」

///

「西片相変わらず顔赤いよ...///」

高木さんめー

「西片、それよりさ、お腹すかない?なんか作るよ!」

11話完
0062以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:47:45.546ID:B4CTNr8M0
たまに感想とか指摘ききたい…
0063以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:49:18.720ID:yNx+cxehp
めっっっっっっちゃきもいよお前
よく恥ずかしげもなくこんなの書いて載せれるな
0064以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:52:18.634ID:B4CTNr8M0
第12話
釣り

週末、バイトもなし、久々に晴れ

西片には丁度勝負の案があった
「高木さん、釣りで勝負をしないかい?今度は海釣りで」

(そう、2年前の秋に池で釣りをした時は負けた。が敗因は餌だ。高木さんは魚は触れるかもしれないか…虫餌ならどうだ?)
しかも用意した道具は

いわゆるぶっ込み釣りとか投げ釣りをするタックル
重りをつけて投げるタックルでは練り餌などの柔らかい餌は向かない。
あのミミズみたいなウニョウニョしたイソメって餌は俺でも抵抗があるくらいだ…高木さんは触れまい

「確認するけど、大きいの釣った方が勝ちだよね?あと餌は自由」
「仕掛けの糸の太さや針のサイズも自由だよね」

「ああ」

餌が自由かどうかを確認するってことは
ビビってるな高木さん
練り餌を投げては餌が取れを繰り返して坊主を…いや、俺が勝つにしてもなにか釣らせてあげたいけど…

「じゃあ俺は青イソメにするよ」
高木さん、どうだ!

「じゃあ私は岩イソメにしよー」

なっ…
高木さん!?どんなのだか分かってるのか!?ミミズより太くて長くてウニョウニョしてるやつだぞ!?

「小さい頃お父さんに釣り連れてって貰ったりしたから慣れてるんだよ」
お見通しなのか…
目論見が外れた…

まあいいさ
それなら実力で勝つまで
0065以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:52:37.029ID:B4CTNr8M0
>>63ぐだい的にどのへん?
0066以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:55:37.539ID:B4CTNr8M0
青イソメのが当たりはあるんだ
さらに俺は3本針、確かこの辺は投げてカレイとか釣れるはず…

「西片はカレイ狙いかな?大きいの釣れるといいね。あ、そうだカレイ狙いなら、キスかかったらその度にキスするからね」

た、高木さん!?
カレイ狙って1番かかるのはキスなんだけど…!

高木さんは1本針か…

それにしても高木さん、堤防のヘリに落としてばっかりだが…投げないのか…もしかして投げれない?ならこの勝負まだ俺が有利…ってかかった…!

もう、釣れた!どうだ高木さん先手必勝!
「おお!一気に3匹釣れたね西片!キス3匹、よっぽど私とキスしたかったかー」

そ、そうだった…
「いやそういうんじゃなく」
「西片っ❤」
ちゅっ
ちゅーっ
ちゅー……っ

高木さんの唇が俺の唇に…
しかも今日のな、長い///
恥ずかしいけど、ドキドキする……

「キス10匹釣れたら大人のキスをしてあげよう」
「そ、そういうの狙ってないから!」

「おっ、かかった!結構引き強い!」
「高木さん大丈夫?」
「大丈夫!!せーの、とりゃあ!」

高木さんが釣れたのは
34cm チヌ

くっ…リードされた!してやったり、って感じの嬉しそうな顔してんな

俺も…
おっかかった!大きいぞ!!

37cm チヌ

キス

「どうだ見たか高木さん!」
0067以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:56:34.749ID:sNdMwIH30
セックスまだ?
0068以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 12:59:45.572ID:B4CTNr8M0
「またキスだね」

ちゅっ~~っ
俺の頬に両手を添え、丁寧にするやさしいキス
1分くらい…息が続く限りという感じの
高木さん…
高木さん…

「西片、顔真っ赤だね。今月一赤いよ///」
「そ、そりゃ赤くなるよ!仕方ないだろ!だって…」
「だって?」

「……好きな子からキスされたら…」

「……」
「そっか…嬉しいなあ///」
「西片に好きって言って貰えて。幸せだなあ。」

「それより続きを…」
そんなこんなで釣りを続ける

俺はその後もキスを釣り高木さんにキスされる
そんなこんなで終了1時間くらい前に…

「西片!来た!大きい!」
すごい竿が曲がってる
「あっ!」

高木さんが海に落ちてしまうんではないか
心配するよりも先に体が動く
高木さんを後ろから抱きしめて支える

「西片っ///」
「ずっと支えてるから。大丈夫だから!竿立てて糸巻いて!」

「うん!」

すごい引き
なかなか浮いてこない
かれこれ数分やりとり

浮いてきた!
でっかいコブダイ

タモ網で高木さんの魚をすくう

「釣れた!」
「やったね!高木さん!」
高木さんが抱きついてくる
「西片のお陰だよ!ありがとう」
「いや、釣ったのは高木さんだよ。高木さんが釣ったんだよ。」
「ううん、2人で釣ったんだよ」

72cm コブダイ

これはかなわなさそう…

結果は…
0069以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:00:41.495ID:B4CTNr8M0
>>67今日までに書いてる範囲ではセックスはない
でも2話のお風呂みたいにえっちなシーンならあるかも…
0070以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:09:17.111ID:NQLrQvkvM
西片と高木さんて中3で生涯誓い合ってお互いに愛しすぎてるんだから高校入ってすぐ中出しセックスして問題ないと思う。真面目に。
0071以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:11:49.785ID:B4CTNr8M0
高木さん
コブダイ72cm チヌ34cm

西片
チヌ37cm シロギス9匹(最大20cm)

高木さんの圧勝…

「完敗だよ高木さん…」
「さあ、罰ゲームなんでもやるよ」

「……この勝負…引き分けにしよっか」

「え、なんで?」

「だって西片が助けてくれなかったら釣れてなかったし…」

「体制崩した時に支えてくれたり…支えながら励ましてくれたり…タモ網に入れるのも西片がやってくれたし…」
「手助けなかったら私負けてたのに…ありがとうね」

「あれは…こっちも咄嗟に体が動いたというか…でも高木さんの勝ちだよ!これは」

「……そういう所がね…大好き…///」

「何か言った?高木さん?」

「なんでもないよー。あ、そうしたら釣った魚西片の家で料理させてよ」

「え?それが罰ゲーム?全然罰でもなんでもない気が」

「いいんだよ。一緒に食べよ❤」

「うんっ…///」

第12話完
次回、料理編に続く~
0072以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:16:15.890ID:B4CTNr8M0
>>70とっておきのはなしとしてまだまだ書かずにとってある…
でもまだもっと先かな。丁寧に書きたいから今回はまだ出てこない
高二くらいかなと思う。高木さんは中1の頃から西片にベッドで勉強しよっかって言うくらいだし、西片さえ良ければいつでも、だろうが
西片は恥ずかしがり屋な上に責任感強いしなかなか陥落しないと思うんだよね。ギリギリのとこで耐えそう。
0073以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:19:37.768ID:u9yUl72i0
西片が白血病とかで死ぬ展開は?
0074以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:22:06.987ID:B4CTNr8M0
第13話
釣魚料理、そして…

さて釣った魚を料理だ
「キスは天ぷらかな?チヌとコブダイもちょっと天ぷらにしてみよっか」
「あとはコブダイはコブのところと身の一部をお刺身かな、チヌも一匹はお刺身かな」
「煮付けもつくろっか。あと1度には食べきれないから干物にしちゃおう」

「お刺身も今日食べるのと熟成とつくってみようよ」
しかしよくまあ、こんなすぐに料理を思いつくな。そして楽しそうだ
しかしエプロン姿が…なんというか…
「西片、残念だったね。キスあと1匹多く釣ってたら私と大人のキスできたのにね」
「ね、狙ってないからそんなの!」
「あはははは」

高木さん…手際がいいな
料理だけじゃなく、釣り場で魚を締めるのもサクサクっと高木さんがやってしまい、この勝負どうやっても勝てないんじゃないか…とよぎってしまう…
いや、諦めてはダメだ

