山口県宇部市は、市主催のガーデニング講座で、麻薬「アヘン」の原料となるケシの苗を誤って受講者に配布していたと明らかにした。

健康被害などは確認されていないという。

 市公園緑地課によると、今年3月に市の主催で開かれた「セラピーガーデンインストラクター」の養成講座で、運営スタッフが「アツミゲシ」の苗を受講者22人に配った。

 スタッフが知人から譲り受けて栽培したもので、見た目が似ている「アイスランドポピー」と誤認していた。アツミゲシの栽培は、あへん法で禁止されている。

5月の開花後に気づいた受講者が市に連絡して発覚した。市は受け取った人に謝罪した上で廃棄するよう求めた。ときわ公園にも植えられていたが、すでに処分したという。

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