ただいま~

しまった、もうそんな時間か!母さんが帰ってきた
「お邪魔してます」

「あら。高木ちゃん?」
「はい、お世話になります」
あれ?面識あるのかな

「高木さん母さん知ってるの?」
「買い物の時とかたまにあって話すよ」
「ええっ、いつ頃から!?」

「前々から息子がやたら気になる女の子がいるみたいで気になってたんだけどね、昔文化祭の劇やってたでしょ」
0075以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:22:56.887ID:B4CTNr8M0
>>73そういう展開には絶対しません
0076以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:26:14.613ID:B4CTNr8M0
「ああ、この子が息子が好きな子か~って思って、その後マルナカで会った時話しかけたのよ~それからたまに買い物の時話すわね」
「ち、ちょっと母さん!」
「あはははは」

「ごめんなさい、勝手にキッチン借りちゃって、ぜひ家族みなさんで食べてください」
「ありがとう!うれしいわ~」

「しかしエプロンが似合うわね。お嫁さんみたい」
「母さん!!」

「……がんばります///」
「ちょ…高木さん!?」

「よかったじゃない、高木ちゃんあんたのこと大好きよ?」
「……///」
「顔真っ赤だよ…西片///」
「高木さんだって赤いし…」

ただいま~
「父さんまで帰ってきた」

「父さん、高木ちゃん来てるのよ。」
「おお、あの高木さん。初めまして、父です。息子がお世話になってます。」
「初めまして。高木です。よろしくお願いします。」

なんか家族に見られるの恥ずかしいぞ…というか付き合ってると思われて…いや、実際そうなんだけども…

「高木ちゃんほんといい子よ」「こんないい子が彼女だなんて幸せだな」

「いや!だからそういうんじゃ!……いや……そういうのだけど…つ、付き合ってるけど…///」
「……///」
「……ありがと、西片❤」

「みんなで食べれるようにもう一品お鍋作ろうかな」

そんなこんなで料理が完全
0077以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:27:57.882ID:B4CTNr8M0
俺の両親と俺と高木さんで食卓を囲むことに
めちゃくちゃ恥ずかしいけど、高木さんと俺の両親ともども仲良くて良かったかな

「洗い物しますよ」
「高木ちゃん、料理してくれたんだからこれくらいやらせて。あと高木ちゃん結構夜遅いから連絡してね」
一応高木さんは家に来る前に

家に連絡入れたみたいだが
それにしてももう夜21時過ぎてる
なんでもう一度連絡しようとしたところ
「遅いしもし良かったら家に泊まってく?」

何言い出すんだ母さんは
「いや、さすがにそれは…俺が家まで送ってくし…」

「……///き、聞いてみます…///」

た、高木さん!?

「うん…うん…そう、西片…で、夜遅いから泊まったらって…うん…西片のお母さん……いいって……分かってる……いいの?……ありがとう」

「西片君の家ならいいって!!」

「うそっ!?」
ダメだろ~!!!
なんで許可出るんだ!!!

13話完
次回うれし恥ずかしお泊まり編
0079以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:32:20.128ID:B4CTNr8M0
第14話
はじめてのお泊まり

まさかの
高木さんが家に泊まることになった
…えっ…嘘…?

「西片、お風呂入ろっか」
「なっ、何言ってるの高木さん!父さんも母さんもいるのに!!」
「別々にだよ?あれ?お父さんお母さんいなかったら一緒に入りたかったの?西片は、えっちだね」

「西片が入りたいなら、私は一緒に入ってもいいけどね。西片となら」

「入らないからっ!!」

「あはははは。どっちから入る?」
「た、高木さんからでいいよ」
「そっか~西片は私の残り湯に入りたいのか~えっちだね。」
「ち、ちがうよ!高木さんは今日はお客さんなんだから」

「一番風呂に入ってもらおうかと思っただけ!」

「だったら西片から入る?嬉しいなあ。西片の入ったお湯に入れるなんて」

「そ、そういうこと言わないでよ!」

「やっぱ一緒に入るのが一番じゃない?」

「それはダメだって!両親いるし!」

「やっぱ両親いなかったら入るんだ~」

「もう!」

「あ、私着替え持ってない」

「そ、そういえば…母さんのとか借りれるか聞いて…」

「西片のがいいな。」
「西片のがいい」

「えっ、俺の服…を…高木さんが...?」

「うん!」

「いやいやいや、それは…」

「西片は嫌?」

「嫌ではないけども…」

「意識しちゃう?」

「......うん」
0080以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 13:36:29.111ID:B4CTNr8M0
「じゃあ決まり!」

「ええっ…!」

「分かったよ…じゃあ着替え持ってくるから脱衣所で待ってて」
た、高木さんが俺の服を…
いやいや冷静になれ俺
中1の頃既にお互いの
体操服着たりしたろ…
もう3年前に通った道だぞ

「おまたせ~着替え…ってた、た、高木さん?なんで脱いでるの!?」

「だってお風呂入るし…西片やっぱりえっちだね…///❤」

「まだ順番決めてなかったろ!だからもう入ろうとしてるとは思ってなかったし…///」

「仕方ないからそういう事にしといてあげるよ❤じゃあ入るね」
絶対わざとだ
俺がからかいに強くなると
さらにそれを上回るからかいで返してくる

「……ふぅ……///ドキドキしたや…///西片っ❤」



「お風呂あがったよー西片」

…風呂上がりの高木さんが…俺の服を…
ダメだ…考えるなっ……あれっ…
だ、脱衣所に高木さんの脱いだ服…ぱ、ぱんっ…

「あ、ごめん西片、脱いだ服持ってくの忘れてたや」

「た、高木さん!?」

「入ってこないでよ!」

「お互い様だよ~私も西片がもう脱いでると思わなかったし…///」
「あれ、西片、おっきくなってるね///」

「どこが!なってないから!全然!お風呂入るから!」



「西片はかわいいなぁ…///❤」


「すいません先に入らさせてもらって」
父母「いえいえ」

母「そうそう、高木ちゃんはどこで寝る?」

「西片の部屋で一緒「俺のベッド使ってもらうよ!俺は居間で寝るから!」

高木さんは何を言い出すんだ全く…
「じゃあベッド貸すから…」
「そんな急に泊まることになったのに悪いよ。西片もいつものベッドじゃないと寝付けないかもだし…」
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2023/08/14(月) 13:40:37.116ID:B4CTNr8M0
「私が居間で寝るよ」

「いや、そういう訳には…」

「じゃあ一緒に寝る?」

「だから!そういうのダメだって!特に両親いるんだし」

「やっぱ両親いなかったら一緒に寝たいんだ西片は、えっちだね❤」

「ち、違っ、てかそういう寝るじゃないし!」

「声抑えるようにするから大丈夫だよ❤」

「しないから!とにかく俺は居間で寝るから!じゃあ!」

バタン

「西片のベッドか…西片の匂いがする…///西片に包まれてるみたい…///」

…こういうのもいいな
……でもせっかく初めてのお泊まりなんだから
眠る寸前まで西片と話したいな…


ドキドキして寝れない…
「西片っ」

「高木さん?」

「ちょっと話そうよ。せっかく初めての夜なんだし」

「そういうんじゃないでしょ!」

「初めて西片の家にお泊まりした夜って事だよ?西片はまたえっちな勘違いしたの?」

高木さんめー寝る寸前までからかう気か
「西片、私、西片の服着てるんだよ」
「彼シャツってやつだね」

こういうのちょっと憧れてたんだ~」

「…///」

「顔真っ赤だね。」

「…中1の時もお互いの体操服着たりしたろ?」

「あの時も顔真っ赤だったよー」
「それにあの時とは状況が違うし。西片の家で、夜に、お風呂上がりで。西片の服着てるの。あ、あと…私…下着はいてないし…///」
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2023/08/14(月) 13:45:56.409ID:B4CTNr8M0
「はいてよ!」

「だってお風呂上がって1日はいたのはくのいやだし、西片のスウェット履いてるもん」

「そんなのはあたりまえだろ!」

高木さん…つまり今、直に俺の服を…
ああああダメだダメだ心頭滅却
「西片えっちだから大変そうだね…」

「誰のせいだと思って!全く…」

「あんまそういう風なからかいばっかしてると俺だってそういう事…」

「いいよ」
「西片に全部あげるよ…///」

「た、高木さん…」
「西片っ❤」

ドキドキしすぎて心臓が口から出そうだ…
いいのか…でも……

ジャー(トイレ流す音)
「ほら、やっぱ母さん父さんそこの廊下通るしさ…」

「あと少しだったのになあ」
「でも西片とこうやって寝るまで話せるだけでも幸せだな~」

「寝るまでずっといるの!?」

「いるよー」

「手、繋いでよ」

「…うん///」

「西片のベッドで寝るのも良かったんだけどね。西片に包まれてるみたいで❤」

「またそういう…」

「でもこうやって」

「西片と話しながら寝る方が安心するや…」
「……///」

「…からかえるし…」
「結局それ!?」

「西片……大好き…❤」
「……///」

「た、高木さん…!?」
「…」

「寝ちゃったかな…」
「……起こすのかわいそうだし…このまま寝かせてあげよう…」
「寝顔かわいいし…」
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2023/08/14(月) 13:49:32.218ID:0wMPsyQiM
大好きな子が、好き好き言いながら
スウェットはいてるとはいえ
パンツはいてないって言った上で
布団の中に入ってきて
男子高校生が耐えられるだろうか
しかも生涯誓いあってる仲。
止めるものは何も無い

※中出しセックスしてください
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2023/08/14(月) 13:52:21.810ID:B4CTNr8M0
~朝

「おはよう」
「あれ?高木さんは?」

「高木さん?」

「あ。西片おはよう!」
キッチンにエプロン姿の高木さんがいた。朝食を作ってくれてるようだ
「ふぁぁぁ、眠い。高木さんよくこんな朝から元気におきられるね」
「西片に美味しい朝食作ってあげたくてさ。あと…」

「眠りにつく時に誰かさんがかわいいって言ってくれたからかな?」

「聞こえてたの?寝てたんじゃ…」

「寝てるなんて言ってないよ♪」
「さ、昨日のお鍋お味噌汁にしたから、西片のお母さんお父さんも起こしてきて!」
こうして朝食を食べて高木さんは家に帰った。まさか泊まるなんて…

まあ、楽しかったけど…
でもあんなドキドキしたら心臓がいくつあっても足りないよ全く…



楽しかったなー
また西片と夜中までずっと一緒にいたいなー
今度は私の家に泊まりに来てくれないかな~
今年は蛍も見に行きたいし…夏祭りも
西片と一緒にやりたいことがいっぱいあるや
14話 完
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2023/08/14(月) 13:57:14.172ID:0wMPsyQiM
高木さんは付き合っても面白いと思うが
その続きが難しいのは高木さんと西片があまりに愛が強く中3の映画でプロポーズ済み、もし原作でも似たような感じでしめたら

その続きはもう間違いなくセックスになるから少年誌では描けないという事かもな。なら青年誌で高木さんと西片見たいよなあ
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2023/08/14(月) 14:00:12.456ID:B4CTNr8M0
>>85実際青年誌でちょっとエッチな展開ありで描いてるのは見たいな。宇宙一幸せな初えっち見れそう
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2023/08/14(月) 14:11:21.872ID:B4CTNr8M0
第15話 誓いの鍵

西片っ…来てっ…
だ、ダメだって高木さん…
お願いっ…❤いいからっ…あっ…❤
高木さんっ…大丈夫?
大丈夫…西片っ❤動いて…
高木さん!も、もう出ちゃうから離れて!付けてないんだから!
だーめ❤離さないよ❤
高木さん!ああっ!あああっ!
ビュッ…ビュッ…ピュッ…

ガバッ!
「ゆ、夢か……げっ…」
やってしまった

先日、高木さんがお泊まりに来て添い寝(もちろんそういう…変なことはしてないけど)してしまってから
高木さんと、そういう変な…事する夢を見てしまう…
今日なんて…寝てる時に出…こ、こんなの高木さんにバレたら大変だぞ。なんとかしないと!
お風呂場で洗っていると

ピンポーン

高木さんが家に来た
休日で雨の日なのに早いな
とりあえず一通り洗って洗濯機に入れたからバレないはず

「お、お、はよう高木さん」
「おはよ。西片?あれ?なんで西片慌ててるの?」
「べ、別に慌てててなんか!ない!」
「ほんとかな~なんかいつもと違う匂いするし」
クンクン

「た、高木さん?嗅がないでよ!」
「えーいいじゃん。西片のこの匂いも好きだよ?」
「…///」

「でも何で西片動揺してるのかな~」
「いや、お!思ったより早く来たから!それだけ!」
「ふーん、私はてっきり今朝、西片が私とえっちな事する夢でも見たから焦ってるのかと思ったよ」
「そ、そんな!わけ!ない!」

「私はいいんだけどなあ。ちょっと嬉しかったり…///」
「違うから!」
「あははは。そういう事にしといてあげるね。」

さて、今日高木さんが来たのは他でもない
1年前に来年は一緒に蛍を探そう、という約束をしていたので、その為にバイトも休みにしたが…

「この雨じゃ蛍は飛ばないだろうね」

そう、蛍の時期は梅雨と重なりがちなのだ。今日も雨、明日も雨予報

「ごめん高木さん、先週思いつきで釣りに誘わずに蛍探しに行ってれば」

「いいよ、先週の釣り楽しかったし!お泊まりもできたし」

「でも…こう雨が続くと…今年も見れないかもだし」
0088以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:16:19.266ID:B4CTNr8M0
「あ、そしたらさ、私行ってみたい所があるんだよ。まだ午前中だし、一緒に行こうか。」
「雨だけど…いいの?」
「うん。」

「傘は1本だけでいいんじゃない?相合傘していこうよ」
「いや、忘れたなら仕方ないけど分かってて1本にするのは…」
「だめかな?」
「うーん…」

「しっかりひっついて西片も濡れないようにするから」
「だからそうなるでしょ!」
「恥ずかしいか~」

結局、フェリーと電車に乗り結構遠出するので、傘は2本持つ事にしようと説得した

フェリー内
「船内でうどんたべよっか」
俺は肉うどん、高木さんはきつねうどんを頼んだ

「お肉ひと口頂戴?お揚げひと口あげるから」
「え~…他の人もいるし…」

「肉うどん前まで無かったの思い出してさ、食べたくなっちゃって…ダメかな?」
「…それくらいなら…まあ」

「あーん」
「さすがに恥ずかしいから!自分で食べて!」
「あはははは!ひと口もらうね」

「はい、西片!あーん!」
「自分で食べるから!///」
「相変わらず絶好調の顔の赤さだね」

高木さんがうどんの片端をくわえ
「ほら、西片、こっちのうどんの端っこたべてよ」
「こんな人前でうどんポッキーゲームなんかやるわけないだろ!」
「あははは。人前じゃなかったらやるんだ❤」

高木さんめー!

そんなこんなでフェリーと電車を乗り継ぎ
「凄い高い塔だね。しかも金ピカ」
「ゴールドタワーって言うんだよ。千の景色が見れるって事で千景殿とも呼ばれるんだって」
「上行ってみよ?景色が綺麗なんだって。」
エレベーターで展望室へ
「ほら、西片!見て!すごい景色」
0089以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:19:57.044ID:B4CTNr8M0
「私たちの住んでる島見えるかな?」
「うーん、どうだろ」
「あれは?」
「直島とか豊島とかかも」
「じゃあその奥のあれ?」
「どうだろうね」
「わかんないや」

「でね、西片、なんでここ来たかったかって言うとね…」
ゴールドタワーの売店に2人で並ぶ

「これ?南京錠?」

「なんでこれが欲しかったの?」
「これはね、誓いの鍵っていって、この南京錠に、大切な人同士で名前を書いて、あそこに引っ掛けて鍵を閉じるとね」
高木さんが指さした方を見ると、沢山の南京錠が掛けられている
「名前を書いた人達の絆が永遠に続くんだって」
「大切な人…」
「西片❤」

「…///た、高木さんそういう願掛けみたいなの好きだよね」
「そうだね。なんでだと思う?」
「…///」
「赤くなった」
「…それだけ、ずっと、永遠に、一緒に居たいからだよ…」
「…///」
「じゃあ買ってくるね」
「そ、そういう事なら俺も半分出すよ、2人で買った方が効果あるかもだし」

「…うん!」


それぞれお互いに、西片、高木って書いて、南京錠を吊るして閉めた

「これで蛍今年見れなくても、永遠に結ばれるね❤」
「もし今年見れなくても来年もあるし…こういうのが無くても俺はずっと高木さんを…」
「ずっと私を…?」
「…///」

「ほら、西片顔真っ赤」
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2023/08/14(月) 14:23:01.018ID:ZdKIuHYw0
とりあえず馬鹿な事考えてスレ何度も立ててないで耐えろ
0091以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:23:28.331ID:B4CTNr8M0
「西片照れちゃってなかなか言ってくれないからやっぱこういうの必要だと思ってさ」

「ちゃんと去年の夏に言ったろ!」
「もう1回聞きたいな…///」

「…た、高木さんを…ずっと…幸せにします!…は、恥ずかしい…///」
「……///。ほ、ほら、恥ずかしいは余計だよ!もう1回!」

「勘弁してよ~」
「あははは。私も西片を幸せにするからね…///」
「よく平然と言えるよな高木さんは」
「平然とじゃないよ?ドキドキしてるよ。いつもね…」
「今日はありがと、西片っ❤」ちゅっ
高木さんが不意に口にキスをしてきた
「高木さん!?」
「西片、大好き❤」

そんなこんなで2人で電車に乗りフェリーで帰る

フェリー内
高木さんがもたれかかってくる
「あ、あんま船でいちゃいちゃは…高木さん?」
zzz…

「寝ちゃったのか…」
かわいいな…寝かしといてあげよう…

「…西片…」

寝言かな…
「全く…西片はえっちなんだから…しょうがないなぁ」

「西片っ…❤…んっ…///」

高木さんめ…
これはあれだよな、今朝俺が見たような夢…
なんて夢を見てるんだよ高木さん!!

寝てる時まで俺を恥ずかしがらせるのか…
さすが高木さんだ…

15話 完
0092以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:24:13.038ID:nZjKWwjzM
良くも10年も続いたな
ネタ切れなかったんか?
0093以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:24:53.184ID:bzxI4rU9a
レイプシーンは何話?
0094以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:25:31.721ID:B4CTNr8M0
>>90こう、高木さんと西片の幸せな未来を想像してかないと、高木さんが終わることに心が押しつぶされて耐えられないんだよ
0095以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:25:50.935ID:B4CTNr8M0
>>93絶対そんなの書かない
0096以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:26:26.575ID:B4CTNr8M0
>>92全くなかったよ。ほんと毎月毎月幸せで最高だった
0097以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:31:00.996ID:B4CTNr8M0
第16話 縦笛

今日は珍しく高木さんと一緒に登校しなかった
何やら大事な用事があるから先に行っててとのこと
何かは教えてくれなかった。心がざわつく

それはそうと朝教室に来たら
高木さんの縦笛が俺の机の上に置かれていた
…なんだこれは…?
高木さんのからかい?
いやしかし

高木さんは大事な用事があるって言ってたし、まだ来てないはず…
昨日は一緒に帰ったから、置く暇ないだろうし…
じゃあ別の人が置いた…?どっかに落としてて、届けようとして間違えて隣の俺の席にとか…?
……
た、高木さんの…笛…
だ、ダメだダメだ!何考えてるんだ!!

高木さんの机に置いておこう

「おはよー西片」
「おはよう高木さん」

「高木さん、なぜか知らないけど俺の机の上に高木さんの縦笛があったんだ。これ。」
「そうなんだ。ありがと。あれ、西片顔赤いね」
「赤くないよ!」
「吹こうとしてたからかな?」
「してない!」
「でもさっき…」

「私の縦笛持って顔真っ赤にしてたじゃん。なんで?」
その場面の写真を見せる高木さん

「見てたの!?大事な用事は!?嘘だったの!?」
「あはははは。嘘じゃないよ。大事な用事ってこれだもん。久しぶりに凝ったからかいしたくてね。早起きして置いといたんだよ。」
高木さんめ~
0098以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:31:43.669ID:QdkY8RuFa
徴兵される回は?
0099以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:34:51.121ID:B4CTNr8M0
「消してよ!」
「ダメだよ。待ち受けにしちゃったもん♪」
「やめてよ~」
「誰にも見せないから」

高木さんめ
こうなったら、目には目をだ


「高木さん、明日は大事な用事があるから申し訳ないけど高木さん1人で登校してくれ」
「そっか…寂しいな…」

心が痛む!が、挫けるな

「ちなみに理由も企業秘密でね」
「…そっか」

あああ罪悪感が
しかしからかい返すためにも心を強く持って押し通すのみ!
どの道明日にはネタバレするわけだし!

~朝早く学校に来て
高木さんの机の上に自分の縦笛を置く
ベランダに隠れて様子を伺う

「あれ?私の机の上に…」

「縦笛が置いてある…西片…って書いてある…どうしてだろ?」

いいぞ

「怪しいなあ、ほんとに西片の縦笛かなあ~」
「匂いを嗅いでみよう」クンクン
「西片の匂いだ❤」

なんで匂いでわかるんだよ!
そんな変な匂いなのか?(自分の服クンクン)

高木さん…頬を赤らめて…
笛に口を近づけ…

「♪♬.*゚♫」100%片想いOP

ついに吹いちゃった
ていうか上手いな
…感心してる場合じゃない
証拠写真撮らないと…
……ちょっとかわいそうか…
撮ったって事にしとこう

「吹くだけじゃつまらないし…そうだ、吸ってみよう!」

「だ、ダメだって高木さん!汚いから!」
0100以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:36:03.751ID:B4CTNr8M0
>>98そういうのも絶対ありません
高木さんが悲しむような展開は絶対しません
0101以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:40:08.074ID:B4CTNr8M0
ふと見ると高木さんが俺のすぐ近くまで来ていた。
「西片の笛汚くなんかないよ」

「た、高木さん、なんで俺がここにいるの分かって」
「バレバレだよ~同じ方法でからかい返そうなんて~」
「いつから?」
「最初から。じゃなかったら教室で独り言ずっと言ったりしないよ~」

高木さんめー
だが俺には切り札がある

「甘いね高木さん!高木さんが俺の笛で100%片想いのOPを演奏したのを撮って待受にした!どうだ、恥ずかしいだろう!」

「私を待受にしてくれたの!?嬉しいや。おそろいだね!見せて❤」
「…いや、その…かわいそうだと思って撮ってない」

「あはははは。西片らしいというか。気にしないのに」
「あ、あと、私が吹いてたの、自分の縦笛だよ?」

「えー!いつすり替えたの?」

「西片の縦笛の匂いを嗅いだあと。さすがに西片に言わずに勝手に西片の縦笛吹くのは悪いかなーって」

「嗅ぐのも悪いよ!」

「あはははは。」

「西片の縦笛吹いていいっていうなら吹きたいけどね。」
「…そういう変態プレイみたいなのはちょっと…」
「言うほどかな~好きな人の縦笛吹いてみたい、とかよく聞くし、西片だって私の縦笛見てドキドキしてたし」
「あれは…///」
「……」
「…ちょっとだけなら」

「…西片も私の笛…」
0102以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:42:07.880ID:B4CTNr8M0
「俺も高木さんの笛吹くの?」
「だめ?」

「…わかったよ…///」
た、高木さんの笛…
なんかドキドキして、変な気分に…
いや、キスとかだってしたんだ!
何を今更!!!

ガラガラ
「おはよー!あれ?高木ちゃんと西片君、縦笛の練習してるの?」

「う、うんまあ…」

「ほっといてあげなさいよ!せっかくいい雰囲気なんだから」

~~

「また今度にしよっか…」
「そうだね」

「そういえば西片、来週土曜日は晴れるって」
「7月に入っちゃうから見つからないかもしれないけど、蛍探しに行こうよ」
「うん!今年は絶対見つけよう」
「楽しみだね」

16話完
0103以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 14:58:17.591ID:B4CTNr8M0
第17話 蛍

「それじゃあ西片、いこっか」
「うん」

今日は高木さんと蛍を見に棚田の近くにある蛍の郷という所に行く
来週は虫送りだから既に見るにはちょっと遅いかもだけど…

バスに揺られて最寄りのバス停に到着。そこから河原まで歩く。
「おにぎり持ってきたから見ながら食べよう」

高木さんがおにぎり作ってくれたようだ
河原は石がゴツゴツしてる
「石危ないから気をつけて」
「あっ」
「危ない!高木さん!」

咄嗟に高木さんを庇ったらコケてしまった
「大丈夫!?西片!」
「ちょっと擦りむいただけだから大丈夫」
「ごめんね。西片、私を庇ったせいで」

「平気だよこんなの。川で洗ってくる」
「待って、西片。川の水はあんま綺麗じゃなかったりするし…特にここは上流にダムがあるし」
「でも消毒とかもってきてないや…どうしよ…そうだ」
高木さんはおもむろに俺の膝に顔を近づけると
ぺろっ…ぺろっ…

「な、なにやってるの高木さん!」

「何って、昔から傷は舐めると治りが良くなるっていうでしょ?」
「いや、まあ聞いたことあるけど!傷口なんて汚いからやめた方が」
「西片に汚いものなんてないよ?」
「それに迷信じゃ…」
「あながち迷信じゃないらしいよ?唾液中にはラクトフェリンとかリゾチームって抗菌物質が」
0104以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:01:11.663ID:B4CTNr8M0
「入ってて、殺菌になるんだって」ぺろぺろ

「でももう十分だから…///くすぐったいし恥ずかしい…///」
ドキドキする
心臓に悪い…
「やっぱ恥ずかしいからやめて欲しいってのが本音だったんだね」

日も暮れてきたけど、蛍は現れない
虫除けしてきたけど蚊に刺される

「西片、蚊に刺されてる」
「そこも舐めてあげよっか?」

「大丈夫だから!虫除け口に入っちゃうだろ!」
「あはははは。」

「蛍現れないねー…」
「うん…」

「本当は見ながら食べたかったけど、お弁当食べよっか…」

暗くなってきた中、2人で河原でおにぎりを食べる。

「鮭と焼き明太子と梅干しと、あとハバネロ…」
「そんなの入れないでよ!」
「…は入れてなかった、昆布だったや」
高木さんめ~!

「全部わけっこしようよ」
「2個ずつ作らなかったの?」
「ひとつのおにぎりを2人で分けるのがいいんだよ」
「そういうものかな…?」
「そういうもの」

かなり暗くなってきた中、虫やかえるの歌を聴きながらおにぎりを分け合って食べる

「それにしてもおにぎり美味しい」
「これ、この棚田で取れたお米なんだよ」
「へー、でもお米もだけど高木さんの握り方が固すぎず柔らかすぎずで絶妙に口の中でほどけて最高に旨い」
「…///ありがと///」
0105以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:03:44.772ID:B4CTNr8M0
「あ、西片、ご飯粒口についてるや」
ぺろっ

「た、高木さん!?」

高木さんの舌が、俺の唇に…
心臓が壊れそうなくらいドキドキしてる
「…ご飯粒付いてたから///」
「…私もドキドキしてるよ///」

「…手、つなごっか」
「…うん///」

しばらく待ってみたが
蛍は現れなかった

「…帰ろっか…」
高木さん…泣きそうな声だ…

その年最初の蛍を一緒に見た人が自分の好きな人だったら、一生その人と一緒にいられるという噂
高木さんも…もちろん…俺も、蛍が見れなくても一生一緒にいると決心してるけど
それでも、去年は見れなかったし
気にしてるんだろう…

だから…

「……もうちょっと探してみようよ……いや、絶対見つける…!」

バスの時間間に合わなくなろうが、もう!関係ない!見つかるまで探してやる!
そう決心した瞬間だった

ふわ~っと光る淡い光
「高木さん!」
「西片!」
「「蛍だ!」」

高木さんが抱きついてきた

「やった!やったよ!西片!蛍見れたよ!」
「よかったね!高木さん!」
「よかった…西片と…一緒に見れて…これで…」
苦しいくらいにぎゅーって抱きしめられた
「ほら、高木さん。蛍見ようよ」

1匹だけだが念願の2人で一緒に蛍が見れた。
しばらく2人でその淡い光を眺めていた
0106以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:05:41.431ID:B4CTNr8M0
~帰り道~
「西片…絶対…ずっと一緒にいようね…」
「…うん。」

そんなこんなでバス停につく
誰もいないバス停

「西片っ…///」
高木さんが目をつぶってる。ちょっと口を開けて。
キスされるのを待ってる顔
…ん?口を開け…?えっ…!?

これはつまり…俺に大人のキスをしろと…

いやでも…急にそんな…
高木さんはいいのか…?

いや、今日の俺なら!せっかく蛍一緒に見たんだから…やってやる!
ドキドキ
と、その時、
バスが来てしまった。

「残念。バス来ちゃったね…また今度だね…」
「バス乗ろっか」
「うん。」


その後、バスをおりて
高木さんを家まで送り

自分も家に帰った。

蛍見れてほんと良かった。
見れなくても、ずっと一生高木さんと一緒に…幸せに生きていくのは変わらない
でも、見れてよかった。一生結ばれるって話がある訳だし、それが叶い、何より高木さんが喜んでたから、本当良かった。
そんな事を思いながら眠りについた
17話完
0107以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:08:27.775ID:B4CTNr8M0
第18話 誕生日
6月か7月の某日

今日は高木さんとの会話が少ない…
そっけないというか…

「じゃあ、西片、私今日どうしても外せない用事があるから先帰るね」

おかしい…
なんでだ?怒らせるようなことしたのか?今日俺誕生日なのに…

ため息をつきながら玄関を開けようとした時

パーン
大きな音が鳴り響く
びっくりして転びそうになった所を高木さんに支えられる
色とりどりに光るテープが宙を舞う

お誕生日おめでとう。今日から16歳だね。西片。

ようやく理解できた。クラッカー🎉ってやつだ

もしかして、今日そっけなかったり外せない用事があるって…

西片の誕生日を祝うのが絶対外せない用事だよ。
そっけないふりするの大変だったよ

聞くと、誕生日ケーキを作ってきてくれてそれを自宅に取りに行き、さらに玄関横の茂みに隠れ俺が来るのを待たないといけないので
大急ぎで帰ったとのこと。
高木さんめ
でもうれしい

ありがとう

どういたしまして

さてケーキ冷やしとかないと
後で一緒に食べよ❤

じゃあ私料理作っちゃうね

高木さん。制服にエプロンをつける
一旦ケーキ取りに帰ったとはいえ着替える間すら惜しんでサプライズしてくれたんだな

としみじみ見ていると

西片は制服にエプロンがそそるのかな?

そ、そうじゃないから!

いいんだよ?制服エプロンなんて高校までしか見れないんだから。なんなら西片の好きな事しちゃっても

そ、そんなつもりないから!大体料理中に危ないだろ!

わかった!料理中じゃなかったらいいんだね

そうじゃなくて!

高木さんめ
誕生日でもからかいは健在か
0108以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/08/14(月) 15:10:39.318ID:B4CTNr8M0
まあ、西片が着て欲しいっていうなら高校卒業してもいつでも着てあげるから。一生見れるね。制服エプロン

なんで制服エプロン好きの烙印を押されているのか…

西片、焼き方ってどんな感じがいい?

焼き方?

今日は1年で1番おめでたい日だからね
ステーキだよ。お肉も持ってきたんだ

しかもただの肉じゃございません
小豆島オリーブ牛だよ
餌にオリーブの絞りカスを与えて育てたんだって

俺のためにそこまで…ありがたいしうれしい…しかし焼き方か…どうしよう…うちで極たまに食べる時はウェルダンばかりだからなあ…ここは…

じゃあレアで

西片は生でするのが好き、と

そんなこと一言も言ってないだろ!!!

あはははは、焼く前のお肉くらい顔赤いよ

そうだ、私はよく焼いてみるから
ちょっとだけ替えっこして食べ比べてみようよ!

手際よく肉を焼く高木さん
同時にサラダも作る
お肉が焼けたところで

あともう一品
と、お肉から出た油でニンニクを炒め
0109以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/08/14(月) 15:12:01.587ID:B4CTNr8M0
そこに炊いたご飯を投入
ガーリックライスだ

お待たせ
高木さんが料理を持ってきた

サラダにステーキ、ガーリックライス
焼き方は俺のがレアで高木さんがウェルダン

いただきまーす
あ、西片、ちょっとまって

今日は西片誕生日なんだから、私が食べさせてあげるよ

いや、いいよ

いいからいいから

あーん

は、恥ずかしい

もぐもぐ
美味しい!レアステーキ初めて食べたけどさっぱりしてるんだね。お肉がいいのか脂もしつこくなくて

私のも食べてみてよ
はい、あーん

よく焼いたのも美味しい。旨みが凄くて。ありがとう。高木さん。美味しいよ!

どういたしまして

私も食べさせて欲しいな。あーん。

え、俺もそれするの!?

うん

恥ずかしいけど、高木さんがここまでしてくれたんだから、俺もそれに答えないと

高木さんの口にお肉をいれる
美味しい!西片が食べさせてくれるとやっぱ一段と美味しいなあ。

そこは美味しさと関係ないだろ!

あははは
0110以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/08/14(月) 15:13:31.178ID:B4CTNr8M0
でも、関係あるよ。こうやって西片と2人で食べるから美味しいんだよ

ガーリックライスも美味しい。肉の脂を吸ってて

あ、にんにく食べちゃったけど気にしないでキスしていいからね。

なっ…別にそんなつもり…

ちゅっ…

た、高木さん?

私からしちゃった///
…好きっ…大好きっ…❤

西片っ…❤

…///そ、そうだ、ケーキあるんだよね?
高木さん。食べようよ

そうだね
頑張って作っ…

途端に表情が曇る高木さん。

ごめん。西片…
自転車で運んでたから、動いちゃったのか、潰れちゃってる…
西片の誕生日だったのに…ケーキ潰れちゃって…ごめんなさい…

ちゃんとしたの買ってくるから…

…高木さん!俺はその高木さんの作ってくれたケーキが食べたい!潰れちゃっても味は変わんないだろ!美味しいに決まってる
だから高木さんの作ったケーキ、食べさせて欲しい。

…ありがと…西片
そっか、そんなに手作りケーキ私にあーんして欲しかったのか
0111以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:15:28.483ID:B4CTNr8M0
元気が出るととたんにからかってくる高木さん

でも、高木さんが元気になるなら恥ずかしいけど食べさせてもらうのもいいかも

はい、西片、あーん

高木さんの作ったケーキは最高に美味しかった

ふー、お腹いっぱい
食べたねー
ありがとう。高木さん。最高のプレゼントだったよ

プレゼントはまだあるよ?西片
まずこれ、ランニングシューズ
西片走るの好きみたいだから

ありがとう!でもよくサイズとか分かったね!サイズピッタリ!

最近ずっと西片の足観察してたからね~

それで分かっちゃうとか高木さんエスパーなの?

あははは、西片にだけはエスパーかもね

あと、まだあるよ…///

高木さん…?

プレゼントはわ・た・し…///
耳もとで囁く高木さん

なっ…ちょっと…誕生日だからって軽々しくそういう事…

軽々しくじゃないよ?だって私は…一生西片と一緒に幸せになるって決めてるから…

高木さん…

西片っ…❤
ぎゅっと高木さんを抱きしめる
0112以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/08/14(月) 15:17:26.956ID:B4CTNr8M0
心臓の音がやばい
自分のも高木さんのも…
ど、どうするんだ…高木さんの気持ちを受け止めるべきなのか…でも…

西片っ❤

決心をする時なのか…

その時
ガチャッ

多分親が帰ってきて玄関が開く音だろう

…ドキドキしたね…❤

ドキドキなんてもんじゃない…あのままいってたら

どうなっちゃってたのだろうか…

すみません、勝手ながらお邪魔してます
いまからお二人のステーキも焼きますね

高木さんがまた手際よく料理をつくる
俺と俺の両親と高木さんで団欒
もう完全にうちの家族の一員かというくらい溶け込んでるというか

帰り、高木さんを家に送ることになった

梅雨の時期?だが綺麗な星が広がる

西片、今日ずっと言いたかった事があるんだ

なに?

西片、生まれてきてくれてありがとうね

そ、そんな大袈裟だよ…

大袈裟じゃないよ?誕生日っていうのは生まれた事、生まれてきてくれたことに感謝する日なんだよ
西片がいるおかげで私は幸せだよ

私が西片の誕生日を毎年祝って

西片が私の誕生日を毎年祝ってくれて

で、そのうち…2人で誕生日を祝う子が出来たら…嬉しいな

それって…
…そうだね
そんな幸せな未来になるようにしていきたい…いや、していこう。高木さん。

うん!

手を繋ぎながら高木さんを家まで送った
0113以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
垢版 |
2023/08/14(月) 15:18:58.287ID:B4CTNr8M0
(10年ほど後)

おとーさん。そのくつボロボロ
いつもはいてるよね。
どーして?

ははは、ちー、ボロボロかどうかなんてことは重要じゃないんだよ。
これはお母さんからもらった大事なプレゼントだからね。だから穴があいても直してはくんだよ

そーなんだ!おかーさんもこのあいだ
かみでつくったはこをだいじそうにながめておんなじこといってたよ。おとーさんがつくってくれたびっくりばこなんだって。

おとーさんとおかーさん、おんなじだね。

そうだね。おんなじだ。

お父さん、ちー!ケーキ焼けたよ!

わーケーキだ!おかーさんが焼いたの?
そうだよ。

今日はちーの誕生日だからね
美味しいケーキ作ったよ

プレゼントもあるぞ。

うれしい!ありがとう。

ありがとうって言いたいのはお父さんとお母さんだよ。ちー

なんで?

生まれてきてくれたからね。

お誕生日おめでとう。ちー
生まれてきてくれてありがとう。



18話完
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2023/08/14(月) 15:20:36.068ID:B4CTNr8M0
19話
虫送り

7月上旬の土曜
小豆島では毎年開かれてる行事、虫送りがある

去年に引き続き、高木さんと俺は、参加する。
去年の夏とはちょっと違う、去年も両思いではあったが、今年はお互いに好きだという事を言葉にして、結ばれた
上でこの行事に参加する。恐らく毎年恒例になるだろう行事。

西片~!
高木さんが呼ぶ声

まず今日は虫送りのバス停の近くの食堂で昼食を食べる。
ここは相当な人気店で山奥なのだが予約が必要

それにしても予約してお店をとるなんて完全に大人のデートだね❤

高木さん、俺を甘くみてもらっては困るね。もうデートなんて言葉には恥ずかしがらないよ?なにしろ付き合っているんだからね。
(逆に恥ずかしがらせてやる)

うん、だけど今までとは違うよ?お店を予約するなんて大人のデート。という事は、虫送り終わった後も大人の❤デートなのかな~
高木さんが誘惑するような感じで舌をちょっとペロっと出す

そ、そういうんじゃないから///そういうつもりじゃないから!!!
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2023/08/14(月) 15:21:31.223ID:B4CTNr8M0
あはははは、西片、デートって言葉に恥ずかしがらなくなっても、相変わらずこういうのには弱いねー

た、高木さんめ!

私は西片と一緒ならどんなデートでも楽しいよ?西片の部屋でお昼寝しちゃうデートとかもすごく楽しいし

それデートって言うの?

言うと思うな~

あ、西片、料理来たよ

カワハギの唐揚げだって。食べたことないや

肝が入ってるんだけどこれがまた美味しいんだよね

ほんとだ!美味しい。

そんなこんなで、高木さんと楽しく食事をした。

高木さんは自分の分出そうとしてたが、ここはクールに、大人っぽく予約したのは俺さ!俺が出すよ。
とカッコつけた

そしてその上さらに支払いでPayPayを使った日には
「すごい!西片かっこいい!もうからかわない!」
ってなるだろう!!見ろ!高木さん!俺の勇姿を
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2023/08/14(月) 15:22:29.716ID:B4CTNr8M0
すみません。現金のみになります

げ、現金のみだと!?PayPayにチャージしちゃってて現金あんま無いぞ。自分の分しか

あははは、西片らしい。それなら私もちゃんと出すから。ね。
それにしてもカッコつけてる西片はかわいいなー

そんなやり取りの後、虫送りの場所に
しかし心配なのは

雨降りそうだね…

うん…

虫送りの前にお焚き上げみたいな行事がある
木札に願いを書いて、燃やすと成就するらしい

さて、なんて書こう
高木さんに勝てますように…
違うな。それは自力で高木さんに勝たなきゃダメなやつだ
からかわれませんように…
違う。からかわれなければ、からかいかえせない
もっとこう……
うん、そうだよな…素直になろう…
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2023/08/14(月) 15:24:12.582ID:B4CTNr8M0
は、恥ずかしいから早く火に投…

なんて書いたの?西片?
た、高木さん?!

私も書いたから当てっこしようよ。文章長い方が勝ち
私も見せるからさ

(恥ずかしいが、もう昔の俺とは違うんだ)
…はい///

…///嬉しい。ほとんど同じこと書いてるや。

でも私の勝ち
西片と一生一緒に仲良くいられますように

ら抜き言葉使わなきゃ引き分けだったのにねw

その後お焚き上げをして
虫送りなのだが

西片、雨、降ってきたね。この雨じゃ蛍も厳しいかな。

虫送り自体はやるみたいだけど、どうする?

1年に1度なんだしやろうよ

虫送りが始まる
急斜面、濡れててめちゃくちゃ滑る

高木さん、俺にしっかり掴まってて、ゆっくり、ゆっくり、高木さんが転びそうになったら、支えるから!!!

ありがとう。西片。でも西片が転びそうになったら私が支えるから。

高木さんを抱き抱えるようにして慎重に慎重に…色んな意味で去年とは違う…高木さんが転ばないように…慎重に

なんとか虫送りを終えた。
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2023/08/14(月) 15:26:06.995ID:B4CTNr8M0
~バス停~

ハラハラしたね…ドキドキもしたよ…///

雨ですごい滑ったからね…

それもあるけど…西片が後ろから支えてくれて…ドキドキしたよ…凄くカッコよかったよ。西片。

…///

お店のカッコつけ西片はかわいかったけどねw

(高木さんめ)

かわいい西片もカッコいい西片も、かっこ悪い西片も、全部大好きだよ…西片❤

去年の虫送りの時はさ…西片とずっとずっと一緒にいたいけど、もしそれがかなわなかったらどうしよう…って不安もあってさ…
でも今はね、そんな不安ないよ…幸せにするって言ってくれたからね…

高木さん…

ギュッっと高木さんの手を握る

西片、去年はバスが来ちゃって、ここで手繋げなかったね…でも今はこうして繋いでいられる
キスだって…できるよ…

ちょうどバスが来る光が…

高木さん、バス

ちゅっ❤
高木さんの唇が俺の唇に触れる
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2023/08/14(月) 15:27:04.946ID:xi9bs/Tf0
公式で元高木やってるだろ
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2023/08/14(月) 15:27:18.185ID:B4CTNr8M0
バス来る前にキス出来たから私の勝ち///❤

え、これ勝負だったの?

そうだよ…罰ゲームどうしようかな?今から大人の❤デートしてもらおうかな

しないから!!夜遅いし!!バス来てるし!!

運転手「乗るなら早く乗って~」

「「すみません今乗ります!」」

こうして高木さんを家まで送って高1の夏の虫送りを終えた

19話完
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2023/08/14(月) 15:28:31.616ID:qzv28IdF0
からかい上手の高木さんGT
0122以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:33:14.296ID:B4CTNr8M0
>>119元高木さんも、もちろん大好きだよ
でも俺は中学時代の高木さんも見ていたいし西片と付き合って高校、大学って幸せに過ごす高木さんも見たい。2人で旅行したり、キスとか高木さんが初めてを西片にあげるとこも見たい
結婚する前の話もいっぱいいっぱい見たいんだよね。元高木さんの方ではちーちゃんが生まれた時の話も結婚式も見たいし、ちーちゃんが大きくなった時の話もいっぱいみたい
ちーちゃんがアイツくんと結婚し高木さんと西片に孫ができる話もみたいし老後も見たい。生まれ変わって、まためぐり逢う西片と高木さんも見たい

高木さんの人生全てが見たいんだよ
0123以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:34:58.305ID:B4CTNr8M0
>>121続編ほんと見たい
0124以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:35:50.596ID:F9tmY+e5a
なにこここわい
0125以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:37:24.548ID:X51ksZou0
元高木じゃ駄目なの
0126以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:37:55.120ID:1EF66yv3r
結婚後のやつでいいじゃん
0127以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:39:30.696ID:B4CTNr8M0
とりあえず今できてるのはここまで

こっからは完全新作でかなり時間かかるけどここで何話か作ってしまおうかな

保守がてら感想とかダメ出しとかあると助かる
特に山本崇一朗先生が高校編書いた場合に近づけたいので
ここは原作者がやる展開とは違うだろとか、この辺は原作っぽくて良い
みたいなの歓迎
0128以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:40:36.480ID:iHy16exdd
うんち
0129以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:41:54.286ID:B4CTNr8M0
>>125元高木さんは大好きだよ?
ただ、今の中3の高木さんが元高木さんになるまで
ここも見たいのよ
高木さんの全てを見たい

それに高木さんが終わるってことは元高木さんも終わるかもしれないからね…そうしたらこうやってどんどん高木さんの幸せな姿を想像してかないと、心が壊れてしまうだろ?
0130以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:42:34.990ID:B4CTNr8M0
>>128どこがどううんちなのか詳しく
0131以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:43:14.546ID:0wMPsyQiM
既に心が壊れてる気がする…
0132以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:45:31.518ID:B4CTNr8M0
>>131崩れそうな状態で、なんとか持ちこたえてる感じだよ

生きてきて、一番愛してる人の、新しい一面がもう2ヶ月もすれば見れなくなってしまうんだ
0133以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:49:00.054ID:B4CTNr8M0
あの、高木さんが終わるという発表以来
あまりご飯も食べれてないのだが
これでは良くないので胃に詰め込んでくる

その後続き書くと思うんで(新作だから時間かかるよ)感想がてら保守たのむね
0134以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:54:08.268ID:bzxI4rU9a
そろそろレイプかな
0135以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 15:57:30.720ID:B4CTNr8M0
>>134絶対そんなのやりません
0136以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします
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2023/08/14(月) 16:07:37.467ID:bzxI4rU9a
西片は大学で新歓ナニをするが
仕返しに高木さんがナニされる
その後在学中にデキ婚へ
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2023/08/14(月) 16:15:26.371ID:f5+Kx7cj0
これは公式設定なんだが
高木さんは体育教師に孕まされて
体育教師と結婚して娘育ててるよ
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2023/08/14(月) 16:17:13.018ID:B4CTNr8M0
第20話
Over Drive

終業式の日

「西片っ❤一緒に帰ろうよ」

「ごめん。高木さん。今日は大事な用事があって…」

「…そっか……じゃあ明日どっか行こうよ」

「申し訳ないけど…数日外せない用事があって会えないんだ。バイトも数日入れてない…」

「……そっか。」

(高木さんが泣きそうな顔してる…心が痛い…でもこれは内緒にしないと…高木さんを驚かすために!)

そう、俺はある試験を受ける
その名も
【小型二輪免許】

元々バイクに興味はなかったが。
こないだテレビでツーリングの番組をやっていてね

「高木さんと一緒にツーリングできたら…いいな。って何独り言言ってるんだ俺は!」

でも調べると
こないだ16歳になったのでもう免許は取れる
16だと大型以外は取れるのか…一番安くて早く取れるのは原付1種…でも…

「二人乗りできないんじゃ意味ないよな…」

というわけで受験料も高く取得に必要な時間も多くかかるが、小型二種免許を取る事にした
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2023/08/14(月) 16:18:48.241ID:B4CTNr8M0
>>136そんなのありえねえよアホ

>>137そもそも西片が体育教師になるからな
西片に孕まされて西片の娘を西片と一緒に幸せに育てるんだよ
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2023/08/14(月) 16:33:47.515ID:B4CTNr8M0
猛勉強し、学科、技能講習を経て、いざ試験
そして、合格。晴れて小型バイクの免許持ち
そして念願の小型バイクを買う

今回試験講習代とバイク、中古だけど…バイト代だけでは足りなかったので親に何度も頭を下げ、お金を借りた。

いや、バイクにはあまり興味は無いのだけれど…
高木さんとバイクで二人乗り…
それに俺がバイクを買ったとなれば

「西片、カッコよすぎる!こんなに西片かっこいいなんて!もうからかう方法が思いつかない!」

ってなるはず!さあバイク乗りになったカッコよすぎる俺を見ろ高木さん!!!

さて、終業式から5日以上は経ってしまった。

…そういえば…こんなに高木さんに会ってないのなんて何年ぶりなんだろう…中三の頃にはもう休みも毎日会うのが当たり前の様になってたしな…

高木さん…心配してるかな…
高木さんを喜ばせるためとはいえ…
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2023/08/14(月) 16:35:22.763ID:Gaz7RS+Bp
これバイク免許とってる間に高木さんはヤリチン先輩に種付けされてるんだよね...
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2023/08/14(月) 16:38:38.555ID:B4CTNr8M0
>>141だから絶対そんな展開にはしないから
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2023/08/14(月) 16:40:37.783ID:iSXug4dPr
お前がするしないに関わらず
他の人の頭の中では寝取られてるんだよ
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2023/08/14(月) 16:43:21.829ID:B4CTNr8M0
高木さんの家の前でバイクを止める
高木さんに電話をする。


西片…寂しいよ…
西片と数日会えないだけでこんなに辛いなんて…
西片っ……グスッ
西片っ……会いたいよ…

電話…西片だ!

「西片!」
「わっびっくりした、高木さん……フフフッ今君の家の前にいるよ?窓を開けてご覧」
どうだい、このキザなセリフ…ちょっと恥ずかしかったけど…俺だって日々成長している!

高木さんが窓を開ける

「よっ!」
これは決まった!惚れ惚れするだろう高木さん!

「あはははははは。西片なにそのセリフw」
「久しぶりに会ったと思ったら思いっきりカッコつけた西片がいるから、おかしくて、あはははははは笑いすぎてお腹痛いよw」

「カッコつけた時の西片は大体かっこ悪いからね」
(高木さんめ!)

「でも、そんなかっこ悪い西片も私は大好きなんだけど❤」
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2023/08/14(月) 16:43:51.815ID:B4CTNr8M0
>>143寝取られてなんかいません
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2023/08/14(月) 16:55:27.087ID:B4CTNr8M0
「会えないし…理由も教えてくれなかったから寂しかったけど…でも多分西片の事だし、私を驚かせようとしてるんだろうなとは思ってたよ?」

「ごめん…バイクの免許取ってて」

「そっか、そんなに私とツーリングしたかったのかー」

「…うん///」

「でもすごい寂しかったなー。西片はこれから私をバイクでどっか連れてってくれるんだよね?まだこんな早朝だし」

「…ちょっとその辺をぷらぷらとしようかなと」

「じゃあさ、私が行先決めていい?」

「……いいけど」

「じゃあね……日本海!日本海見てみたい!」

「えーーーー!」

「それからね、出雲大社!」

「ちょ、ちょっ高木さん、遠すぎだって!ここ小豆島ですよ?瀬戸内海ですよ?」

「せっかくなんだから、西片とどこまでも遠くに行きたいなって」

「私着替えてくるから。よろしくね!」

とんでもない事になってしまった…
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2023/08/14(月) 17:15:01.794ID:B4CTNr8M0
高木さんが、寝まきから動きやすい服装に着替えてきた。

「土庄港の朝便、もう出ちゃうから、急ごう」

「そもそも俺今回のバイクに使ってお金ないし、フェリー代もガソリン代もないんだけど…」

「全部私が出すから~!バイト代結構溜まってるからね!有り金全部もってきてやったぜ、フフフッ」
(西片を旅行につれてく計画しててそれでコツコツ貯めてたやつだけど、もうちょい先に伸ばそう)

(高木さん、西部のダンディみたいな口調でノリノリだな)

~フェリーの中~

「ごめん。高木さんフェリー代まで」

「いいっていいって、西片のバイクで、西片とツーリングなんて夢が一つかなったみたいだよ」

「…///そんな大袈裟な…」

「大袈裟じゃないよ?私の高校生活で西片とやりたいことリスト100にも入ってるよ」

「100って多すぎでしょ!というかそんなの作ってるの!?」

「ちなみに。西片、その100のやりたい事リストの中にはね」
高木さんが耳元で囁く
「西片に初めてをあげるってのも…入ってるんだよ❤」

「た、高木さん!///」

「顔真っ赤だよ西片。ほんとこういうの弱いよねw。でもほんとだよ?」

フェリーが岡山港に着く
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2023/08/14(月) 17:32:13.384ID:B4CTNr8M0
「さ、西片。行こっか」

新岡山港朝8時20分

スマホホルダーにスマホを設置しナビを起動
音声で画面を見なくても道がわかる
高木さんにヘルメットをかぶせ、自分もかぶる

「高木さん、暑いけど、しっかり後ろにつかまっててね」

「うん」

高木さんの柔らかい感触が背中に伝わるが、今はそんなことを気にしてる場合じゃない。集中して、高木さんに絶対に怪我がないように、運転する。

(西片、流石だな…普段なら、密着したらうろたえる所なのに…今はからかっちゃ、ダメだよね)

「西片?」
「どうして、西片はこんな朝早く会いに来てくれたの?」

「高木さんに会いたかったから」

「そっか…///」

より、ギュッと力を込め背中に抱きつく高木さんを感じながら
安全に…ゆっくり岡山の街を北上していく

20話
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2023/08/14(月) 18:27:48.054ID:B4CTNr8M0
第21話 日本海

岡山の山奥を走っていく
内陸部は小豆島より田舎な感じなんだな…

「全然車いないね、西片」
「山と森の景色、綺麗…楽しいなあ」

「退屈じゃない?」

「全然!西片と一緒だし楽しすぎだよ」

途中休憩などを入れつつ
でもこの暑さ、なかなか過酷だ…
そもそも日本海まで行って今日戻ってこれるのか?

小型バイクは高速使えないわけだし…

休憩中、ちょっと調べる
「新岡山港のフェリーは最終早いけど、高松からのフェリーは20時20分まであるらしいよ」

「だったらギリギリ間に合うかな。日本海も出雲大社もちょっとしか、というかどちらかしか見れないかもだけど…」

「引き返す?」

といっても山奥だ…
せっかくだし高木さんの行きたいところに連れてってあげたい
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2023/08/14(月) 18:53:15.967ID:B4CTNr8M0
「鳥取県入ったみたいだね西片」
「これで西片とのデート3県目だね」

「島根県入ったよ西片!4県目だね」
「私達の事知ってる人なんか絶対いないよ?」

「倉敷の、で、デートの時もそうだったよ」

「なんかそういうの、いいよね❤」

やがてちっちゃい町に入っていく

「中学校ってどこも変わらない感じなんだね。私たちのとこと似てる。垂れ幕が」
「湯町中 麻雀部 1年 白築慕さん、インターミドル個人戦全国大会優勝おめでとう。だってすごいね!」

「俺たちの中学とは全然違うじゃん」

「違ったね。サナエちゃんだってやっと陸上香川大会出れた感じだしね」

「懐かしいなー陸上部。ほんのちょっとだけ入ってた」

「私の事が好きすぎて結局陸上は辞めたんだっけ西片w」

「個人的に走るのは続けてるから!運転中なんだからからかうのやめてよ!」

「あははは」

「あれがしじみが有名な宍道湖だね」

「そろそろつくよ!高木さん!海からでいいかな」
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2023/08/14(月) 19:00:33.546ID:BLi0ju+2M
地味にシノハユ要素とゆゆゆ要素ぶっ込まれてるのな
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2023/08/14(月) 19:47:35.683ID:B4CTNr8M0
時間 13時50分

「到着~!」

「すごい!西片!波が高い!海も青いよ!」

「確かに。瀬戸内海は波ないし深緑みたいな感じだよね」

「風が強い~!」

「大声出さないと聞こえないね。高木さん。」

「西片!大好き~!!」

「大声で恥ずかしいから!」

「知ってる人なんかいないんだからさ!というか西片以外近くに誰もいないし!」

「西片も大声で!」

「そろそろ行かないと!時間だから!っ///」

~バイクに乗る~

「今日2つ目の西片とやりたいことリスト100埋まったよ!西片と日本海を見る!」
「これは西片と一緒に見るシリーズの1つだね!」

「シリーズなんてあるの?」

「あるよ!」

「他はどんなの?」

「教えてあげないよっ」ジャン
今日高木さんほんとテンション高いな…こんなテンション高い高木さん初めてかも

「西片と2人だけでまた遠くに来たかったんだ」

「そういえば中2のクリスマスも、高木さんが倉敷とかどうかな!っていって倉敷にしたんだよね」

「だって高松だとクラスの人とかも居たりすることあるし」
「絶対西片と2人っきりになりたかったからね…それに…」

「それに…」

「フェリー乗り遅れたら、西片とお泊まりもあるかなって思って」

「そんなこと考えてたの!?だからフェリー間に合わなさそうで走った時、走らなくても大丈夫だよ~とか言ってたわけ?」

「そ!」

そんなこんなで出雲大社の最寄りの駐車場にバイクを止め

「到着!」

21話 完
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